最近(2023年5月31日ごろ)のニュースです。
1)2007年から2008年の間にWBAクルーザー級王座を保持していたフィラト アルスラン(独)。その後、4度の世界王座への返り咲きの機会を得ましたが、残念ながら世界戦での勝ち名乗りを挙げることには失敗し続けてきました。しかしそれでも定期的に試合をこなし、先週末27日には自身66戦目のリングに登場しています。
31歳のイブラヒム イルディリム(Yildirim/独)を迎えた大ベテランは、左フックで若き(?)ライバルを僅か70秒で仕留めることに成功。その長いキャリアに白星を加えています。10月には次戦を予定している52歳。現在もWBAの世界ランキング5位にその名前を覗かせています。
2)アルスランの戦績をBoxRecで見ながら気づいたのですが、ドイツの南部に位置するゲッピンゲン(Goeppingen)という街には、彼の名前を冠するスポーツアリーナがあるようです。凄いですよね。
3)来月17日、リアム パロ(豪)との防衛戦を予定していたWBCスーパーライト級王者レジス プログレイス(米)。挑戦者がダニエリート ゾリラ(プエルトリコ)に変更となっています。
4)WBCスーパーライト級戦と同じ興行に、OPBF(東洋太平洋)ヘビー級王者ジャスティン フニ(豪)も登場。クルーザー級で世界挑戦の経験を持つアンドリュー タビチ(米)を相手に、米国でのデビュー戦を行います。
5)6月10日には、日本ヘビー級王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)がエディオンアリーナ大阪のリングに登場。ルイス ホセ マリン ガルシア(ベネズエラ)という何とも長い名前の選手と対戦します。
6)その興行には、一戦ごとに評価を高めている力石 政法(緑)が、世界王座への挑戦経験を持つリカルド ヌニョス(パナマ)と無冠戦10回戦で対戦します。