DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ブリエディスが優勝(IBFクルーザー級)

2020年09月30日 14時01分42秒 | 世界ボクシング

先週末26日、ドイツで行われた試合結果です。
IBFクルーザー級戦:
挑戦者マイリス ブリエディス(ラトビア)判定2対0(117-111x2114-114)王者ユニエル ドルティコス(キューバ)

*2年前に始まった第2回クルーザー級トーナメント。コロナウィルスの影響もあり、今回の決勝戦実現まで予想外の日数がかかってしまいました。

決勝戦に出場したのは、前回のトーナメントの準決勝で敗退したブリエディスとドルティコスの悔し涙を流した者同士。強打者同士の一戦となったこの戦い。接戦が演じられましたが、最後はスタミナで勝るラトビア人が抜け出す形に。ブリエディスが優勝を果たすと共に、自身3つ目のベルトを獲得しています。

2年越しで同級の頂点が決定したクルーザー級。2020年9月20日現在の同級王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/0)
WBA(暫定):リャド ぺルウィー(コートジボアール/ベルギー/0)
WBC:イルンガ マカブ(コンゴ/0)
IBF:マイリス ブリエディス(ラオビア/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):ジェイ オペタイア(豪/0)
WBOアジア太平洋:ジェイ オペタイア(豪/1)

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ボディー一発!テーラーが指名挑戦者を退ける(IBF/WBAスーパーライト級)

2020年09月29日 07時31分30秒 | 世界ボクシング

先週末26日土曜日、英国で行われた試合結果です。
IBF/WBAスーパーライト級戦:
王者ジョシュ テーラー(英)KO初回2分41秒 挑戦者アビヌン コーンソーン(タイ)

*コロナウィルスの影響で、王座統一後11ヵ月目にしてようやく防衛戦を迎える事が出来たテーラー。今回迎えたのはタイの刺客コーンソーン。

両者が好コンディションで迎えたこの試合。王者、挑戦者ともにキビキビとしたボクシングを展開していました。初回の終盤、挑戦者がロープを背にした時に王者の左ショートがボディーに炸裂。タイ人はキャンバスに這いつくばることに。コーンソーンはテンカウント内は勿論の事、数分は立ち上がることは出来ませんでした。

指名挑戦者を一蹴すると共に、2団体統一王座の初防衛に成功したテーラー。今後はもう一人の2冠王、ホセ カルロス ラミレス(米)との4団体王座統一戦実現を目指していく事になるでしょう。

 

テーラーとラミレスが2つずつのベルトを保持している現在のスーパーライト級戦線。2020年9月29日現在の同級の王者たちの顔ぶれは次のようになります。

WBA(スーパー):ジョシュ テーラー(英/防衛回数1)
WBA(レギュラー):マリオ バリオス(米/0)
WBC:ホセ カルロス ラミレス(米/4)
IBF:ジョシュ テーラー(英/2)
WBO:ホセ カルロス ラミレス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):内藤 律樹(E&Jカシアス/3)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:永田 大士(三迫/0)

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マルティネス、再起2戦目が決定(色々:09‐28‐20)

2020年09月28日 00時01分30秒 | 世界ボクシング

最近(2020年9月28日ごろ)のニュースです。

1)先月21日に、2014年6月以来のリング復帰戦を勝利を飾っている元スーパーウェルター級、ミドル級王者のセルジオ マルティネス(亜)。12月5日に次戦を予定しています。8月の試合続いてスペインのリングで試合を行う予定のマルティネス。この復帰第2戦目ではフィンランドのユッシ コイヴラと対戦します。

2)マルティネスに化けの皮が剝がされたフリオ セサール チャベス2世(メキシコ)。両者が対戦したのはもう8年も前になるんですね。そのチャベスが先週25日、無冠戦ライトヘビー級10回戦に登場。この試合が12戦目となったマリオ カサレス(メキシコ)に6回負傷判定で敗れています。チャベスは2回に、カサレスの故意のバッティングにより受けた負傷により試合継続が不可能になりました。しかしカサレスの実績を見る限り、本来ならチャベスが負ける相手ではないでしょう。

3)WBAライトヘビー級暫定王者ドミニク ボーセル(独)が来月10日、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行います。ボーセルが迎えるのは、同国人の大先輩で、世界王座にあと一歩届かない実力者ロビン クラスニキ。今回が実に7年半ぶりの世界挑戦となります。

4)減量苦からWBOスーパーウェルター級王座を返上し、ミドル級に主戦場を移しているハイメ ムンギア(メキシコ)。来月30日にミドル級転向第2戦、トリアノ ジョンソン(バハマ)との一戦が決まっています。

5)以前より対戦が噂されていたWBOウェルター級王者テレンス クロフォード(米)と元IBF王者ケル ブルック(英)の一戦。11月14日に対戦することがほぼ決定したようです。

6)来月末の31日、元4団体統一クルーザー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)と常連ヘビー級世界ランカーであるデリク チソラ(英)の対戦が正式に決定。ウシクがチソラを破ることが出来れば、ヘビー級での世界挑戦が現実的となってきます。しかしここで敗れたり、苦戦したりする場合、クルーザー級への再降格を考えた方がいいでしょうね。

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ヨカ、あっさりと勝利(ヘビー級)

2020年09月27日 00時34分28秒 | 世界ボクシング

先日25日金曜日、フランスで行われた試合結果です。
ヘビー級12回戦:
トニー ヨカ TKO初回2分21秒 ヨハン ドゥオパ(共に仏)

*2016年のリオ五輪の金メダルを獲得したヨカが1年ぶりにリングに登場。5年前にWBC王座に挑戦した経験を持つ同胞のドゥオパを141秒の間に2度倒しTKO勝利。全勝記録を8(7KO)に伸ばしています。

ドゥオパは前WBC王者ディオンテー ワイルダー(米)に11回まで持ちこたえ、現暫定王者アレクサンデル ポベトキン(露)には6回まで食い下がりました(両試合ともドゥオパのKO/TKO負け)。現WBAレギュラー王者マヌエル チャー(独)は僅差の判定勝利を収めている筋金入りのプロです。そんな強豪を相手を3分以内に仕留めてしまうんですから、ヨカのパンチはそれなりに評価されるべきでしょう。ただ、今回の勝利は豪快なKO劇というより、早すぎたレフィリーストップに見えました。

プロ転向から4年。10戦にも満たないキャリアでヨカの戦力を測るのはかなり難しいのではないでしょうか。まだまだ試されていない部分が多々ある現在のヨカ。28歳とまだまだ若い選手なだけに、今後の活躍に期待しましょう。

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今週末の試合予定

2020年09月26日 11時43分05秒 | 世界ボクシング

2020年9月最終週末の主な試合予定です。

26日 土曜日
ドイツ
IBFクルーザー級戦:
王者ユニエル ドルティコス(キューバ)対 挑戦者マイリス ブリエディス(ラトビア)

英国
IBF/WBAスーパーライト級戦:
王者ジョシュ テーラー(英)対 挑戦者アビヌン コーンソーン(タイ)

 

米国・コネチカット州

第一興行
WBCミドル
級戦:
王者ジャモール チャーロ(米)対 挑戦者セルゲイ デレイビャンチェンコ(ウクライナ)

WBAスーパーバンタム級戦(レギュラー王座):
王者ブランドン フィゲロア 対 挑戦者ダミエン バスケス(共に米)

WBOバンタム級戦:
王者ジョン リエル カシメロ(比)対 挑戦者デューク ミカー(ガーナ)

第2興行
3団体スーパーウェルター
級王座統一戦:
IBF/WBA王者ジェイソン ロサリオ(ドミニカ)対 WBC王者ジャーメル チャーロ(米)

WBCスーパーバンタム級王座決定戦:
ルイス ネリ 対 アーロン アラメダ(共にメキシコ)

WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
ダニエル ローマン(米)対 ファン カルロス パヤノ(ドミニカ)

10月2日 金曜日
後楽園ホール
スーパーフェザー級10回戦:
尾川 堅一(帝拳)対 西谷 和宏(VADY)

 *これだけの世界戦が一度に同日に行われるのは久しぶりですね。しかもどれも好カードときています。いい週末になりそうです!

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ルビン、ニャンバエルが挑戦権獲得(スーパーウェルター級ほか)

2020年09月25日 11時43分05秒 | 世界ボクシング

先週末19日、米国・コネチカット州で行われた試合結果です。
WBCスーパーウェルター級挑戦者決定戦:
エリクソン ルビン 判定3対0(118-110、116-112、115-113)テレル ガウシャ(共に米)

*2年前にジャーメル チャーロ(米)が保持していたWBC王座に挑戦したルビン。その時は僅か161秒で粉砕されてしまいました。その後4連勝を飾り今回の挑戦者決定戦に臨んだルビン。強豪ガウシャに明白な判定勝利を収め、チャーロへの雪辱戦への切符を手に入れています。

 

WBCフェザー級挑戦者決定戦:
タグ ニャンバエル(モンゴル)判定2対1(114-112、114-113、111-115)コビア ブリーディ(バルバドス)

*初回、2回とダウンを奪うなどして幸先のいいスタートを切ったニャンバエル。しかしその後はズルズルと回を重ね、結局は最終回のゴングを聞くことに。2月に敗れているWBC王者ゲリー ラッセル(米)への挑戦権を再び獲得しましたが、現状のままだと勝利は難しいでしょうね。

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続「ボクシング 10年」PartⅣ(小さな石の拳の時代へ)

2020年09月24日 12時40分54秒 | ボクシングネタ、その他雑談

このDaispo Boxingを始めた当初、不定期ながらも数回に渡り「ボクシング10年」という、自分(Corleone)がボクシングに興味を抱いてからの約10年の間のボクシング界について、ザっとしたものを書いていました。第一弾は2004年6月23日。当時引退したばかりのリカルド ロペス(メキシコ)がどれだけ凄いボクサーで、軽量級、特にミニマム(旧ストロー、105ポンド/47.63キロ)とそのひとつ上のライトフライ(旧ジュニアフライ、108ポンド/48.97キロ)のその後の課題はロペスの後継者を生み出すことであると強調しました。

今月に入りSuperchamp1991というものを購入。そこには私がボクシングに惹かれる直前、1991年春先の世界王者たちの顔ぶれが掲載されています。その顔ぶれを見てみると懐かしいというか新鮮味があるというか。とにもかくにも当時の世界ライトフライ級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものになります。

WBAライトフライ級:柳 明佑(韓国/防衛回数16)
WBCジュニアフライ級:ローランド パスクワ(比
/0)
IBFライトフライ級:マイケル カルバハル(米/2)

*最軽量級同様に、団体によって階級の呼称が違ったようです。

アジアの生んだ名王者柳は、この年の師走に大阪のリングで井岡 弘樹(グリーンツダ)に敗れ王座と決別。翌年井岡に雪辱し王座奪回を果たし、一度の防衛後に勇退しました。同級史上最大の番狂わせの主人公パスクワは初防衛戦でアッサリと陥落。キャリアが後半になるにつれ、黒星が目立つ選手になってしまいました。

同級が生んだスター選手「小さな石の拳」カルバハルは、その輝かしいキャリアを順当に歩んでいました。ウンベルト ゴンザレス(メキシコ)との大激戦を演じたのは、ちょうどこの時期から2年後となります。

マイナー団体WBOのベルトを腰に巻いていたのは、柳に2度挑戦し絶対王者を苦しめたホセ デヘスス(プエルトリコ)。現在のように世界王座が当時以上に乱立していれば、もっと記録を伸ばせたでしょう。

現在のライトフライ級にはWBC王者として寺地 拳四郎(BMB)が、WBAスーパー王者として京口 紘人(ワタナベ)が君臨しています。彼らが全盛期の柳と対戦してたらどれだけの試合を見せる事が出来たのでしょうかね。興味がそそられます。

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続「ボクシング 10年」PartIII(ロペス王朝の始まった時)

2020年09月23日 18時00分44秒 | ボクシングネタ、その他雑談

もう16年も前になりますが、不定期ながらも数回に渡り「ボクシング10年」というものを書きました。2004年6月23日にその第一弾を掲載しました。そこでは、当時引退したばかりのリカルド ロペス(メキシコ)がどれだけ凄いボクサーで、軽量級、特にミニマム(旧ストロー、105ポンド/47.63キロ)とそのひとつ上のライトフライ(旧ジュニアフライ、108ポンド/48.97キロ)のその後の課題はロペスの後継者を生み出すことであると述べました。

ロペスの後継者云々の前に、ロペスが世界王者になった頃、ミニマム級にはどんな世界王者たちが君臨していたのでしょうか。ロペスが後楽園ホールでWBCストロー級(当時の呼称)の王座を獲得したのは1990年10月25日。その日、太平洋を渡ったラスベガスでは、イベンダー ホリフィールド(米)がジェームス ダグラス(米)を破り、3団体(WBA/WBC/IBF)ヘビー級王座を獲得しています。現在、2020年の段階ではボクシングの主要団体は前記した3団体にWBOを加えた4団体となっていますが、WBOがボクシング主要団体としての地位を獲得するのは1990年代後半から2000年代前半にかけての事。つい最近の事です。

 

先日購入したSuperchampに、1991年春先の世界王者たちの顔ぶれが掲載されています。早速当時の最軽量級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBAミニマム級:崔 煕庸(韓国/防衛回数0)
WBCストロー級:リカルド ロペス(メキシコ
/0)
IBFミニフライ級:ファラン ルクミンカン(タイ/3)

*興味深いことに、3団体揃って呼び方が違ったんですね。ただミニフライ級という名前は、現在でも英語で書かれている海外誌でちょくちょく目にします。

ご存じの通りロペスはこの後、WBC王座を22度防衛していきます。崔 煕庸(チェ ヒヨン)も中々の実績を残すことになり、彼は同王座を4度防衛した後に大橋 秀行(ヨネクラ)に王座を奪われています。しかしライトフライ級に上がり、日本人キラーだったレオ ガメス(ベネズエラ)を破りWBA王座を獲得。2階級制覇を遂げています。その王座の初防衛戦では、大阪のリングで山口 圭司(グリーンツダ)の挑戦を退けています。

一見地味なファランもロペスや崔同様に長らく軽量級シーンで活躍。ミニフライ級の王座は7度防衛した後に失っています。その後ライトフライ級とフライ級で現役を続け、4度ライトフライ級で世界王座に挑戦するも、2階級制覇ならず。しかし2005年4月の最終試合までに勝利を収める事が出来なかったのは世界戦のみ。驚異的実績と言っていいでしょうね。

ちなみにWBO王座にはラファエル トーレス(ドミニカ)が同団体ミニマム級の初代王者として君臨していました。トーレスは同王座を1度防衛後に返上。その後WBA王者だったチャナ ポーパオイン(タイ)に挑戦したり、後楽園ホールでロッキー リン(ロッキー)と対戦したりしています。まずはマイナー団体WBO王座を獲得し、その後主要団体に挑戦するというパターンが当時はよくありました。

1991年版のSuperchampを入手して以来、自分がどれだけボクシング界に疎いかを教えられています。ミニマム級は全17階級で一番層が薄いクラスですが、少し探せばみつかるものですね、好選手たちが。1980年代のボクシング誌増刊号、あれば是非購入したいです!

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チュー2世等など(色々:09‐22‐20)

2020年09月22日 13時21分08秒 | 世界ボクシング

最近(2020年9月22日ごろ)のニュースです。

1)先月末に同国人で、元WBOウェルター級王者ジェフ ホーン(豪)を一方的なTKOで下し、世界挑戦へのウェイティングサークルに入ったティム チュー(豪)。年内にもう一試合を行う予定です。現段階で即世界挑戦はないようで、その一戦の対戦相手候補挙がっているのは同国人の先輩2人。一人はホーンと一勝一敗の戦績の持ち主であるマイケル ザラファ。もう一人はスーパーウェルター級とミドル級で世界挑戦の経験のあるデニス ホーガン。どちらも骨のある強豪選手です。

2)現在プロモーターのオスカー デラホーヤ(米)やDAZNを相手に、契約違反として訴訟問題を起こしているサウル アルバレス(メキシコ)。このままいくと、2020年は一試合も実戦を行わないで過ごしそうです。現在アルバレスは、WBAのミドル級のスーパー王座と、スーパーミドル級のレギュラー王座を保持しています。ミドル級のアルバレスの2つ格下王者である暫定王者であるクリス ユーバンク(英)が、アルバレスやレギュラー王座保持者である村田 諒太(帝拳)との一戦を羨望しているようです。

3)最近までミドル級の看板選手と言えばアルバレスではなく、ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)でした。しかしカネロ(アルバレスのニックネーム)との再戦に敗れて以来、すっかりと影の薄い存在になってしまいました(少々大げさの言い方ですね)。ちょうど1年前にIBF王者押して世界王座に返り咲いたゴロフキンですが、最近はまったく音沙汰がありません。

4)ゴロフキン同様に、最近噂を聞かないのがゴロフキンの同国人で、現在はミドル級を主戦場にしているカナト イスラム。27戦全勝(21KO)という好戦績は維持していますがすでに36歳。もう少し定期的なリング活動が望まれます。

5)自身の怪我で試合から遠ざかっているWBCライト級王者デビン ヘイニー(米)。どうやら11月には復帰戦が行えそうです。対戦相手候補には、WBCフェザー級王者ゲリー ラッセル(米)の名前も挙がっていましたが、どうやら元3階級制覇王者ユルオルキス ガンボア(キューバ)に落ち着きそうです。

6)現在空位のWBOフェザー級の王座決定戦が来月9日、ラスベガスで行われます。その試合に出場するのは、減量苦からスーパーバンタム級から階級を上げてきたエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)と、18戦全勝のルーベン ビラ(米)。

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ペドラサ、3階級制覇へ向け前進(スーパーライト級)

2020年09月21日 12時47分37秒 | 世界ボクシング

先週末19日・土曜日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
スーパーライト級10回戦:
ホセ ペドラサ(プエルトリコ)判定3対0(99-91、98-92x2)ハビエル モリナ(米)

*これまでにスーパーフェザー級とライト級の2階級で世界王座を獲得してきたペドラサ。実力は中々のものがあります。しかしそれらの王座はワシル ロマチェンコ(ウクライナ)やジャルボンテ デービス(米)といった超一流選手たちに奪われています。

一昨年の師走にロマチェンコにライト級の王座を奪われて以来、スーパーライト級に主戦場を移しているペドラサ。同級の強豪たちとの連戦を重ね、徐々に世界の頂上に近づいてきたいます。今回ペドラサが拳を交えたのは、世界挑戦一歩手前でもたついているモリナ。ペドラサは同級の常連世界ランカーを相手に安定したボクシングを展開。大差判定勝利を収めると共に、世界3階級制覇向け大きく前進しています。

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