DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2020年10月31日 08時14分40秒 | 世界ボクシング

2020年10月最終週末の主な試合予定です。

31日 土曜日
英国
ヘビー級12回戦:
オレクサンデル ウシク(ウクライナ)対 デリク チソラ(英)

IBFライト級挑戦者決定戦:
リー セルビー(英)対 ジョージ カンボソス(豪)

米国・ネバダ州
2団体バンタム級戦:
WBA/IBF王者井上 尚弥(大橋)対 挑戦者ジェイソン マロニー(豪)

米国・テキサス州
2階級WBA戦:
ライト級レギュラー王者ジャルボンテ デービス(米)対 スーパーフェザー級スーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)

WBAスーパーライト級戦(レギュラー王座):
王者マリオ バリオス 対 挑戦者ライアン カール(共に米)

11月3日 火曜日
インテックス大阪
WBAライトフライ級戦(スーパー王座):
王者京口 紘人(ワタナベ)対 挑戦者タノンサック シムシー(タイ)

6日 金曜日
後楽園ホール
WBOフライ級王座決定戦:
中谷 潤人(MT)対 ジャーメル マグラモ(比)

スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 今村 和寛(本田フィットネス)

*世界の、特に日本のボクシングファンにとって、とんでもなくありがたい週になりそうですね。

クルーザー級で無敵を誇っていたウシク。今回がヘビー級転向第2戦目になりますが、このチソラ戦こそが、真のヘビー級でのテストマッチとなります。

2階級のベルトが争われるWBA戦。契約体重はスーパーフェザー級のものでしたが、デービスも無事前日計量を終えています。名前のある選手同士の一戦ですが、両者の本来の体格を考えると、ミスマッチに思えてなりません。

マロニーには少なくとも中盤までは頑張ってもらいたいですね。もちろん、王者が百パーセント勝利を収めるという確証はありませんが。

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プロ14戦目が決定(スーパーバンタム級)

2020年10月30日 05時16分31秒 | 強いぞジョーさん

11月6日、後楽園ホールで予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 今村 和寛(本田フィットネス)

*元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊寿以輝のプロ14戦目が決定。ここまでの戦績が13戦全勝(9KO)と順調に白星を重ねてきている寿以輝。日本ランキングでは8位まで上昇しています。今回対戦するのは、プロの戦績が僅か2勝(1KO)3敗1引き分けという今村。これまでに6回戦を2度経験してきた選手です。

寿以輝が試合を行うのは、昨年師走以来となります。コロナウィルスの影響で致し方ない部分もありますが、今村にアマチュアでの実績があるとはいえ、もう少し経験値の高い対戦相手との試合を実現てほしかった、というのが本音です。ただこの今村は寿以輝にとり、初めて対戦するサウスポー(左構え)の選手となります。父・丈一郎は初めて対戦したサウスポー、ダニエル サラゴサ(メキシコ)にサンドバッグ状態にされました。2020年末に行われる「辰吉対サウスポー」はどんな試合展開、そして結果になるのか。興味津々です。

寿以輝が後楽園ホールのリングに立つのは2016年10月以来2度目。4年ぶりの日本のボクシングの聖地での試合となりますが、どれだけ成長した姿を東京のファンに見せる事が出来るのでしょうか。

実父・丈一郎はプロ13戦目には、あの伝説の名古屋決戦、対薬師寺 保栄(松田)戦を行っています。14戦目にはラスベガスで再起戦を行っており、メキシコの中堅選手ノエ サンティジャナに9回TKO勝利を収めリング復帰戦に勝利を収めています。

日本ランキングではようやく一桁の後半に名前をみせた寿以輝。この試合では少なくともそのランキングに値するパフォーマンスを見せる事が課題でしょう。

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チュー2世、17戦目が決定(スーパーウェルター級)

2020年10月29日 06時03分53秒 | 世界ボクシング

12月16日、豪州で予定される試合です。
スーパーウェルター級戦:
ティム チュー(豪)対 ボーウィン モーガン(ニュージーランド) 

*2016年師走にプロデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。ここまで16戦行い全勝(12KO)を記録。順調に成長してきました。

チュー2世はこれまでに、2017年10月に獲得したWBCの下部組織であるABCO王座を、昨年は2月に獲得したWBAオセアニアの暫定王座を獲得。5月には豪州国内王座を獲得し、8月にはIBF豪州王座とWBOグローバル王座もそのコレクションに加えます。8月には同胞の元世界王者ジェフ ホーンを撃破。世界ランキングもWBOの2位を皮切りに、IBFで4位、WBAとWBCで8位と、主要4団体で堂々と世界ランカーの地位を獲得し、世界初挑戦近しの印象があります。

チューの今年の最終戦を締めくくる相手に選ばれたモーガンは、21勝(11KO)1敗(1KO負け)の戦績の持ち主で、これまでにニュージーランド国内王座や、マイナー団体IBOの地域王座、そしてWBUのベルトを獲得してきた中堅選手。現在のチューにとって、肩慣らしとしてはちょうどいいレベルの選手と言っていいでしょう。

チュー陣営としてはすぐにでも世界挑戦をしたいでしょうが、現在のスーパーウェルター級は、ジャーメル チャーロ(米)が3つのベルトを保持し、WBO王者パトリック テシェイラ(ブラジル)は指名挑戦者との防衛戦が控えている状態。即チューが世界戦のリングに立つことはないようです。

ホーンを破ったとはいえ、まだまだ発展途上のチュー。キャリア作りが対戦な時期と見ていいでしょうね。

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フューリー、いまだに対戦相手決まらず(色々:10‐28‐20)

2020年10月28日 06時10分18秒 | 世界ボクシング

最近(2020年10月28日ごろ)のニュースです。

1)中々本決まりしないWBCヘビー級王者タイソン フューリー(英)の次戦。本来ならディオンテー ワイルダー(米)との第3戦目を行う予定でした。しかし、どうやらその対戦カードはお流れの様子。現在フューリーは、別の対戦相手を検索中です。まだまだ時間がかかりそうなその対戦相手探し。しかしフューリーが12月5日に試合を行うこと自体はほぼ間違いないようです。

2)世界王座への返り咲きも目指している元WBOヘビー級王者のジョセフ パーカー(ニュージーランド)。12月11日に、同胞のジュニア ファと12回戦で対戦します。ファはこれまでの戦績が19戦全勝(10KO)の選手。現在の所、この一戦には何らかの王座が争われるかは未定です。ただOPBF(東洋太平洋)ランキングを見てみると、同団体のヘビー級王座は空位。そして1位にはパーカーが、そして2位にはファがランクインしています。

3)WBOライトフライ級王者エルウィン ソト(メキシコ)が現地時間の明後日、米国カリフォルニア州で3度目の防衛戦を予定しています。ソトに挑戦者するのはニカラグアのカルロス ブイタラゴ。

4)ソトを標的の一人としている矢吹 正道(緑)。12月26日に、7月に獲得した日本ライトフライ級王座の初防衛戦を、大内 淳雅(姫路木下)相手に行います。

5)本来なら5月にあのサウル アルバレス(メキシコ)と対戦する予定だったビリー ジョー ソーンダース(英)。結局その試合はコロナウィルスの影響で中止となってしまっています。アルバレスに代わってソーンダースは師走の4日、同胞のマーティン マレーを相手に保持するWBOスーパーミドル級王座の2度目の防衛戦を行う事が発表されています。ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)やセルジオ マルティネス(亜)等、2010年代を代表する選手たちとの対戦経験を持つマレー。これまでにWBAミドル級の暫定王座を獲得していますが、正規王座の獲得経験はありません。

6)試合は行わずも、常にボクシング界の話題の中心に居るサウル アルバレス(メキシコ)。今もなお、WBAミドル級のスーパー王者、WBAスーパーミドル級のレギュラー王者として君臨しています。しかし興味深いことに、WBOスーパーミドル級の1位としてもランキングされています。

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ロマゴン、50勝目!(WBAスーパーフライ級:スーパー王座)

2020年10月27日 05時25分46秒 | 世界ボクシング

先週23日・金曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦(スーパー王座):
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)判定3対0(118-110、117-111、116-112)挑戦者イスラエル ゴンザレス(メキシコ)

*2月の末日にWBA王者として世界チャンピオンの座に返り咲いていたニカラグアのゴンザレス。今回が3度目の世界挑戦となるメキシコのゴンザレスを相手に、安定したボクシングを披露。明白な判定勝利を収め、初防衛に成功しました。

これが7度目のメキシコでの試合となったロマゴン。敵地であろうがその強さを見せつけるとは。流石と言えばそれまでですね。2005年1月にプロデビューを果たしているロマゴンですが、今回の勝利により白星をついに50の大台に乗せました。その50の勝利の内、KO/TKO勝利が実に41にも上ります。これだけ戦ってきて、軽量級で約9割のKO率を保つとは。いやはや凄いものです。

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阿久井、ようやく初防衛に成功(日本フライ級)

2020年10月26日 09時58分15秒 | 日本ボクシング

今月18日、岡山県浅口市天草公園体育館で行われた試合結果です。
日本フライ級戦:
王者ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安)判定3対0(99-91、98-92、97-93)挑戦者藤北 誠也(三迫)

*以前から期待されていた阿久井でしたが、昨年10月に17戦目でようやく日本の頂点に立つことに成功。3月に初防衛戦を予定していましたが、コロナウィルスの影響で今月まで延期となっていました。

速攻派の阿久井ですが(と言っても5つの判定勝利があります)、今回は粘る藤北を相手に初めて10回のフルラウンドを経験。大差の判定勝利を収めると同時に初防衛に成功した阿久井。長丁場でも安定したボクシングを披露できることを証明しています。

 

阿久井が以前対戦し、TKO負けを喫した中谷 潤人(MT)の世界戦がようやく決まるなど、ようやく活発になりつつあるフライ級戦線。2020年10月26日現在の、同級の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(レギュラー):アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数4)
WBA(暫定):ルイス コンセプシオン(パナマ/0)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/1)
IBF:モルティ ムザラネ(南ア/3)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):ジェイアール ラキネル(比/3)
WBOアジア太平洋:山内 涼太(角海老宝石/0)
日本:ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安/1)

*今年はコロナウィルスの影響で、不活発な階級と思っていたのですが、今年はWBA戦が2度(レギュラーと暫定が1試合ずつ)、WBC戦、WBOアジア太平洋戦、そして日本王座戦がそれぞれ1度ずつ行われてきました。来月には中谷の世界戦が決定していますし、この調子でタイトル戦が定期的に行われていって貰いたいですね。

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中谷対マグラモ、今度は実現してくれ!(WBOフライ級)

2020年10月25日 10時28分24秒 | 世界ボクシング

11月6日、後楽園ホールで予定される試合です。
WBOフライ級王座決定戦:
中谷 潤人(MT)対 ジャーメル マグラモ(比)

*本来なら新年度早々(4月)に行われる予定だったこの一番。コロナウィルスの影響で、まずは真夏に変更されました。しかしその時はまだ、コロナウィルスへの対応が整っておらず再び延期に。今回、秋も半ばになって再スケジュールされています。マグラモは既に来日しており、検査も無事に終了。ようやく正式発表に至っています。

以前から評価の高かった中谷は昨年、日本王座奪取。そして元世界王者撃退など順調に階段を上ってきました。中谷の戦績は20戦全勝(15KO)。大変すばらしいものですね。

対するマグラモは、これまで25度の実戦を行い、24勝(20KO)1敗の好戦績を残してきた実力者。これまでにWBCインターナショナル、WBOオリエンタル、WBOインターナショナル王座を順次獲得してきた選手です。好試合になることは確実でしょうが、まずは第一ラウンド開始のゴングが無事になることを祈っております。

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今週末の試合予定

2020年10月24日 10時18分58秒 | 世界ボクシング

2020年10月第四週末の主な試合予定です。

24日 土曜日
米国・コネチカット州
IBFウェルター級王座決定戦(暫定王座):
セルゲイ リピネッツ(カザフスタン)対 カスティオ クレイトン(カナダ)

26日 月曜日
後楽園ホール
バンタム級10回戦:
元WBCフライ級王者比嘉 大吾(Ambition)対 堤 聖也(角海老宝石)

30日 金曜日
米国・カリフォルニア州
WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦:
ハイメ ムンギア(メキシコ)対 トレアノ ジョンソン(バハマ/米)

WBOライトフライ級戦:
王者エルウィン ソト(メキシコ)対 挑戦者カルロス ブイタラゴ(ニカラグア)

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続「ボクシング 10年」PartⅤ(スウィート・ピーの時代)

2020年10月23日 06時48分11秒 | ボクシングネタ、その他雑談

このDaispo Boxingを始めた当初、不定期ながらも数回に渡り「ボクシング10年」という、自分(Corleone)がボクシングに興味を抱いてからの約10年の間のボクシング界について、ザっとしたものを書いていました。第一弾は2004年6月23日。当時引退したばかりのリカルド ロペス(メキシコ)がどれだけ凄いボクサーで、軽量級、特にミニマム(旧ストロー、105ポンド/47.63キロ)とそのひとつ上のライトフライ(旧ジュニアフライ、108ポンド/48.97キロ)のその後の課題はロペスの後継者を生み出すことであると強調しました。

今月に入りSuperchamp1991というものを購入。そこには私がボクシングに惹かれる直前、1991年春先の世界王者たちの顔ぶれが掲載されています。ここまで当時のミニマム級とライトフライ級の王者たちを見てきました。次はフライ級と行こうと思っていたのですが、2020年の秋半ば、全階級で最も盛り上がりを見せているのがライト級。そのライト級の当時の世界王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBAライトフライ級:パーネル ウィテカー(米/防衛回数1)
WBCジュニアフライ級:パーネル ウィテカー(米
/5)
IBFライトフライ級:パーネル ウィテカー(米/6)

(ライト級史上最高の技術者であるウィテカー)

...。顔ぶれも何もないようですね。当時のライト級は主要3団体すべてのベルトがウィテカーの手中にありました。これまで何度も書いてきましたが、WBOは21世紀になるまでただのマイナー団体。世界的に認定されるベルトの数が増えた分、単純には言えませんが、2020年の方が1991年より世界王者になることは容易になった事でしょう。

1990年初頭のみならず、ボクシング史にも名を残す名選手ウィテカー。彼はアマチュアの名選手としても有名です。1984年のロサンゼルス五輪で金メダルを獲得したウィテカーは、プロではライト級、スーパーライト級、ウェルター級、そしてスーパーウェルター級の4階級で世界王座を獲得。ライト級でも小柄な部類の選手とされていたウィテカーですが、上の階級でも十二分に通じる技術とスピードがあったために、その偉業を達成することが出来ました。ちなみにウィテカーのあだ名はスウィート・ピー。見かけによらず、可愛らしいものでした。

先週末、五輪2大会で金メダルと獲得し、それまで現役最強のライト級と謳われていたワシル ロマチェンコ(ウクライナ)がテオフィモ ロペス(米)に予想外の大差判定負けを喫しています。ロマチェンコには、ウィテカーと同じくサウスポーでスピードのあるテクニシャンだっただけに、ウィテカーにどこまで迫ることが出来るか期待していたのですが。敗れたとはいえ、現役最巧の選手であることに変わりのないロマチェンコですが、ウィテカーと比べると、何枚も実力が下がっていると言わざるをえないでしょう。ロペスも、ジェルボンテ デービス(米)も、レオ サンタ クルス(メキシコ)も、デビン ハニー(米)も、どう頑張ってもウィテカーの牙城を崩すことは出来ないでしょうね。

ちなみに当時のWBOタイトルホルダーは南アフリカのディンガン トベラ。後にWBAに鞍替えし、オルズベック ナザロフ(キルギスタン/協栄)にその王座を奪われています。しかし数年後には何と、5階級上のスーパーミドル級でWBC王座を獲得しています。ある意味、このトベラも怪物的選手でした。

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15回戦復活か⁉(色々:10‐22‐20)

2020年10月22日 00時01分56秒 | 世界ボクシング

最近(2020年10月22日ごろ)のニュースです。

1)元IBFスーパーウェルター級王者カルロス モリナ(メキシコ)が11月6日、同胞で、8月にWBCインターナショナル・ミドル級王座を獲得しているフアン カルロス レイゴザと対戦することを発表しています。何でもこの試合は15回戦で行われるとの事。15回戦の試合は、安全性が考慮され、1980年代以降徐々に行われる事がありませんでした。自身がプロモーターであるモリナですが、現在までにコミッションから15回戦開催についての正式な承認は下りていません。

2)主要4団体による最後の15回戦の世界戦が行われたのは、1988年8月にタイで行われたIBFミニマム級戦まで遡ります。当時はマイナー団体だったWBO。同団体では15回戦の世界戦が行われたという記録はありません。ちなみに初のWBOの世界戦が行われたのは1988年11月。米国はラスベガスでスーパーミドル級の王座決定戦が行われ、伝説のヒットマン、トーマス ハーンズ(米)が王座獲得に成功。5階級制覇を達成しています。

3)1997年6月7日に、超マイナー団体WBBが15回戦の世界戦を実施。後にフェルナンド バルガス(米)との対戦したホセ フローレス(メキシコ)がエリック ホーランド(米)に判定勝利。ミドル級王座を獲得しています。どうやらこの試合が、最後に行われた15回戦になるようです。

4)世界ランカーとしては十分な実力を備えていたフローレスですが、結局は主要団体のベルトを腰に巻くことは出来ませんでした。このフローレスのニックネームはシバタ。元世界フェザー級、ジュニアライト級(現スーパーフェザー級)王者柴田 国明氏(ヨネクラ)をあやかったものでした。

5)日本、そしてOPBF(東洋太平洋)のウェルター級とスーパーウェルター級王座を獲得してきた激戦王渡部 あきのり(角海老宝石)。先日、現役からの引退を表明しています。終身戦績は39勝(33KO)7敗(6KO)1引き分け。レコードが示す通り、勝っても負けてもほとんどの試合がKO決着でした。長い間お疲れ間様でした。

6)師走に予定されていたWBCヘビー級戦、タイソン フューリー(英)対ディオンテー ワイルダー(米)戦は、ワイルダーが契約書への署名を渋ったために中止に。現在フューリーは代わりの挑戦者を検索中です。「ワイルダーはこのまま引退するのでは?」という噂も流れています。

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