DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

王座返上、試合決定などなど(色々:11‐30‐23)

2023年11月30日 05時42分01秒 | 世界ボクシング

最近(2023年11月30日ごろ)のニュースです。

1)9月末にスーパーミドル級統一王者サウル アルバレス(メキシコ)に挑戦すると同時に、保持していたWBOスーパーウェルター級王座を失ったジャーメル チャーロ(米)。約10日前にIBF同級王座を返上しています。

空位となった王座は、指名挑戦者だったバラクム ムルタザリエフ(露)と上位ランカーの間で争われることになります。対戦者相手の筆頭に、元WBA王者ジャック クルカイ(独)の名前が挙がっています。

2)チャーロに代わりWBOスーパーウェルター級の正規/唯一王者となったティム チュー(豪)。まだまだ対戦相手は決まっていませんが、来年3月に米国内で3度目の防衛戦を行う意向があるようです。

3)WBCフライ級王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)が今月16日、米国ミネソタ州のリングに登場。ベネズエラのアンヘリーノ コルドバを相手に保持する王座の6度目の防衛戦を行います。

4)現在空位のWBAフェザー級王座決定戦が来年2月、または3月に米国内で行われる予定です。その試合に出場するのはオタベク ホルマトフ(ウズベキスタン)とレイモンド フォード(米)。

5)今年5月にWBOアジア太平洋ライトフライ級王座を獲得している元WBOミニマム級王者山中 竜也(真正)。今月17日、強豪ジェイソン バイソン(比)を相手に保持する王座の初防衛戦を行います。

6)これまでに、ライトフライ級の日本、WBOアジア太平洋、OPBF(東洋太平洋)王座を獲得してきた岩田 翔吉(帝拳)が来年(来月です)1月20日、後楽園ホールのリングに登場。元IBFミニマム級王者レネ マーク クアルト(比)と対戦します。すでにWBOライトフライ級の1位にランキングされている岩田。この試合に明白な勝利を収めれば、念願の2度目の世界挑戦が来年早々にも実現することになることでしょう。

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高田、森を返り討ち(日本ミニマム級)

2023年11月29日 05時42分01秒 | 日本ボクシング

現地時間の一昨日(27日・月曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)判定3対0(97-92x3)挑戦者森 且貴(大橋)

*キャリア中盤までは、勝ち負け、そして引き分けを交えながら戦績を重ねていた高田。2019年から約2年半、6戦リングにあがり4敗(1KO負け)2引き分けと白星から遠のいていた時期がありました。しかし2022年夏以降ようやく芽が出始め、今年の4月に空位だった日本王座を獲得し、今回の2度目の防衛戦を迎えることになりました。

昨年11月初めに無冠戦8回戦で対戦している両者。その時は高田が5回TKO勝利を収めると同時に、日本王座戦への出場切符も手にしています。

約1年ぶりに拳を交えた両選手ですが、初回から王者が左ジャブを中心としたコンビネーションで挑戦者を圧倒。6回にはダウンを奪うなどして大差判定勝利を収め、保持する王座の2度目の防衛に成功。すでに24戦(13勝8敗3引き分け)戦った来ましたが、まだまだ成長過程にあることを証明しています。

主要4団体の内、2人の日本人世界王者が君臨している最軽量級。下記が2023年11月29日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:重岡 優大(ワタナベ/1)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/1)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジャック アンパロ(比/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/2)

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一応、新王者誕生のようです(WBCブリッジャー級:暫定王座)

2023年11月28日 05時21分16秒 | 世界ボクシング

先週末25日、南アフリカで行われた試合結果です。
WBCブリッジャー級戦(暫定王座決定戦):
ケビン レリーナ(南ア)判定3対0(118-109、117-110、114-113)セナッド ガシ(Senad Gashi/独)

*知らぬ間に行われていた感のある一戦。WBC以外の団体は認定していないクルーザー級とヘビー級の間に存在している階級に、新たな世界王者が誕生しています。それも暫定という冠が付く王者です。

レリーナはマイナー団体IBOクルーザー級王座を強豪選手相手に6連続防衛に成功していた、お世辞では中々の実力者。2020年からは最重量級の転向。ちょうど一年前の2022年12月3日には、当時のWBAヘビー級レギュラー王者ダニエル デュボア(英)に挑戦。3回TKOで敗れるも、初回には3度のダウンを奪う大健闘劇を演じています。今年5月に行った再起戦でも、元WBAクルーザー級王者リャド メルウィー(ベルギー)に明白な判定勝利を収めています。

今回レリーナが対戦したガシは、27勝(26KO)3敗(1KO負け)1引き分けという素晴らしい戦績の持ち主で、デリク チソラ(英)など中々骨のある選手との対戦もあります(ガシの大差判定負け)。ただ実力的にはヘビー級の中堅選手といったところでしょう。

願わくばレリーナには、今後ヘビー級、もしくはクルーザー級でメジャー団体の世界王座獲得を目指してもらいたいですね。WBAヘビー級のレギュラー王者に再認定されたマヌエル チャー(独)が対戦相手を探しているようですし、ちょうどいいのではないでしょうか。

またこの試合、BoxRecでは一切のタイトル戦の記載はなく、無冠戦として扱われています。

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クアドラスがベテラン対決を制す(WBCスーパーフライ級:暫定王座)

2023年11月27日 05時35分32秒 | 世界ボクシング

今月17日、ウズベキスタンで行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦(暫定王座決定戦):
カルロス クアドラス(メキシコ)判定2対1(116-110、115-111、111-115)ペドロ ゲバラ(メキシコ)

*一時は同正規王座の安定政権を築いていたクアドラスでしたが、2016年9月に王座転落以来、世界挑戦3連敗を喫するなど、そのキャリアは下り坂を辿っていました。対するゲバラは、2017年10月に寺地 拳四郎(BMB)の持つWBCライトフライ級王座に挑戦/失敗以来10連勝(5KO)を記録。2015年以来の2度目の世界王座、そして2階級制覇に向け並々ならぬ執念を燃やしています。

ベテラン同士による暫定王座決定戦は、クアドラスが2回、6回にダウンを奪うなどリード。しかしゲバラも最後まで食い下がり試合終了のゴングを聞くことに。判定は割れましたが、クアドラスが暫定ながらも世界王座への返り咲きに成功。同時に宿敵ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)への再挑戦の切符も手に入れました。

下記は2023年11月26日現在の、スーパーフライ級の王者たちとなります。

WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
WBC(暫定):カルロス クアドラス(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:中谷 潤人(MT/1)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:中川 健太(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/1)

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コンセイサン、3度目の正直ならず(WBOスーパーフェザー級ほか)

2023年11月26日 05時23分18秒 | 世界ボクシング

今月16日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦:
王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)引き分け(1対1:114-112、113-113) 挑戦者ロブソン コンセイサン(ブラジル)

*これまでに2度、世界王座に挑戦するも涙を呑んできたコンセイサン。悲願の王座奪取に向け好調な滑り出しを切りました。序盤戦をアウトボクシングでリードしたブラジリアンでしたが、4回にナバレッテの強打に捕まりダウン。しかしその影響は少なく、再開後は再び試合のペースを取り戻します。

迎えた7回、ナバレッテが見事なボディーへのパンチでダウンを追加。これで試合が決まったと思われましたが、そこからコンセイサンが「3度目の正直」に向け意地を見せます。7回以降は挑戦者がアウトボクシングをしたと思いきや、王者がボディーを中心とした強打で反撃。会場が大喜びとなる一進一退の攻防が繰り広げられる中試合終了。両者の意地が反映されるように、引き分けという結果が出されました。

ナバレッテは、今年2月に獲得した自身3階級目の王座の2度目の防衛に成功。コンセイサンは昨年9月以来の世界戦出場となっています。試合後は、好試合を演じた両者による再戦が強く望まれています。

下記はこの試合が終了した時点(2023年11月16日)での、スーパーフェザー級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/1)
IBF:ジョー コルディナ(英/1)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):森 武蔵(志成/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)

 

WBCライト級戦(王座決定戦):
シャクール スティーブンソン(米)判定3対0(116-112x2、115-113)エドウィン デロス サントス(ドミニカ)

*その技術でこれまでに、フェザー級、スーパーフェザー級王座をあっという間に制してきたスティーブンソン。今年4月に行われたライト級のデビュー戦では、吉野 修一郎(三迫)にもパワーでも劣らず快勝。3階級制覇に向け順調なスタートを切っています。

今回、強打のデロス サントスと拳を交えたスティーブンソンでしたが、「逃げ」のボクシングに終始。会場からは試合を通してブーイングが聞かれるなど、3階級目の世界王座を獲得するもファン、関係者を失望させてしまいました。その能力はまだまだ上限に達していないだけに、今後の名誉挽回に期待しましょう。

下記は2023年11月26日現在の、ライト級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):デビン ヘイニー(米/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/4)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/0)
IBF:デビン ヘイニー(米/2)
WBO:デビン ヘイニー(米/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/1)
日本:仲里 周磨(オキナワ/0)

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今週末の試合予定

2023年11月25日 05時36分32秒 | 世界ボクシング

2023年11月最終週末の主な試合予定です(2023年11月25日から12月1日まで)。

25日 土曜日
米国ネバダ州
WBCスーパーミドル級戦(暫定王座):
王者デビット べナビデス(米)対 挑戦者デメトリアス アンドラーデ(米)

IBFスーパーライト級戦:
王者スブリエル マティアス(プエルトリコ)対 挑戦者ショージャホン エルガシェフ(ウズベキスタン)

WBAスーパーフェザー級戦:
王者エクトル ガルシア(ドミニカ)対 挑戦者ラモント ローチ(米)

ミドル級戦(10回戦):
ジャモール チャーロ(米)対 ホセ べナビデス(米)

 

27日 月曜日
後楽園ホール
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)対 挑戦者森 且貴(大橋)

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ウシクか、フューリーか!?(4団体統一ヘビー級戦)

2023年11月24日 05時34分22秒 | 世界ボクシング

来年2024年2月17日、サウジアラビアで予定される試合です。
ヘビー級戦(王座統一戦):
3団体統一王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)対 WBC王者タイソン フューリー(米)

*ヘビー4団体統一王座戦が行われることが正式に発表されました。試合日まで2ヵ月を切りましたが、まずはこの試合が予定通り実現する事を願っております。

(最軽量級の4団体王座統一戦がいよいよ実現します!)/ Photo: Wikipedia

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二人目のチュー2世、8連勝で豪州の頂点に(豪州スーパーウェルター級)

2023年11月23日 05時39分45秒 | 世界ボクシング

現地時間の昨夜(22日・水曜日)、豪州で行われた試合結果です。
豪州スーパーウェルター級戦:
挑戦者ニキタ チュー(豪)TKO5回2分58秒 王者ディラン ビッグス(豪)

*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、現WBOスーパーウェルター級王者ティム チュー(豪)の実弟ニキタ。昨年3月に、兄と同じくスーパーウェルター級でプロデビューし、これまでに7連勝(6KO)を飾ってきました。

プロ転向から1年半、ニキタに初のタイトル挑戦の機会がやってきました。21歳と自身より4歳若いビッグスの保持している国内同級王座に挑戦したニキタ。国内王座戦ながらも、会場は試合開始ゴングの前から大盛況。この試合がいかに注目されていたかが伺えます。

(注目度が高かった豪州スーパーウェルター級戦)/ Photo: Loudoun Now

先手を取ったのは若き王者ビッグス。サウスポー(左構え)スタイルのニキタに見事な右ストレートを当て初回からダウンを奪っています。足にきていたニキタですが、その回中盤から徐々に体制を整えていきます。

両者が激しいパンチの交換を続ける中、ニキタが右ジャブやボディー攻撃を中心としたコンビネーションでビッグスを追いつめていきます。そして迎えた5回、終了間際にプロ8戦目の選手とは思えない素晴らしい左ボディーでお返しのダウンを奪ったニキタ。試合再開後、ビッグスは連打からレフィリーに救われることになりました。

(ビッグス(右)に襲い掛かるニキタ)/ Photo: Sporting News

ダウンを喫するなど、危うい場面も見せましたが、その攻撃力はこのレベルでは抜きん出ています。防御面を修正していけば、とんでもない選手に大化けする可能性があると見ます。

戦績を8戦全勝(7KO)に伸ばしたニキタ。一戦ごとに確実に実力を向上させているようです。実兄ティムと実父コンスタンチンは、8戦目にはそれぞれ無冠戦に出場し無難な勝利を収めています。

下記はチュー兄弟が活躍する2023年11月23日現在の、スーパーウェルター級の王者たちとなります。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):ブライアン メンドサ(米/0)
IBF:空位
WBO:ティム チュー(豪/2)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/2)
日本:出田 祐一(三迫/1)

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韓国に初上陸、などなど(色々:11‐22‐23)

2023年11月22日 05時33分36秒 | 世界ボクシング

最近(2023年11月22日ごろ)のニュースです。

1)先週末18日、韓国でWBOアジア太平洋スーパーミドル級王座決定戦が行われました。同国期待のユン デオクノがテジ プラタップ シン(豪)を6回TKOで下し王座奪取。同時にユンは、韓国初のWBOアジア太平洋王者となりました。

この試合は、韓国で行われた初のWBOアジア太平洋戦。また、最後に同団体スーパーミドル級戦が行われたのは、2019年8月にまで遡る事になります。

2)先月末28日、プロデビュー戦ながらもWBCヘビー級王者タイソン フューリーをあと一歩まで追い詰めたフランシス ガヌー(カメルーン/仏)。敗れたとはいえその一戦が大きく評価され、最新のWBCランキングでは、ヘビー級10位に顔を覗かせています。

3)延期となっていたライトヘビー級の注目の英国勢対決、ジョシュア ブアツィ対ダン アジーズの一戦は2月3日に再スケジュールされています。

4)本来なら3月初日に行われるはずだったWBAミニマム級内での王座統一戦、スーパー王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)とレギュラー王者エリック ロサ(ドミニカ)の一戦は、開催に向け全く進展していない様子。このまま自然消滅する可能性もあるのではないでしょうか。

5)現在空位となっているWBAフェザー級王座は、オタベク ホルマトフ(ウズベキスタン)とレイモンド フォード(米)の間で争われるようです。今月末に入札が行われるため、年内にも試合開催日や開催地が発表されるでしょう。

6)井岡 一翔(志成)が今年も大晦日に試合を予定しています。東京都大田区総合体育館で予定されるその試合。対戦相手や、その一戦に一翔が保持しているWBAスーパーフライ級王座が争われるかは現在までに決まっていません。

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サウジアラビアで超大型イベントが実現(ヘビー級戦など)

2023年11月21日 05時11分10秒 | 世界ボクシング

12月23日、サウジアラビアで予定される試合です。
ヘビー級戦(12回戦):
前WBC王者ディオンティー ワイルダー(米)対 元WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)

*ワイルダーにとり、昨年10月以来の試合となります。対するパーカーは、このワイルダー戦が今年4試合目となります。

ヘビー級戦(12回戦):
前3団体統一王者アンソニー ジョシュア(英)対 オト ヴァリン(スウェーデン)

*ヴァリンは2019年9月にタイソン フューリーに判定負けを喫して以来、6連勝(1KO)を飾っています。

ヘビー級戦(未定):
IBF1位フィリップ フルコビッチ(クロアチア)対 マーク デ モリ(豪)

*IBFの指名挑戦権を持つフルコビッチも登場。

ヘビー級戦(12回戦):
前WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)対 ジャレル ミラー(米)

*8月にオレクサンデル ウシク(ウクライナ)に敗れているデュボアが、26戦全勝(22KO)のミラーを相手に再起戦/サバイバル戦を行います。

ヘビー級戦(未定):
フランコ サンチェス(キューバ)対 ジュニア ファ(ニュージーランド)

*23戦全勝(16KO)のサンチェスも登場。

ヘビー級戦(未定):
アルスランベク マクムドフ(露/カナダ)対 アジ カバイェル(独)

*カナダを主戦場としている18戦全勝(17KO)のロシア人マクムドフが、23戦全勝(15KO)のカバイェルと対戦。

それぞれがメインを張れるヘビー級戦が何と6試合も行われます。

(とんでもない大興行がサウジアラビアで実現)/ Photo: Boxing News 24

 

今回の興行で凄いところは、ヘビー級以外にも目玉の試合が予定されているというところです。

WBAライトヘビー級戦:
王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)対 挑戦者リンドン アーサー(英)

*昨年2022年に、その実力を世界に知らしめたビボルが、年末に2023年の初陣戦を行います。この試合が暫定王座時代から数えると13度目の防衛戦となります。

IBFクルーザー級戦:
王者ジェイ オペタイア(豪)対 挑戦者エリス ゾロ(英)

*23戦全勝(18KO)のオペタイアが、17戦全勝(7KO)のゾロを迎え撃ちます。

一試合一試合が非常に楽しみなカードが並んでいます。しかし、すべての試合を集中してみるのは大変そうです。2つか3つの興行に分ければいいと思うのは私(Corleone)だけでしょうか?

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