DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロペス、ペニャロサに圧勝

2009年04月30日 02時00分24秒 | 世界ボクシング
プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOスーパーバンタム級戦:
王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)TKO9回終了 挑戦者ジェリー ペニャロサ(比)

WBOスーパーライト級暫定王座決定戦:
ラモント ピーターソン(米)TKO7回1分47秒 ウィリー ブレイン(仏)

*試合終了時までの公式採点は、ワンサイドの3ー0(90-81x2、89-91)でロペス。私(Corleone)の採点も90対81で王者でした。
速攻型ロペスの良さが、当たり前ですが、目立った試合となりました。疑問視されていたスタミナも十分に備え、持ち前の強打、そして驚異的な手数でベテレンを圧勝し続けたロペス。ディフェンス意識(特にガード)も終始しっかりとしていました。
3度目の防衛に成功したロペス。手のつけられない存在に成長しつつあります。

ペニャロサだからあそこまでやれた試合。持ち前のディフェンス技術、膝の柔軟性を存分に発揮してくれました。

ワンサイドな試合ながらも、挑戦者の頑張りで素晴らしい試合になりました。
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フロッチが逆転TKO勝利

2009年04月29日 02時44分54秒 | 世界ボクシング
米国コネチカット州
WBCスーパーミドル級戦:
王者カール フロッチ(英)TKO12回2分46秒 挑戦者ジャーメイン テーラー(米)

*11回終了時までの公式採点では2ー1(106-102x2、102-106)で挑戦者テーラー。私(Corleone)の採点も106対102でテーラーでした。
フロッチは3回に、そしてテーラーは最終12回にそれぞれダウンを喫しています。

フロッチ、決して難攻不落の選手ではないでしょう。しかし頑丈(スタミナとタフネスの両方)、そして見た目以上にうまい選手ではないでしょうか。右ガードはダラン。しかし打たれ強さ、そして意外な防御感のよさでそれを補っています。パンチも全体的にはスローですが、当て感は中々のもの。しかもリーチが非常に長いように感じられます(フロッチは189センチとテーラーより4センチも長い!!)。
個人的にはバーナード ホプキンス(米)戦が実現してほしいです。

逆にテーラー、前半が良すぎるのか後半に弱すぎるのか。多分その両方でしょう。それに加え、最近打たれ脆さも目立っています。この一つの敗戦の代償は大きいでしょう。

いい試合でした。
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スピンクスが王座奪回

2009年04月28日 01時39分24秒 | 世界ボクシング
米国ミズーリー州セントルイスで行われた試合結果です。
IBFスーパーウェルター級王座決定戦:
コーリー スピンクス 判定2ー1(114-113、115-112、112-115)ディーンドレ ラティモア(共の米)

*13ヶ月ぶりの試合に臨んだスピンクス。初回にスリップ気味のダウンを喫しています。
その後は経験、スピードを生かしラティモアをコントロールしペースを支配。僅差の判定で王座返り咲きに成功しています。
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まとめ

2009年04月27日 03時38分07秒 | 日本ボクシング
今年で記念すべき第30回目を迎えた日本チャンピオン・カーニバル。結果は次のようになりました。

最優秀選手賞にはスーパーバンタム級王者の木村 章司。技能賞はライト級の三垣 龍次。そして殊勲賞にはスーパーライト級の小野寺 洋介山が選出されています。

一覧を見て、やはり何となくパッとしない試合が多くあったように感じられます。



ミニマム級王座決定戦:
金光 佑治(六島)KO10回 辻 昌建(帝拳)

ライトフライ級:
王者嘉陽 宗嗣(白井・具志堅)8回負傷判定引き分け 挑戦者国重 隆(大阪帝拳)

フライ級:
王者清水 智信(金子)2回負傷引き分け 挑戦者池原 繁尊(横浜光)

スーパーフライ級:
王者中広 大悟(広島三栄)判定3ー0 挑戦者三枝 健二(新開)

バンタム級:
王者大場 浩平(大一スペースK)判定2ー1 挑戦者臼井 欽士郎(横浜光)

スーパーバンタム級:
挑戦者木村 章司(花形)KO2回 王者三浦 数馬(ドリーム)

フェザー級:
王者松田 直樹(帝拳)引き分け 挑戦者梅津 宏治(ワタナベ)

スーパーフェザー級:
王者矢代 義光(帝拳)引き分け 挑戦者三浦 隆司(横浜光)

ライト級:
挑戦者三垣 龍次(M.T)TKO9回 王者石井 一太郎(横浜光)

スーパーライト級:
挑戦者小野寺 洋介山(オサム)判定3ー0 王者木村 登勇(横浜光)

ウェルター級:
挑戦者中川 大資(帝拳)判定3ー0 王者沼田 康司(トクホン真闘)

スーパーウェルター級:
王者野中 悠樹(尼崎)TKO7回 挑戦者新井 恵一(高崎)

ミドル級:
王者鈴木 哲也(進光)判定2ー1 挑戦者渕上 誠(八王子中屋)
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健在、ポンサックレック

2009年04月26日 09時12分21秒 | 世界ボクシング
タイで行われた試合結果です。
WBCフライ級暫定王座決定戦:
ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)判定3ー0(119-110、118-109、117-111)フリオ セサール ミランダ(メキシコ)

*古豪ポンサックレックがメキシコの強打者に大差判定勝ちを収め、暫定ながらも王座返り咲きに成功しています。
正規王者の内藤 大助(宮田)が来月の防衛戦に勝利を収めた場合、両者による5度目の対戦が実現する運びになるそうです。
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今週末の試合予定

2009年04月25日 00時12分03秒 | 世界ボクシング
2009年4月最終週末の試合予定です。

24日 金曜日
タイ
WBCフライ級暫定王座決定戦:
ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)対 フリオ セサール ミランダ(メキシコ)

米国ミズーリー州セントルイス
IBFスーパーウェルター級王座決定戦:
コーリー スピンクス 対 ディーンドレ ラティモア(共の米)
 

25日 土曜日
米国コネチカット州
WBCスーパーミドル級戦:
王者カール フロッチ(英) 対 挑戦者ジャーメイン テーラー(米)

ドイツ
WBAミドル級戦:
王者フェリックス シュトルム(独)対 挑戦者佐藤 幸治(帝拳)

WBOスーパーミドル級戦:
王者カロリー バルゼイ(ハンガリー)対 挑戦者マセリーノ マソー(ニュージーランド)

プエルトリコ
WBOスーパーバンタム級戦:
王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)対 挑戦者ジェリー ペニャロサ(比)


27日 月曜日
フランス
ライトフライ級10回戦:
WBAライトフライ級王者ブライム アスロム(仏)対 ウンベルト プール(メキシコ)


30日 木曜日
パナマ
WBA/IBFスーパーバンタム級戦:
王者セレスティーノ カバジェロ(パナマ)対 挑戦者ジェフェリー マセブラ(南ア)
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色々(04‐24‐09)

2009年04月24日 07時38分24秒 | 世界ボクシング
最近(2009年4月24日ごろ)のニュースです。

1)WBO/WBAライト級王者ファン マヌエル マルケス(メキシコ)が、7月18日にフロイド メイウェザー(米)と米国内で対戦するという情報があります。

2)WBAヘビー級王座統一戦、ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)対ニコライ ワルーエフ(ロシア)戦が5月30日にフィンランドで予定されています。

3)WBCフライ級王者内藤 大助(宮田)の5度目の防衛戦が決定しています。5月26日に中国の上海で熊朝忠(ション ザオゾン/中国)の挑戦を受けます。

4)WBCライト級王者エドウィン バレロ(ベネズエラ)の初防衛戦が7月25日にメキシコ国内で予定されています。挑戦者はコロンビアのブレイディス プレスコット(コロンビア)。このブレイスコット、昨年9月にアミア カーン(英)を初回でKOした選手です。 

5)亀田家末弟の和毅が、5月30日に東京都江戸川区スポーツセンターでプロ7戦目、日本国内第2戦目を予定しています。対戦者は勝又ジムの雲林龍広。和毅にとりプロ初の6回戦出場、初の日本人選手との対戦になります。
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負傷引き分け

2009年04月23日 08時15分43秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フライ級戦:
王者清水 智信(金子)負傷引き分け2回57秒 挑戦者池原 繁尊(横浜光)

*初回に偶然のバッティングで王者が負傷。試合は2回でストップされています。
清水は2度目の防衛に成功。
2009年のチャンピオン カーニバル、この試合結果に象徴されるように、全体的に消化不良という感があります。
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ビロリア、ドナイレ

2009年04月22日 00時45分58秒 | 世界ボクシング
フィリピンで行われた試合結果です。
IBFライトフライ級戦:
挑戦者ブライアン ビロリア(ハワイ)KO11回2分56秒 王者ウリセス ソリス(メキシコ)

IBFフライ級戦:
王者ノニト ドナイレ(比)TKO4回2分42秒 挑戦者ラウル マルチィネス(米)

WBCインターナショナル・ミニマム級王座決定戦:
WBC11位デンバー・クエリョ(比)TKO4回43秒 WBC40位松本 博志(角海老宝石)


*元WBC王者ビロリアがIBF王座を獲得し、世界王座奪回に成功。安定王者ソリスは9度目の防衛に失敗しています。
フライ級戦は一方的な展開に。ドナイレが初回に2度、2回、そして4回に1度づつダウンを奪いそこでレフェリーストップ。圧倒的強さで3連続防衛に成功したドナイレ。減量苦さえなければ、当分王座安泰でしょう。スーパーフライ級戦線如何では、年内の2階級制覇も十分あり得るのではないでしょうか。
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クラッセン、ガンボア

2009年04月21日 23時07分51秒 | 世界ボクシング
米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAフェザー級暫定王座決定戦:
ユキオリキス ガンボア(キューバ)TKO10回1分31秒 ホセ ロハス(ベネズエラ)

*アテネ五輪金メダリストのガンボアが、37歳のベテラン、ロハスを終始圧倒し、暫定ながらもプロ初戴冠を果たしています。
敗れたロハス。今回が5度目の世界挑戦でした。


南アフリカで行われた試合結果です。
IBFスーパーフェザー級戦:
挑戦者マルコム クラッセン TKO7回2分26秒 王者キャシアス バロイ(共に南ア)

*クラッセンが初回からベテランにバロイを圧勝。同国人同士の対戦は若いクラッセンに軍配が挙がっています。
2年ぶりの王座奪回を果たしたクラッセン。前回は初防衛戦で王座を明け渡しています。今回はどれだけ王座を保持することが出来るかに注目です。
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