DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

コラーゾ、ロサが共に勝利(WBOミニマム級ほか)

2023年08月31日 05時32分52秒 | 世界ボクシング

先週末26日、プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOミニマム級戦:
王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)TKO6回終了 挑戦者ガレン ディアガン(比)

*3ヶ月前の5月末に、プロ7戦目で世界のベルトを獲得しているコラーゾ。サウスポー(左構え)同士の一戦となった今回の試合でも、固いガードから左右のパンチを上下に散らし、徐々に挑戦者を追い込んでいきました。

中盤に入ると試合はプエルトリカンの一方的なペースになっていき、結局ディアガンは6回終了と同時にギブアップ。コラーゾが安定したボクシングで王座の初防衛に成功しています。

 

その前日にあたる25日、ドミニカで行われた試合結果です。
ミニマム級戦(10回戦):
WBAレギュラー王者エリック ロサ(ドミニカ)TKO8回終了 オーランド ピノ(ベネズエラ)

*2021年師走に、プロ5戦目でWBAの第2の王座ながらも世界のベルトを腰に巻くことに成功しているロサ。今年の3月には、タイに乗り込んでスーパー王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)とのWBA内での頂上決戦に臨む予定でした。しかし同国への入国が許されずに王座統一戦はキャンセルに。結局は20ヵ月もの長期のブランクを作ってしまいました。

プロデビュー戦から地域王座戦に出場していたロサにとり、これが初の無冠戦となりましたが無事に勝利を収める事に成功。今後は再びフレッシュマートとの対戦に向け交渉に入っていく事になりそうです。

下記は2023年8月31日現在の、最軽量級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:パヤン プラダブスリ(タイ/4)
WBC(暫定):重岡 優大(ワタナベ/0)
IBF:ダニエル バジャダレス(メキシコ/1)
IBF(暫定):重岡 銀次郎(ワタナベ/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジャック アンパロ(比/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/1)

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ウシクがWBA王座を統一(3団体ヘビー級)

2023年08月30日 05時29分59秒 | 世界ボクシング

先週末26日・土曜日、ポーランドで行われた試合結果です。
3団体ヘビー級戦(王座統一戦):
IBF/WBAスーパー/WBO王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)KO9回48秒 WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)

*2016年9月に、ポーランドで自身初の世界タイトルであるWBOクルーザー級王座を獲得しているウシク。その試合以来の同地での試合となりましたが、持ち前のサウスポー(左構え)スタイルからの安定したボクシングでデュボアに圧勝。8回には連打から、そして9回には右ジャブで英国人からダウンを奪っています。

問題は5回、デュボアがウシクのベルトラインに放ったパンチでウクライナ人からダウンを奪いました。しかしレフィリーは反則打としてダウンをみなさず、ウシクに5分間の休憩時間を与えました。見方によってはウシクはレフィリーに救われ、デュボアは絶好機を逃してしまったとも言えるでしょう。

この試合を通じ、改めてウシクの技術は世界一級品であることを証明しました。同時にウクライナ人は、「ボディーに弱点があるのでは?」という事も知らしめてしまったのではないでしょうか。

一年ぶりの試合に勝利すると同時に、統一王座の2度目の防衛に成功したウシク。今後は再びWBC王者タイソン フューリー(英)との王座統一戦実現を目指していきます。もしフューリー戦が実現しない場合は、IBFの指名挑戦者フィリップ フルゴビッチ(クロアチア)との防衛戦に臨むことになるようです。

2009年から2人、あるいはそれ以上の世界王者が君臨していたWBAヘビー級。今回のウシクの勝利により、WBA最重量級王座がようやく1つにまとまりました。下記は2023年8月30日現在のヘビー級のタイトル保持者たちとなります。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数2)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/2)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/2)
WBO(暫定):張 志磊(中国/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

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オペタイアの初防衛戦、等など(色々:08‐29‐23)

2023年08月29日 05時20分30秒 | 世界ボクシング

最近(2023年8月29日ごろ)のニュースです。

1)昨年7月にIBFクルーザー級王座を獲得するも、自身の怪我やリング外のゴタゴタでリング活動から遠ざかっていたジェイ オペタイア(豪)。来月30日に渡英し、15戦全勝(12KO)のジョーダン トンプソン(英)を迎え初防衛戦を行うことがようやく決定しています。 

2)元WBAウェルター級スーパー王者のヨルデニス ウガス(キューバ)と元WBAスーパーライト級王者マリオ バリオス(米)が約一ヶ月後の9月30日、WBCウェルター級暫定王座を賭け対戦します。この試合は、サウル アルバレス(メキシコ)対ジャーメル チャーロ(米)戦の前座試合として行われます。

3)2月にWBCスーパーフェザー級王座を獲得しているオシャキー フォースター(米)。10月15日にようやく初防衛戦を行うことが決まりました。フォースターはメキシコに乗り込み、指名挑戦者エドゥアルド エルナンデス(メキシコ)の挑戦を受けます。

4)6月に日本スーパーバンタム級王座を獲得している下町 俊貴(グリーンツダ)。10月31日に後楽園ホールのリングで石井渡士也(REBOOT.IBA)を迎え、保持する王座の初防衛戦を行います。

5)同じ興行では、WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者TJ ドヘニー(豪)がジェフェスリー ラミド(米)を相手に初防衛戦を行います。ドヘニーは2018年8月に、ラミドは今年の4月にIBFスーパーバンタム級王座を2度獲得した岩佐 亮佑(セレス=引退)に勝利を収めています。

アメリカ国籍で、主戦場も北米の選手がアジア太平洋タイトル戦に出場するというのは、何とも不思議なことです。

6)5月にプロ僅か3戦目でOPBF(東洋太平洋)フェザー級王座を獲得した堤 駿斗(志成)。10月13日に後楽園ホールのリングで、ルイス モンシオン ベンチャーラ(ドミニカ)と無冠戦10回戦で対戦します。

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ロドリゲスが世界王座に返り咲き(IBFバンタム級)

2023年08月28日 05時52分19秒 | 世界ボクシング

今月12日、米国メリーランド州で行われた試合結果です。
IBFバンタム級戦(王座決定戦):
エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)判定3対0(120-105x3)メルビン ロペス(ニカラグア)

*2019年5月に英国で井上 尚弥(大橋)に粉砕されて以来、強豪たちとの対戦を繰り返しながら世界王座返り咲きの機会を得たロドリゲス。上昇気流に乗っていたロペスを全く寄せ付けずに大差判定勝利。4年4ヵ月ぶりに世界のベルトを再び腰に巻くことに成功しました。

この試合の最大の山場な最終12回の2分過ぎに訪れました。ボディーブローでダウンを奪ったロドリゲスは、その後立て続け2度のダウンを追加し勝利を決定づけました。ストップが早いレフィリーなら(と言うか、今回の主審は遅すぎ)、遅くとも2度目のダウンの時に試合をストップしていたでしょう。

中米の強豪を相手にワンサイドマッチを演じたロドリゲス。この実力者を4分そこそこで粉砕した井上が正にモンスターだったのでしょうね。 

ようやく井上の4人の後継者が埋まった世界バンタム級。下記が2023年8月28日現在の、バンタム級王者達となります。

WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数0)
WBC:アレクサンドロ サンティアゴ(メキシコ/0)
IBF:エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ/1)
WBO:ジェイソン マロニー(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/3)
日本:堤 聖也(角海老宝石/1)

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二人目のチュー2世、7連勝(スーパーウェルター級)

2023年08月27日 05時11分03秒 | 世界ボクシング

先週23日・水曜日、豪州で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級戦(8回戦):
ニキタ チュー(豪)TKO6回2分40秒 ジャック ブルベイカー(豪)

*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、暫定ながらもWBOスーパーウェルター級王座を獲得したティム チュー(豪)の実弟ニキタ。昨年3月に、兄と同じくスーパーウェルター級でプロデビュー。これまでに6連勝(5KO)を飾っています。

今回対戦したブルベイカーは20戦以上の戦績を持ち、2016年夏には後楽園ホールでOPBF(東洋太平洋)ウェルター級王座を獲得するなど、ニキタからすると格上の選手となります。またブルベイカーは2019年師走に実兄ティムと対戦しており、その時はティムに一方的な4回TKO負けを喫しています。ニキタにとり、現在の戦力を計るうえでうってつけの相手と言っていいでしょう。

実父コンスタンチンのキャリア前半を思わせる攻撃色の強いボクシングを展開するニキタ。サウスポー(左構え)から、左右のパンチを上下に打ち分け、ライバルを追い込んでいきます。しかし防御面に多少の不安があり、この日も何度かブレイカーにクリーンヒット許していました。

3回、ブレイカーのバッティングを顔の右側面に受けてしまい膝をついてしまったニキタ。レフィリーはダウンとみなしカウントを取られてしまいます。バッティングによるダメージが見られたニキタですが、4回以降は試合の主導権を奪回。最後は6回、コンビネーションをまとめた所でブルベイカー陣営がタオルを投入。そこで試合は終わっています。

少々苦しみながらも戦績を7戦全勝(6KO)に伸ばしたニキタ。一戦ごとに確実に実力を向上させているようです。。ちなみにティムは7戦目で、WBCの下部組織であるABCO王座を獲得。コンスタンチンは米国のリングでのデビュー戦を約5分で片付けています。

チュー兄弟が主戦場とするスーパーウェルター級。2023年8月27日現在の同級のタイトル保持者たちは次のようになります。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):ブライアン メンドサ(米/0)
IBF:ジャーメル チャーロ(米/2)
WBO:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO(暫定):ティム チュー(豪/1)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
日本:出田 祐一(三迫/1)

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今週末の試合予定

2023年08月26日 05時32分07秒 | 世界ボクシング

2023年8月最終週末の主な試合予定です(2023年8月26日から9月1日まで)。

26日 土曜日
ポーランド
3団体ヘビー級戦(王座統一戦):
IBF/WBAスーパー/WBO王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)対 WBAレギュラー王者ダニエル デュボア(英)

プエルトリコ
WBOミニマム級戦:
王者オスカル コラソ(プエルトリコ)対 挑戦者ガレン ディアガン(比)

30日 水曜日
後楽園ホール
日本/WBOアジア太平洋フェザー級戦:
日本王者松本 圭佑(大橋)対 リドワン オイコラ(平仲)

WBOアジア太平洋スーパーライト級戦(王座決定戦):
井上 浩樹(大橋)対 ハイバード アブドゥラスル イスモリロフ(ウズベキスタン)

日本バンタム級戦:
王者堤 聖也(角海老宝石)対 挑戦者増田 陸(帝拳)

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セルジオ マルティネスの次戦、等など(色々:08‐25‐23)

2023年08月25日 05時43分01秒 | 世界ボクシング

最近(2023年8月25日ごろ)のニュースです。

1)2020年8月に、6年2ヵ月ぶりのリング復帰を果たした元スーパーウェルター級、ミドル級王者セルジオ マルティネス(亜)。再起後、6連勝(4KO)を飾っています。現在48歳のマルティネス。11月にドイツの地で先月マイナー団体IBOミドル級王座を獲得しているエティノサ オリハ(伊)に挑戦します。

マルティネスがドイツで試合を行うのはこれが初めてとなります。またマルティネスはメジャー団体の世界王座に就く前の2003年に、同団体スーパーウェルター級王座を獲得。その王座を2度防衛しています。

2)マルティネスがミドル級、そして世界ボクシングを牽引していたのは10年も前になります。その後マルティネスからバトンを受け継いだのがゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)となります。WBO以外の3つのベルトを統一し、WBA王座に関しては19連続防衛に成功したゴロフキン。一度は王座を失いましたが、その後王座に復帰。しかし昨年9月にサウル アルバレス(メキシコ)との第3戦で僅差の判定で敗れて以来実戦から遠ざかっています。

この一年、ゴロフキンはIBF、WBA、IBOの王座を戦わずして順次返上。再起戦の噂も時々上りますが、このまま引退する可能性も少なからずあるのではないでしょうか。

3)IBFミドル級王者ビンチェンツォ グアルティエリ(独)とWBO同級のタイトルホルダーであるジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン)による王座統一戦が10月14日、米国テキサス州で行われます。

4)昨年11月に、ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)の技術の前に何も出来なかった元WBOスーパーミドル級王者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)。10月7日に米国ニューヨークで、昨年6月にアルツロ ベテルビエフ(露)に5分で粉砕された前WBOライトへにー級王者ジョー スミス(米)と対戦します。この試合は以前のクルーザー級のリミットである190ポンド/86.18キロの契約体重で行われます。

5)元日本ジュニアライト級(現スーパーフェザー級)、OPBF(東洋太平洋)フェザー級、ライト級王者渡辺 雄二(斎田)の甥っ子で、6月に日本スーパーフライ級王座を獲得した高山 涼深(ワタナベ)。来月22日に、元WBOアジア太平洋王者村地 翼(駿河男児)を迎え初防衛戦を行います。

6)後楽園ホールで行われるその試合には、フライ級で世界3階級制覇を目指す京口 紘人(ワタナベ)も登場。比国のジャーベン ママと10回戦で拳を交えます。

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チュー2世、王座統一戦に出場?(世界スーパーウェルター級)

2023年08月24日 05時18分14秒 | 世界ボクシング

10月15日、豪州で予定される試合です。
スーパーウェルター級戦(王座統一戦):
WBO暫定王者ティム チュー(豪)対 WBC暫定王者ブライアン メンドサ(米)

*2016年師走にプロデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。今年の3月12日、22戦目にして暫定ながらも世界の檜舞台に立ち、元世界王者トニー ハリソン(米)を破り世界のベルトを奪取。6月にはカルロス オカンポ(メキシコ)を77秒で粉砕し、王座の初防衛に成功しています。

戦績を23戦全勝(17KO)に伸ばしているチュー。既にWBOからは、9月30日付けで唯一王者に昇格する事が正式に通達されています。順風満帆のキャリアを歩んでいるチュー。10月半ばに予定される次戦では、4月にWBC暫定王座を獲得しているメンドサとの戦いに臨む事になるようです。現在のところ、この試合が12回戦として行われるということが分っております。しかし秋口にメンドサも「暫定」の2文字を返上している可能性があるため、この試合がWBOとWBC王座の統一戦になる可能性もあるのではないでしょうか。今後の動きにチューもく(注目)です。

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ナバレッテ、大激戦を制す(WBOスーパーフェザー級)

2023年08月23日 05時27分04秒 | 世界ボクシング

今月12日、米国アリゾナ州で行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦:
王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)判定3対0(119-109、118-110、116-112)挑戦者オスカル バルデス(メキシコ)

*キャリア前半に4回戦で判定負けを喫した以外、白星を重ね続けているナバレッテ。2018年師走にWBOスーパーバンタム級王座を獲得して以来、防衛を重ねながらフェザー級、スーパーフェザー級でも順次世界王座の獲得に成功。しかし最近は定期的に試合を行っているにも関わらず、存在感が薄れてきています。

今回ナバレッテが迎えた同胞バルデスも、フェザー級、スーパーフェザー級で世界のベルトを腰に巻いてきた打ち合い好きの強豪。この両者が対戦してファンの期待を裏切るような試合になる筈がありません。

蓋を開けてみると、ボクシング関係者が大絶賛する打撃戦が12回に渡り繰り広げられました。両者が譲らない展開となりましたが、ナバレッテが驚異的に手数と変則的なボクシングでバルデスを抑え判定勝利。低迷していた評価を再び上げると同時に、2月に獲得した3階級目の王座の初防衛に成功しました。

今後、他団体王者たちとの王座統一戦や、バルデスとの再戦が望まれるナバレッテ。誰と対戦しても面白い試合を提供してくれることでしょう。

下記は2023年8月23日現在の、スーパーフェザー級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/0)
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):森 武蔵(志成/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)

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右一発!ジョシュアがヘレニウスをKO(ヘビー級)

2023年08月22日 05時28分11秒 | 世界ボクシング

今月12日、英国で行われた試合結果です。
ヘビー級戦(12回戦):
アンソニー ジョシュア(英)KO7回1分27秒 ロバート ヘレニウス(フィンランド)

本来ならこの日、アマチュア時代からのライバルであるディリアン ホワイト(英)との決着戦に臨む予定だったジョシュア。しかしホワイトが薬物検査に引っ掛かり、今回のライバル戦はキャンセルとなってしまいました。ホワイトに代わり、ジョジュアの対戦相手に抜擢されたのがヘレニウス。何とフィンランド人はこの試合の一週間前の8月5日に試合をこなしたばかりというまさに強行軍。

ヘレニウスのコンディションが懸念されましたが、両者がお互いの強打を警戒するあまりアクションが少なかったためもありますが、中々の健闘を見せます。どちらかというとジョシュアのペースで中盤戦に突入したこの戦い。その回の中盤、ショシュアが右一発が炸裂。レフィリーは躊躇することなく試合を即止めています。

比較的静かな試合だったと思われましたが、試合後、ジョジュアは鼻血を流しているなど中々の激戦だったことを物語っています。2020年師走以来のKO勝利を収めることに成功したジョシュア。次戦では、ディオンティー ワイルダー(米)との注目の一戦が行われる可能性があるようです。

この興行には、IBFヘビー級1位のフィリップ フルゴビッチ(クロアチア)も登場。南太平洋の世界ランカーであるデムジー マッキーン(豪)を最終12回で仕留めています。

一昨日もお届けしましたが、2023年8月22日現在の最重量級王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英
/1)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):張 志磊(中国/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

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