DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

吉野、中谷が国内ライバル対決を制す(ライト級ほか)

2022年04月14日 05時14分25秒 | 世界ボクシング

先週末9日・土曜日、さいたまスーパーアリーナで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)負傷判定11回2分6秒(3対0:107-102x2、106-103)挑戦者/元WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)

*国内ライト級の実力者同士による対戦は、試合開始のゴングから一進一退の攻防が続きました。中盤以降、体格差で上回る吉野が徐々にペースを把握。最終的には負傷判定という消化不良の結果となってしまいましたが、吉野が一歩世界挑戦に向け抜け出した形に。今後は世界ランカーとの対戦を視野に入れ、更なるステップアップを目指していく事になります。

スーパーフェザー級王座から転落後、2勝(2KO)2敗と中々ライト級で結果を残せない伊藤。本来の階級への再転向が必要なのかもしれません。

下記は2022年4月14日現在のライト級王者たちとなります。

WBA(スーパー):ジョージ カンボソス(豪/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/2)
WBC:デビン ヘイニー(米/4)
IBF:ジョージ カンボソス(豪/0)
WBO:ジョージ カンボソス(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/2)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/2)
日本:宇津木 秀(ワタナベ/0)

 

WBOフライ級戦:
王者中谷 潤人(M.T)TKO8回2分20秒 挑戦者山内 涼太(角海老宝石)

*王者の圧勝が予想されていた一戦。試合はその予想通り、全くのワンサイドマッチに。レフィリーが中盤に挑戦者を救い出すと同時に、中谷が2度目の王座の防衛に成功。今後はまず、一階級上のスーパーフライ級で世界2階級制覇を狙っていく方針です。

2022年4月14日現在の、フライ級のタイトル保持者は下記のようになります。

WBA(レギュラー):アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数5)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/3)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/2)
WBO:中谷 潤人(MT/2)
OPBF(東洋太平洋):ジーメル マグラモ(比/0)
WBOアジア太平洋:山内 涼太(角海老宝石/1)
日本:ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安/3)

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