学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

新年のご挨拶

2016-01-02 | グローバル神道の夢物語
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2016年 1月 2日(土)11時05分55秒

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

去年は本当に久しぶりに憲法を勉強し、その副産物として西洋音楽史への関心が生まれたので、この方面を少しずつ勉強して行くつもりです。
また、憲法学の動向への若干の興味は継続しており、ドイツかフランスの学説史を少しやろうかなと思っているのですが、理屈倒れのドイツよりフランスの方が相性が良さそうなので、フランス中心になりそうです。
私は樋口陽一氏が東北大から東大に来て最初に行った講義を聴講したことがあり、憲法学と全く無縁に過ごしていた期間もずっと樋口氏への敬意を抱いていたのですが、去年の「立憲主義」騒動を眺めていて樋口氏に微かな疑念を抱くようになり、更に石川健治氏の「窮極の旅」を検討する過程で樋口氏への疑問も深まったので、樋口氏が去年と同様の政治運動を継続するのであれば若干の批判も試みたいと思っています。
また、去年一応のテーマとして設定していたにもかかわらず全然この掲示板に反映しなかった「国家と宗教」については、それなりに少しずつ考えていたことを「グローバル神道の夢物語」という変てこなタイトルのシリーズ物として投稿する予定です。
以上、つらつら並べると掲示板タイトルの Japanese Medieval History and Literature は一体どこに行ったのだ、ということになりそうですが、ヨーロッパとの比較の観点から、時々は日本中世史、中世文学にも戻って来る予定です。
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