学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学の中間領域を研究。

the hawk found at Hachiman shrines

2011-03-08 | 新潟生活
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 3月 8日(火)22時40分15秒

>筆綾丸さん
ご紹介の『英国王のスピーチ』を観たいのですが、何故か新潟県では上映されていません。
観に行けない理由がいささか情けないです。

>笠間稲荷
茨城県の笠間稲荷神社には二度行きましたが、境内は非常に狭くて、これで日本三大稲荷を自称するのはちょっと厚かましいなと思いました。
同神社の英文サイトでは、

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The Inari Diety is not a Fox

The motif of the fox or horse which is frequently associated with this kami is due to the role of these animals as messengers of the deity, similar to the hawk found at Hachiman shrines and the "Korean lions" (komainu) at many local ujigami (local tutelary deity) shrines. In the medieval period, many such animals were believed to to act as intercessors, carrying the manifold entreaties of humans to their masters in the divine world, and this custom continues at present.

http://www.kasama.or.jp/english/index4.html

となっていて、狐または馬が稲荷とつながりの強い動物とされていますが、馬についてはあまり聞かない話ですね。
狐と馬が一緒に登場する大津絵は見たことがありますが。
また、Hachiman には hawk がいるそうですが、多分、ハトと勘違いしているのでしょうね。
更に、地方の多数の氏神に Korean lionsがいるそうですが、別に地方にも氏神にも限った話ではないはずです。
いろいろ謎の多い文章ですが、どうも中途半端に日本の宗教に詳しい外国人に英文を依頼して、独自研究の結果を神社の人は誰もチェックしていないみたいですね。

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