大福 りす の 隠れ家

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映ゆ を書き終えて

2018年01月12日 22時21分23秒 | ご挨拶
長い間、お付き合いくださり

有難うございました。



『映ゆ』 を書くにあたって、一番最初に浮かんだシーンが


駅前の沢山ある大きなウィンドウの前を肩を落としてトボトボと歩いていると、ふとそのウィンドウの一枚が目の端に映った。 渉の歩く姿が映っているはずなのに、違う姿の横顔が見えた気がした。。


その後、渉は救急車で運ばれ、シノハは川に落ちたという場面です。


そのことからタイトルを 『映(は)ゆ』 としました。

『映ゆ』 ・・・ピンとこないかな? 『映ゆる』 の方が分かりやすいかな? 
映ゆは、映えるという意味。  そして言葉そのものの意味は 光を受けて照り輝く。 引き立ってあざやかに見える。また、よく調和する。 等で、私のもつイメージ 『映ゆ』 とは随分違うんですが、単にこのシーンのことを書きたくて 『映(うつ)る』 は、ちょっと・・・。 

それに 『映ゆ』 が、自分の中で一番しっくりきたので、日本語の意味を完全に無視してタイトルにしました。 




最後の最後、

「父―た?」
「うん?」
「ちんえん」 腕に抱かれた幼子(おさなご)がふっくらとした手で夜空を指さす。
「ああ・・・真円の月だな」


長雨の後、渉と次に会う約束をしていた真円の月。

この台詞は浮かんではいましたが、書かないつもりでいました。 下書きにも書いていませんでした。 頭の中にあっただけです。
シノハのことは読んで下さる方々に、想像していただこうと考えていたからです。

が、いざ投降ボタンを押す段になって、やっぱり書こう、と付け加えたという所です。





私事ですが、当分、書ける環境になく、次は何年空くか分からない状態です。

一応、あらすじは頭に浮かんでいるんですが、簡単に言うところの、起承転結の『起』 くらいを書き終えただけで、どうにも集中する時間が取れなく・・・。


次の予告は出来ませんが、閲覧状態を見ると『映ゆ』 に限らず、他のものも見て頂けているようで、嬉しく思い、それを励みに少しづつでも書いていこうと思っています。



それでは


『映ゆ』 を読んで下さって有難うございました。

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