4時前に目が覚めて山田風太郎と高木淋光のヨーロッパ旅行記を読む。
6時になったので下へ行くと下の息子が起きていたので、パッチャのところへ餌をやりに二人で出かけた。
自棄に喜んだね、一晩一匹で無聊をかこっただろうから、顔見知りが二人もやって来て大いに心強かったろう。
なんせまだ5ヵ月の子猫だからね。
餌と水をやり、息子がトイレの掃除をして、お茶を淹れて飲みながらひとしきり遊んだ。
はしゃぎ過ぎたのかスカイウォークから落下しそうになり、両手両足で板にしがみついて難を逃れた。
30分ほどで家に帰って来て雨戸を開け飯を作った。
南瓜の味噌汁、これが甘みがあってけっこう美味かった。
妻が踊りながら空中遊泳をさせたソーダ鰹が塩漬けになっていたので焼いた。
納豆、蕪の糠漬け、切り干し大根、春菊のお浸し。
8時に再びパッチャのところへ行き、YouTubeを聴きながら、ソファーで小林秀雄対談集を読む。
パッチャは一人で激しく動き陽気に遊んでいた。
小林秀雄と永井龍男の対談が良かった。
若い大工が熟練の大工に小鉋をかりたら、奇妙な顔をした。
手に馴染んだ道具は女房を貸すようなもんだと若い大工が気が付き、恥ずかしくて居たたまれなくなった。
今のサラリーマンは何でも頭で考えて計画を立てて仕事を進めるが、鉋を持っていない、仕事というのは下から上がって来るもんじゃなきゃダメだ。
それだから休日にレジャーに行くことしか考えないようになってしまっているんだ。
ここのところ、やけに身に詰まされる話で、はたして40年近く仕事をして僕は鉋を持つことが出来たんだろうか、少し救われるのは休日にレジャーに行くなんてことはなかったことだが。
直ぐに思いつかなきゃいけなかったが、僕の鉋は舌なのかも知れないねえ。
9時20分に自転車でJA湘南に向かった。
NさんとKさんがいて二宮町の選挙の話になった。
現職の村田さんが町長になり、高橋、桑原、松本の3名が町議を落選した。
美人のつゆき佳代さんはトップ当選した、人間やっぱり顔だなあ。
昔は選挙になるとやけに張り切る人たちがいて、票は夜ひっくり返したもので、運動期間中は夜になると街角にかがり火をたいて、他のテリトリーから運動員がやって来るのを防御するために木刀を持って見張っていたものだ。
選挙事務所では、みんな酒を呑んで騒いでいたが、今は酒も出せないらしく面白くない。
飲食を共にして語り合わなければ人間なんてどんな奴か分かりはしないだろう。
それが出来ないとなると美男美女が圧倒的に強い、これは地方選挙だけでなく国政選挙でも同じで、政治家の能力は下がる一方だが、見た目は昔より良くなっているという事か。
昼、妻と二人の食事で、妻は昨夜TVを観ながら酒を呑み、最後にカレーを喰ったらしく昼は軽く済ませるから、あなたは豚カツを揚げておいたのでカツ丼を作って食べてくださいと言われ、常備している昆布と煮干しの水出しの出汁に玉葱を入れ、酒、味醂、醤油で味を調えて豚カツを1枚半入れて、最後に溶き卵で綴じた。
朝作った南瓜の味噌汁が残っていたので麩と青菜を入れていただいた。
小町ポークだから美味いでしょと妻が自慢していたが、味わいはあるが結構硬く、最近のソフトなポークに馴れているのちょっと違和感があったな、でも朝からでもカツ丼を食べるくらい好きだから美味しくいただきました。
軽く済ませると言っていた妻は、結構重く食べていて、豚カツを喰いたそうにしていたので丼から豚カツを一つ摘まんであげた。
プレシネ「The King and I」1956年米映画、ユル・ブリンナーとデボラ・カーがタイの王様とその家庭教師に扮して売り広げる密やかなロマンス。
途中居眠りしていたので筋書きだけは理解できたが、面白さはディテイルにあるわけで、あるいは見逃してしまったのかも。
どうもユル・ブリンナーのスキンヘッドは趣味に合わない。
大磯方面へ散歩に出たが、雨がぽつりぽつりと落ちてきたので小一時間で、娘のうちに帰り、パッチャと遊びながら小林秀雄の対談集を読み、TVで相撲を観た。
6時過ぎに家に帰って来て風呂に入り晩飯を食べた。
酒を呑まないことにしたので、鯖の塩焼き、スティックブロッコリー、白菜と茸の春雨スープを飲んで仕舞にしたが、実に味気ないので、メイプルクッキーと柿、豆菓子を食後に食べた。
9時からプレシネ「Cinderella Man」2005年米映画、大恐慌時代のプロボクサー、ジェームス・J・ブラドックが貧困からチャンプになるまでの物語。
コーチ役のジムを演じたポール・ジアマッティが良いんだな、友人にこんな人がいたら、不遇でもどうにか生きていけそうな気がする。
こういう人物になりたいもんだなあ。
6時になったので下へ行くと下の息子が起きていたので、パッチャのところへ餌をやりに二人で出かけた。
自棄に喜んだね、一晩一匹で無聊をかこっただろうから、顔見知りが二人もやって来て大いに心強かったろう。
なんせまだ5ヵ月の子猫だからね。
餌と水をやり、息子がトイレの掃除をして、お茶を淹れて飲みながらひとしきり遊んだ。
はしゃぎ過ぎたのかスカイウォークから落下しそうになり、両手両足で板にしがみついて難を逃れた。
30分ほどで家に帰って来て雨戸を開け飯を作った。
南瓜の味噌汁、これが甘みがあってけっこう美味かった。
妻が踊りながら空中遊泳をさせたソーダ鰹が塩漬けになっていたので焼いた。
納豆、蕪の糠漬け、切り干し大根、春菊のお浸し。
8時に再びパッチャのところへ行き、YouTubeを聴きながら、ソファーで小林秀雄対談集を読む。
パッチャは一人で激しく動き陽気に遊んでいた。
小林秀雄と永井龍男の対談が良かった。
若い大工が熟練の大工に小鉋をかりたら、奇妙な顔をした。
手に馴染んだ道具は女房を貸すようなもんだと若い大工が気が付き、恥ずかしくて居たたまれなくなった。
今のサラリーマンは何でも頭で考えて計画を立てて仕事を進めるが、鉋を持っていない、仕事というのは下から上がって来るもんじゃなきゃダメだ。
それだから休日にレジャーに行くことしか考えないようになってしまっているんだ。
ここのところ、やけに身に詰まされる話で、はたして40年近く仕事をして僕は鉋を持つことが出来たんだろうか、少し救われるのは休日にレジャーに行くなんてことはなかったことだが。
直ぐに思いつかなきゃいけなかったが、僕の鉋は舌なのかも知れないねえ。
9時20分に自転車でJA湘南に向かった。
NさんとKさんがいて二宮町の選挙の話になった。
現職の村田さんが町長になり、高橋、桑原、松本の3名が町議を落選した。
美人のつゆき佳代さんはトップ当選した、人間やっぱり顔だなあ。
昔は選挙になるとやけに張り切る人たちがいて、票は夜ひっくり返したもので、運動期間中は夜になると街角にかがり火をたいて、他のテリトリーから運動員がやって来るのを防御するために木刀を持って見張っていたものだ。
選挙事務所では、みんな酒を呑んで騒いでいたが、今は酒も出せないらしく面白くない。
飲食を共にして語り合わなければ人間なんてどんな奴か分かりはしないだろう。
それが出来ないとなると美男美女が圧倒的に強い、これは地方選挙だけでなく国政選挙でも同じで、政治家の能力は下がる一方だが、見た目は昔より良くなっているという事か。
昼、妻と二人の食事で、妻は昨夜TVを観ながら酒を呑み、最後にカレーを喰ったらしく昼は軽く済ませるから、あなたは豚カツを揚げておいたのでカツ丼を作って食べてくださいと言われ、常備している昆布と煮干しの水出しの出汁に玉葱を入れ、酒、味醂、醤油で味を調えて豚カツを1枚半入れて、最後に溶き卵で綴じた。
朝作った南瓜の味噌汁が残っていたので麩と青菜を入れていただいた。
小町ポークだから美味いでしょと妻が自慢していたが、味わいはあるが結構硬く、最近のソフトなポークに馴れているのちょっと違和感があったな、でも朝からでもカツ丼を食べるくらい好きだから美味しくいただきました。
軽く済ませると言っていた妻は、結構重く食べていて、豚カツを喰いたそうにしていたので丼から豚カツを一つ摘まんであげた。
プレシネ「The King and I」1956年米映画、ユル・ブリンナーとデボラ・カーがタイの王様とその家庭教師に扮して売り広げる密やかなロマンス。
途中居眠りしていたので筋書きだけは理解できたが、面白さはディテイルにあるわけで、あるいは見逃してしまったのかも。
どうもユル・ブリンナーのスキンヘッドは趣味に合わない。
大磯方面へ散歩に出たが、雨がぽつりぽつりと落ちてきたので小一時間で、娘のうちに帰り、パッチャと遊びながら小林秀雄の対談集を読み、TVで相撲を観た。
6時過ぎに家に帰って来て風呂に入り晩飯を食べた。
酒を呑まないことにしたので、鯖の塩焼き、スティックブロッコリー、白菜と茸の春雨スープを飲んで仕舞にしたが、実に味気ないので、メイプルクッキーと柿、豆菓子を食後に食べた。
9時からプレシネ「Cinderella Man」2005年米映画、大恐慌時代のプロボクサー、ジェームス・J・ブラドックが貧困からチャンプになるまでの物語。
コーチ役のジムを演じたポール・ジアマッティが良いんだな、友人にこんな人がいたら、不遇でもどうにか生きていけそうな気がする。
こういう人物になりたいもんだなあ。