キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ハロウィンて何だ

2018年11月02日 | Weblog
朝、1時半に目が覚める、朝と言うより夜かもしれないが、眠れずに「甲賀忍法帖」を読む。
ただし、2時間くらいで音楽を聴きだしてしまった。
朝方少しうとうとしたのかも知れないが寝不足の感じだ。
下の息子が7時前から起き出して雨戸を開けたりしていたので下へ行ってみたら、朝飯を作ってくれと待っていた。
朝飯の量がここの所多く、太ってしまったので少な目に作ってくれとの要望で、煮秋刀魚を焼き、昨夜の残りの白菜と茸の春雨スープを温め、茄子のオリーブ焼きを作り、納豆と蕪と胡瓜の糠漬けで朝飯にした。

飯を食べていたら、急に椿庵酔哲と言いだし、何で知っているんだと言ったら散歩のときに僕が話たらしい。
スマホで検索して観ていたが、何でこの名前なんだというから、母の好みではあるが庭に二十数本の椿があり、それで椿庵、何時も酒を呑んでいるから酔哲だと教えた。
他人に言ってもいいかというから、公開してるんだからかまわないよと答えた。
息子は9時前に大磯のクラブへ出かけて行った。


昨夜は渋谷でハロウィンで大騒ぎをしたのだろうか、81年ハワイにいたころ、夜、急に長期滞在用のホテルのドアがノックされて、開けてみると子供たちが仮装してバスケットを持ち立っていた。
お菓子をもらって歩いているらしかったが、何しろそんな習慣を知らず、わけが分からず子供たちと上手く伝わらない米会話をした記憶がある。
あれがハロウィンだったようで、ケルトの収穫祭が起源らしい。
ヨーロッパにもキリスト教が入る前の宗教や色々な風習が残っているが、キリスト教が無ければもっとましな世界になっていただろうと言ったのはニーチェだったなあ。
翌朝渋谷はごみの山だったようだ、この間の江の島の花火大会の後のごみも酷かったらしいが、自分の欲望を追求することが了とされる時代に規範がセットされていない結果がこれだ。

JA湘南へ自転車を走らせ、無花果、キウイフルーツを買い、帰りがけに西友に寄り「男山純米生酛」を2本買って、娘のところで珈琲を飲みながらパッチャと遊ぶ。
鎌倉のタイ料理屋でバイトをしたいとのことで、その店をネットで見たが、鎌倉駅北口の14席の小さな店で、鎌倉で飲むときに娘がいるといろいろと便利だなあと、直ぐにあの辺りのいい店を思い浮かべてほくそ笑んでいた。


昼は妻が食欲がなく、蕎麦となった。
菜花、蒲鉾、椎茸、豚肉、葱を入れた暖かい蕎麦だった。
食後にキウイフルーツを食べたが、凄く甘かったが硬かった。


プレシネは「Up Close & Personal」1996年米映画、ロバート・レッドフォードが昨日に比べて随分年を取っていた。
21年もあとの映画だから当たり前だが、もう少し渋く年を取っているのかと思ったが皮膚がいけなかった、白人は皮膚の衰えが酷いケースがあるが、まさにそれだった。
素人同然のオネエチャンが、TV局に入り、全国ネットのアンカーになるまでのお話に、恋が絡む。
男はオネエチャンの命を懸けた献身に助けられてどうにかやっているわけだが、オネエチャンがいっちょまえになるまでには、男の力も必要だってのが分かり嬉しい。

「甲賀忍法帖」が読了し、女忍者の色っぽさがたまらないねえ、映像だと女優が出て来るので好みで左右するが、文章からは自分の好みの女しか想像しないから、満足度100%になるからねえ、「伊賀忍法帖」を読みだしたが、女忍者の柔肌に魅了され、どうも新しい話に入っていけなかった。
音楽を聴いていたら、4時になりそうだったので慌てて散歩に出た。
日没後の雲の輝きを見逃すのが惜しいからね、秋の日はつるべ落としで、5時には暗くなってしまう。
大磯方面へ歩き、日没前の南の高い筋雲を見て、4時半からは西に進路を取って夕焼けを眺めた。


朝昼とやや食べる量を落としたのでやけに腹が減り、無花果、バナナ、牛乳、落花生、クッキーなど禁断の物を食してしまった。
風呂に入り、「男山」を燗にして、牡蠣のホワイトクリームシチュー、ブロッコリー、赤ホウレン草、乾きものを肴に2合ちょっと呑み、仕舞に柿を食べた。
日本シリーズを見ていたが、流れがソフトバンクで広島のリズムが悪い、どこかで流れが変わるといいのだが、広島ファンではないが、やっぱりセリーグを応援してしまうね。
コメント
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