キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

空飛ぶ鰹

2018年11月17日 | Weblog
素晴らしい天気の一日だった。
小春日和と言うより、暑いくらいだったのでインディアンサマーのほうが適切な感じだったね。

3時過ぎに目が覚め7時まで西部邁を読み、雨戸を開けて、風呂に入り、朝飯を作る。
油揚げと葱の味噌汁、胡瓜と蕪の糠漬け、納豆、大根の葉と油揚げの炒め物。

娘が昼から鎌倉のタイ料理でバイトなので、9時に行ってみたが既にいなかった。
そのままJA湘南に行ったら農家の女性が3人納品に来ていて、会計の女性が来ていなかったので外で待った。
その間に大阪の知人に電話をして近況を話した。
ラディッシュ、ピーマンを買う。

一度家に荷物を置いてそのまま月京のヤオマサまで自転車で走り魚を見る。
サゴシ、スミヤキ、太刀魚、鯵など二宮か近場で獲れた魚があったが、このところ同じようなものを食べているので買わずに外へ出て、ベンチで日向ぼっこをしながら、自由が丘の友人と別府の友人に電話を掛けた。
自由が丘の友人は出版業をメインにやっているが、多岐にわたってやっているため何者か良く分からないところがある、横浜で個展を開くらしい。
最近二宮に来て落花生を買って食べたが美味かったと褒めていた。
家のジイサンが二宮の園芸試験場で研究を重ねたんだよと少し自慢した。
二宮より秦野の落花生が著名との認識を持っていて、チョット説明をさせてもらった。
まあこの辺りより千葉の八街が有名になっているんで、甲斐のないことかもしれないけどね。

別府の友人はもう20年以上の付き合いだが、身体を壊し好不調を繰り返している、今日は好調のようだった。
あと5年生きて太鼓をもってメキシコへ行きたいとのこと。
赤レンガ倉庫のボージョレ・ヌーボー・パーティーで太鼓をたたいてくれたのは、もう15年も前になるんじゃないかなあ、あの頃はお互いに元気だったが、今は二人ともガタのきたババアとジジイだなあ。

昼は妻と二人で冷凍してあったリーさんのカンパーニュを焼き、ハム、チーズ、胡瓜、サラダ菜を載せて食べた。
野菜とベーコンのクリームスープを作っておいてくれたので有難かった。

プレシネは「3MEN and Baby」1987年米映画で、いい大人3人で女の赤ちゃんの面倒を観ているうちに、すっかり可愛くなって手放せなくなるっていう物語、この3人のうち年長の男がトム・セレックで1981年ハワイ駐在の一人暮らしの無聊を慰めてくれたのが「Magnum PI」だった。
ハワイでは彼のアロハとGパン姿がかっこよくて真似ていたが、何しろ身長が2ⅿ近くあり長足、1m75㎝しかも短足肥満気味では及びもつかなかったが、懐かしくて涙が出そうだった。

自転車で大磯方面から西へ折り返し、イオン目で行き「高砂」と写真ホルダーを買う。
かなりの距離を走ったので汗をかき、風呂に入ってから相撲を観た。
貴景勝は重心が低く安定している、あの野太い性格もいい。

「朝日山」と「高砂」を燗にして呑む、金曜日なので当然のごとく妻も呑んだ。
「高砂」は富士宮の富士高砂酒造の製品で、霊峰富士山伏流水仕込み、精米歩合60%で、色合いも褐色があり、厚みのある力強い味わい。
「朝日山」は新潟県長岡市、山本五十六の故郷だなあ、新潟県産米100%使用 精米歩合65%、越後の淡麗のイメージと異なり濃厚な感じがするが、「高砂」ほどではない。
肴はソーダ鰹の刺身、風呂吹き大根、里芋煮、豚しゃぶサラダだったが、大根と里芋は出汁の取り方が良かったのか抜群に美味かった。
二宮産のソーダ鰹は50㎝ある太ったもので、新鮮で身が堅く、脂がのって実に美味かった。
妻が凄いソーダ鰹が買えたと自慢をしていて、プレシネを観ているときにわざわざ見せに来たが、1匹を刺身にして、もう1匹を潮にする予定だったらしいが、酒を呑んでいる時に、まだ丸のままのソーダ鰹を手に抱えて空中を泳がせて見せびらかして踊った。
とんでもねえ奴だ。
8時前に外へ繰り出したい気分だと言うので、見事なソーダ鰹と大根と里芋のご褒美に駅前の焼鳥屋へ連れて行ってやることにした。
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