キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小春日和の小田原

2020年12月01日 | Weblog
今朝は朝から日が差して昨日とは打って変わり好天気、今日は10時半に小田原の歯医者へ行く日です。
信濃への旅の前に治療を受け歯が痛くなってまいりましたが、薬を埋め込んだことによる痛みで3日程で収まったので良かった。
旅の間中歯痛ではやり切れません。
今日の問題は歯医者の後で、直ぐに家に帰り「ガンジー」を観るか、茅ケ崎に出て聡のところで中華丼を喰いBOを覗くかなんですが、大いに迷っています。
「ガンジー」はアカデミー賞を何部門かで取った名作との前宣伝ですし、久し振りの知人と会うことはヴァーチャルな世界より重要だからなあ。

好天気の中、二宮駅に着くと下りが20分遅れていた。
それでも予定の1本前の電車に乗って10時20分に小田原、半には歯医者に着いた。
直ぐに治療をしてくれたので、11時には歯医者を後にして、餡ぱんを買おうと守屋に寄ったら生憎の休み。
駅ビルの有隣堂へ登ったら、上に屋上ガーデンがあることが分かり登ってみた。
相模湾が僅かに見え、意外な場所の休憩所として中々いい。
暇なオジサンが2人、西の空を眺めるポジションに座っていたので真似してみたが、人生の来し方を見上げているような気分だったなあ。

有隣堂では、夏に出た本だが萩原魚雷「中年の本棚」紀伊國屋書店を買った。
他に落語とプロレスの本に惹かれたが、堪えた。
萩原魚雷は最近知った著者で、とは言ってもきっと10年になるが、本に詳しく質の高い文章を書くので、目につくと買っていた。
この本も発売されたときに一度手に取り棚に戻したように思う。
僕より14歳下なので、中年と言っても青年期の終わりについて書いてあると思い、老年の僕には必要ないと判断したのかな。

本も買っちゃったことだし、家に帰って読もうと思い、茅ケ崎に行くのは止めた。
酒匂川からの富士が綺麗だったな、高校時代の3年間観た景色なんで懐かしくもあった。
家には何故か妻はいなかった。
昨夜の残りのポトフをカレーにしてあったので、それを温めて食べた。

かりんとうを食べてお茶を持ち、母に居間に移動して「ガンジー」1982年を観た。
長尺で4時12分までだったが、前半どうも居眠りをしていたようで、長い感じがしなかった。
4年前まで映画はほとんど観なかったのに、何故か雑誌記者で出てきたキャンディス・バーゲンを知っていた。
この人好みなんだなあ、だから知ってるんだと思うけど、何処で観たのだろう。

映画が終わって直ぐに散歩に出たが、既に薄暗かった。
プリンスホテルのゴルフ場から眺めた富士が綺麗だった。
朝とは異なるグレーのシルエットだったけど、一日に二様の富士を眺めるのも乙なもんですぜ。
東の空に登った満月が見事だった。

風呂から出て本を読もうと思ったら、晩飯が出来たと妻が呼びに来た。
湯豆腐、マカロニサラダ、塩鯖焼き、鰺酢〆、ティーチャーズ湯割り3杯、ジン湯割り、柿の種、カンパーニュチーズトースト。
ストーブに当たりながら飲むと長くなる、薬缶のお湯が湯割りにしてくれとジュンジュン騒いでるのもいけない。

2階に上がってZARDを聴く、さっちゃん可愛い。

我がイナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歌は世につれ、世は歌につれ | トップ | 師走に残った柿 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事