キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

映画を観ないと読書が進む

2024年01月10日 | Weblog
朝散歩したのでカレーうどんを食べた後は8畳に移って廊下で日向でソファーに座って「あの頃、あの歌、甦る最強伝説」を読んだが、当然ポカポカで1時間ほどうつらうつらしていた。
目を覚ます意味もあり風呂に入った。
日のあるうちに風呂に入るのが好きで、露天風呂も日があるうちじゃ無きゃ価値が下がる。
睡眠と入浴の妨げがあったが、無事6時に読了した。
面白かったな、70年代から90年頃までの時代と歌の関連性を解き明かしてくれていて、そういうものなのかと一誠流解釈に結構納得がいっちゃった。
副題が、歌謡曲VSフォーク&ニューミュージック「昭和」の激闘となっていて、もちろんフォーク&ニューミュージック陣営に立っての論陣を張っていた。
歌謡曲に演歌って入っているんだろうけど、演歌はいまだにTVの歌番組では主流に思える。
その構造って解き明かしてくれてないのだが、そこ知りたい。
やっぱり、演歌は全世代歌ってことなんだろうか。

晩飯はメインがブロッコリーと里芋のポタージュスープで、これ一杯飲んだら腹がくちくなって、他のものが喰えなくなった。
それでも鮭の西京漬け、菜花バタ炒め、おでん、風呂吹き大根を食べながら、山形の純米大吟醸「くどき上手」を最初冷で、後から日向燗で呑んだ。
塩豆と落花生、チーズトーストを肴にホワイト・バザルマニャックを飲んでいたら札幌の知人から電話があり、小一時間話した。
外は-4℃、明日の朝は-10℃になるらしいが、庭にある別宅の小屋でストーブを炊いて酒を呑んでいて、雪に閉ざされた想像はするものの厳寒の感じはしなかった。

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朝の散歩とカレーうどん

2024年01月10日 | Weblog
簡易入って益々天気が良くなっているような気がする、気温はさすがに低くなっているが、日向にいると心地よい。
今週末から菜の花ウオークが始まるが、吾妻山の上の菜の花は満開で、2月中旬の期間内もつかどうか。
自転車で軽快にJA湘南へ行ったが、やけに早く出たので3番目だった。
玉の白菜、キャベツ、オレンジと黄いろの人参、菜花を買った。
天気がいいので大磯落語茶屋まで歩こうかと思ったが、家に帰ったら鍵がかかっていて、妻が買い物に出掛けちゃったようで、再び鍵をかけるのが面倒でJUJUを聴きだしてしまった。
朝日を浴びて散歩をすると夜よく眠れるらしいのだが、そんな効能が無くても兎に角気分爽快で楽しいから行きたいんだけどね。

11時前に妻が帰ってきたので散歩に出た。
いきなり右ふくらはぎが痛くて下川窪公園に行き、ストレッチと斜め懸垂とスクワットをやり、ベンチに座ってマッサージをやった。
でもあまり良くならなかったな、川沿いを東へ歩くと白鷺と鷺がいた。

昼は妻に出がけに、カレーうどんと煮込みうどんのどちらかがいいか訊かれたが、君が好きな方でと言って出た。
妻はカレーうどんを作っていた。
ガラムマサラと唐辛子がいっぱいあるのでスパイシーなカレーうどんだった。
野菜をもっと煮込んだほうが美味いと思ったが、割と美味かった。
フルーツケーキを食後に食べた。



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フォークソングがあった

2024年01月10日 | Weblog
ハードリカーを諄く飲んでいたのが良く無かったな、二日酔いだ。
たいして飲んだ自覚は無いが、40度以上のハードリカーをストレートで飲むので、グラスに少し注いだつもりでも杯を重ねているので、結構な量になっていて、思いの外酔いが深くなっていることが多い。
昨夜はホワイト・バザルマニャックの後にカルバドスを飲み、ビオディナミのコニャックXOを飲んだ。

新旧の「Snack JUJU」を聴きながら、「エコファシズム」を読んでいたが、リベラルの生き残る道が環境になり、兎に角やっていることがバカバカしくて、いったい何になるんだろうと思うが、彼らの得意技は公金チューチューだから、狙いはカネなんだろうな。
読み進めるのに嫌気がさし富沢一誠「あの頃、あの歌 甦る最強伝説」を読んだ。
70年に東大に入ったというから、僕より4つ上なので、同じようにフォークやロック、歌謡曲の洗礼を受けたが、感受性の強いその頃の4つ違いは結構大きな差になることもある。
フォークの評論家として世に出た人だ。
僕はいわゆるメッセージソングって嫌いでね、ジョン・バエズやディランやPPMのコピーで、欧米の論文や本を翻訳紹介している学者みたいで、岡林とか高石とかには反吐が出た。
高校時代に聴いた自分の声を上げた吉田拓郎が輝いていた。
加藤和彦と北山修の才能は秀でていた。
そして、なんといっても伊勢正三の「三階建ての詩」に収録された、2日で書いたという「なごり雪」と「22才の別れ」に痺れた。
同時期のさだまさしの母もの「無縁坂」は、マザコンとして感涙に蒸せた。
歌謡曲は何といっても南沙織で有馬美恵子と筒美京平が作り上げた少女の成長物語に沿って僕も大人になった。
演歌との中間的な世界を狙った小柳ルミ子の安井かずみと平尾昌晃も好みだった。
横浜育ちの安井と湘南育ちの平尾とは同じ感覚を感じたからだろう。

まだちょっと読んだだけだけど、同時代を生きた者として、同じ時代を反芻できるだけで嬉しいものなのだ。



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