キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

相撲が面白い

2024年01月27日 | Weblog
昼飯はホーだった。
これには飽きているが、何しろ小麦の麵を止めて米粉の麺を喰おうと云いだしたのは僕だから、止めてくれとは云い難い。
メ鰺の中骨で取った出汁を使っているが、この出汁を取るためにメ鰺を大量に買っている節がある。
刺身にするとまあまあだが、その量に問題がある。

午後は廊下のソファーで読書を始めたが、温室の中に座っているのと同じだから、目を覚ましているのが難しい。
久さし振りに坂本冬美のカバーアルバムを聴いたが、この人面白いから全然色っぽくないけど、歌はやけに上手いから好きなのかなあ。
もっとも演歌は聴きたくないんだけど。

3時近くなったので陽だまりの中を歩いて図書館へ行きCDを借り、そのまま裏へ抜けて果樹公園で河津桜を眺めた。
さすがに大分開いてきていた。
背中を伸ばせるベンチに腰掛けて、思いっきり背筋を伸ばして日に当たっていたが、実に気分が良かった。

家に帰ったら4時過ぎで早めに相撲を観たが、下位の取り組みも面白かったな。
最近は妻が相撲に夢中になっていて、台所のTVで早い時間から観ている。
僕はもっぱら居間のTVで観戦しているが、仕切りをしている時にスマホをいじくっている。
会社に通っているころは毎日新刊書店と古書店で本を眺めていたが、近頃は好みの作家が新刊を出していないかをAmazonや楽天ブックスで調べている。
思いついた好みの作家を10人ほど見たら、色川武大の新刊が出ていて、もちろんもうだいぶ前に亡くなったので、アンソロジーのようなものだが、変わった体裁の本だったので買ってみた。
角力はいよいよ佳境に入ってきたが、豊昇龍が怪我で休場したのが残念だった。

6時に台所へ行ったら妻が相撲を観ていて晩飯が出来ていなかった。
とはいってもおでんがストーブの上にあり、ブロッコリーと黄色の人参のポタージュスープがあり、白菜漬けもあったので食べ始めた。
太刀魚の煮つけが出来てきて、これは朝獲れらしく美味かった。
正月に長男が二宮の浜で夜釣った太刀魚を朝に焼いて食べたらめっちゃくちゃ美味かったが、その翌日食べたらがくんと味が落ちていた。
太刀魚は身が柔らかいから持たないんだろう、鮮度が大事な魚だ。


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冬の薔薇

2024年01月27日 | Weblog
今日も寒いがいい天気で、菜の花ウオークのどちらかというと高齢のカップルが秦野街道を北へ歩いて吾妻山中里登山口を目指していた。
今日は駅前の売店への集客が多く、農家の皆さんはあちらへ野菜を持って行っている事だろう。
それでも大根とブロッコリーとスティックブロッコリーを買った。
帰りに図書館に寄ると駐輪場前の薔薇の植え込みに人が集っていたが、「バラ会」の面々で帰りに見ると剪定を始めていた。
この薔薇は元々神奈川県園芸試験場に合ったもので、その一部を花壇に植えて保存したものだ。
薔薇好きとしては香りと姿を近所で楽しめるので有難い。
もっと充実した薔薇園は吉田邸にあり、薔薇を愛した吉田茂の遺産だ。
薔薇は初夏と秋に花を楽しめるが、今年は暖冬のせいか各所の薔薇が未だ咲いている。

「ベスト歌謡曲100」は各CD20曲が1~5で100曲、ロカビリーの頃からの楽曲が集められているが、東芝EMIの制作だから代表的な曲が100という具合にならず、残念ながら充実していない。
レコード会社や音楽事務所が利害を捨てて、音楽関係者が集まって昭和の名曲を戦前100曲と戦後200曲でセレクトして残したらいいのになと思う。
歌謡曲が昭和に咲いた仇花だとしたらなおさらで、音楽文化として将来に向けて残しておく必要がある。


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エイトからナインへ

2024年01月27日 | Weblog
相撲を観たが、これが熱戦だったな。
スターがいなくなったと思っていたら、若手が出てきて小粒だが伯仲すれば勝負事は面白いものだ。
角力が終わったのが6時数分前、6時から防犯パトロールなので自転車ですっ飛んでいった。
6時半に家に帰りタクシーを呼んで娘の店まで行った。
妻が閉所恐怖症なのでバスや電車やエレベーターに乗れないが、何故か自分で運転できるしタクシーには乗れる。
要はいざという時に脱出できない不安が精神を変にするのだと思う。
バスだと370円だがタクシーは4,000円だった。

この日は平塚の洋食店の「エイト」が来て料理を供し、それに合わせてイナリヤトのワインを飲む会で、この「エイト」昼間は洋食店だが、週末の夜は「ナイン」に替わりワインバーとなる「二毛作店」だ。
この呼称、鈴木弘毅「駅酒場探訪」で教わったのだが、となると昼と夜の同業種営業は「二期作店」となるわけだ。

一品目が前妻の盛り合わせで、イタリア料理屋で出て来るような体裁、カナッペやポテサラ、レバペースト、人参サラダ、セロリの葉、胡瓜のピクルス、マヨネーズ卵などがあり、酒飲みにとっては堪えられないスタイルだった。
ガイヤックのだったのかなあ、先ずは泡を飲み、サボアの白2種を飲み、マルシヤック、サヴィニー・レ・ボーヌ、ブレッサンのピノ・グリージョ、仕上げにアイラモルトを飲んだ。

料理は二皿目がルッコラ、菫の花、紅心大根か赤カブ、鶏の胸肉のサラダで、3品目が菊芋のポタージュと自家製のパン、4品目が二種類のポークの煮込みと豆料理で、これにブレッサンのピノ・グリージョを合わせたが、以前の彼のワインとはスタイルが変わっていてシャープで思ったほどの大きな広がりが無かった。
さらなる熟成が必要なのかもしれないが、となるとスキオペッティーノなどの赤のスタイルがどうなっているのか試してみたくなった。
最後の皿が甘味の少ないシフォンケーキのようなもので、僕はこれでアイラモルトを楽しんだ。
ワインが前後するが、サヴォアは日本人に合った爽やかで癖のない白だと思う。
この夜の2種のサヴォアもそのスタイルで前菜とサラダに合った。
マルシヤックは軽くて味わいがあり、フェールセルバドーという独特の品種が有名品種の味わいに飽きた人にはとって新鮮だと思う。
サヴィニー・レ・ボーヌは昔は無名の村で安くていいブルゴーニュを発見できたが、今では高くなってしまった。
それでも他の有名な村のワインに比べて今でも相対的には安くビンボー人の味方である。
数年前のヴィンテージだったと記憶するが、既にワインは飲み頃で、大変美味しくいただけた。
出来るならチーズかナッツが欲しかったけど。




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