キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

焼き芋の進化形

2024年01月17日 | Weblog
寒いがいい天気だ。
朝飯は何時ものようにシメジと豆腐と青葱の味噌汁、スープはカリフラワーポタージュが残っていたのでほうれん草を入れ、自家製白菜キムチ、塩鮭、煮大根で食べた。
これだけ食べると朝から満腹になる。
中原めいこのオリジナルアルバムを発売順に聴き始めたが、終わりまでに6時間を要す。

JA湘南は「菜の花ウオーク」の弊害で荷物が少なく、それを承知の常連客も来ないからお客も少なかった。
スティックブロッコリーと泥葱を買って、ワクワクヘ向かいさつま揚げ、鰯揚げ、タコボールを買った。

家に帰って荷物を置き、大磯方面へ散歩に出て、久し振りに大磯落語茶屋に寄ったら、予約で満員、ばかうけさんと少し話をして帰ってきた。
ぶらっと寄って酒を呑むか珈琲を飲むことが出来なくなったので、どうしても足が遠のくが、商売繁盛で結構なことだ。
朝から歩いて小腹が空いたので、落語茶屋の焼き芋を食べたが、ばかうけさん毎日焼いているので、中がクリームのようで焼き芋の範疇からはみ出してきている。
持つと曲がるので持ち難い、どうにか皮で形を保っている状態で、皮には糖分がしみだしていてべたべたする、その分酷く甘い。
ほくほくとした食感が好きな人もあるだろうから、好みが分かれるところだね。

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アリがキリギリスを支えた時代

2024年01月17日 | Weblog
昨夜は遅くなってから、MANISHと中原めいこを映像付きで視聴して楽しんでいた。
3年ほど前に1000円のシリーズでMANISHのベストアルバムを購入したが、これが新品のアルバム購入最後の機会で、今では新品でいかなるアルバムも買えないと思う。
もちろんその時初めて知った女性デュオだが、背が高くてロングストレートの黒髪を観ただけですっかり虜になった。
当時、ビーイングは女性歌手には同じような条件を求めていたんだと思う。
坂井泉水を横にたどっていったら出会ったグループで、ブルージーンに革ジャンという出で立ちもmannish(男っぽい)というコンセプトも同じだね。
30年前の映像だけどカッコいい、カッコいいって感覚は同時代の女性にしか感じないのだろうか、近頃のオネエチャンを観て感じないのはジジイになったからなのだろうか。

中原めいこはぺちゃぱいで華奢な身体で、手を広げて同じ感じでリズムを取るのが、もう何とも可愛い。
遠いところをみているような目と鼻筋が通ていて、チョット色っぽい顔なんだけど、そう思うのは僕だけかもしれない。
本人が十代半ばでオーディションを受けているから、その気があったんだろうけど、バンドと2人の女性コーラスを付けて一緒に踊っている映像を観ると、結構マジで歌謡界での成功を目指したんだなと思う。
何かの番組で中森明菜や松田聖子のような派手さが無いと自己評価していて、別の道を志向していたんだろうけど、「君たちキウイパパイヤマンゴーだね」のヒットから、生活が急に変わり多忙になって嫌気がさしていたらしい。
そもそもデビューの頃の「第二のユーミン」というキャッチが嫌だったらしく、本人が切れたのか、事務所とレコード会社が見切りをつけたのか、10年で忽然と表舞台から消え、その後楽曲提供などをしていたが、今世紀になってからは何処にいるのか分からない。
CityPopの流行で2年前にスタジオアルバム10枚がすべて入手可能になり、何時でも聴けるようになったのは、松原みきや門あさ美と一緒で、まことに結構なことだが、それは同時に今、才能がある子が枯渇気味だってことにもなり、その最大の要因はデフレであると思う。
経済学者はこのことを指摘しないが、文化の隆盛はカネを如何に芸術につぎ込むかにもかかっていて、今、日本で崇めている西洋音楽や絵画もパトロンがいなきゃ成り立たなかった。
80年代はアリがキリギリスを支えた稀有な時代であった。





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