キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

カレーが美味かった

2024年01月24日 | Weblog
昨日からカレーを作ると云って、妻が骨付きの肉と野菜と香辛料を昨夜から煮込んでいたが、そいつが完成したので昼に食べた。
骨付き肉じゃないと味が出ないと云っていたので、使ったのは骨付き豚肉だと思うが、この1年で食べたカレーで一番美味かった。
フルーツの重層的な味わいがスパイシーの辛味の中にあって、味わいに奥行きがあるとともに爽やかさがあり、ついついお代わりをして食べてしまった。
フルーツの風味の秘訣は、妻に拠れば自家製の焼肉のたれを少し加えたとに拠るとのこと、無駄に大量の果物を使って作ったんだろうなあ。
野菜は茹でたブロッコリーとほうれん草があり、それを飯に載せて一緒に食べた。
昨日の残りの鱈フライとフライドポテトがあったが、それも一緒に食べたら、鱈フライとカレーの味わいが思いのほか良く合うんだなあと感心した。
カツカレーも美味いが鱈フライカレーも美味い。
今妻にお願いしているのは鯖カレーで、父の友人は鯖以外のカレーを喰わなかったほどで、インド人も吃驚ってやつになる。

2時から町の施策評価会議があり役場まで出かけた。
2時間の予定が早めに終わった。
去年は評価の仕方と会議の進行が分かりにくかったが、今回はこちらも慣れたけど、会議の運営が単純ですっきりしていたので、出来た意見書も分かりやすいのではないか。

4時に帰って来て少し整理をしてから相撲を観た。
早い時間からみると結構楽しいんだけど、NHKも下位も楽しいという惹句で、下の取り組みを見せたがってる。
若い頃は一番にならなきゃ意味が無いと思っていたが、年を取ると一番になれない能力の人が、もがいている姿に魅力を感じるもので、楽しみ方の能力が向上したってことだよね。
それで最近、他愛もないことも面白くなって、やけに忙しいのかなあ。
変な話だが、川の流れを眺めて様子を観ているだけで、すごく面白いんだよね。
晩年の父は、万物から祝福を受けているような感じになって、やけに幸せそうであったが、理想的に年を取るとそういう風になるのか、もしそうならそれに近づいているのかもしれないぞ、うっふっふ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和9年~14年の歌謡曲

2024年01月24日 | Weblog
ちょっと寒いが日差しが強くいい天気だ、自転車でJA湘南で大根、菜花、椎茸、人参を買った。
人参は細くて如何にも若くて新鮮そうで2袋10本買ってしまった。
行きに図書館へ寄って「青年歌年鑑」を借りたが、なんと3枚の内1枚が貸し出し中とのことで、これに注目している人がいるんだと、借りられなかったのは残念だったが、同好の士がいるのが嬉しかったね。

戦前編2昭和9年~12年には、知っているところでは東海林太郎やディック・ミネが現れ、知らないところでは松平晃と上原敏が数曲ずつ
芸者の音丸や美ち奴が色っぽい喉を聴かせ、藤山一郎が相変わらず頑張っている。
戦前編3昭和13年~14年になると、淡谷のり子、渡辺はま子、田端義夫、岡晴夫などが出てきて、ディック・ミネ、東海林太郎が相変わらず活躍している。
日本的な道中ものや小唄などと共に、ブルースなどのアメリカの音楽が入ってきている。
総じて男性歌手の歌い方は軽く軽快で、Jazzsingerのチェエト・ベイカーが軽く軽快に歌っていたのを思い出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭に来る野鳥

2024年01月24日 | Weblog
零時頃に寝たと思うが5時までぐっすりと眠り、6時半に起きて朝飯を作った。
豆腐と葱と鯨ベーコンの味噌汁、鯨ベーコンは1,000円だったのを半額になっていたからと妻が買って来たもので、妻は喰えないが、兎に角割引のモノを買うのが趣味だから、時に思っても見ない恩恵に与る。
鯨と海豚は僕と次男の大好物で、その匂いがたまらなく良く、味わいも魅力的なんだ。
思えばこの冬海豚を食べていない、何だか物足りないと思っていたのは海豚を喰っていないからだ。
鰺の干物を焼き、3玉漬けた白菜を初めて桶から出した。
白菜は水が上がって、一応漬物として出来ていて新鮮な風味で美味かった。
他に鱈のフライとフライドポテト、茹でブロッコリーがあった。

庭の梅も咲いているが、今年は隔年結果の影響で花が異様に少ない。
椿は早くから咲きだし、そこにスズメや目白の番がやって来て蜜を啄んでいて賑やかだ。
加えて妻が毎朝庭に飯を撒き、時に梅の木に蜜柑の輪切りを刺しているので、山鳩、鵯、雀、目白などがやって来る。
毎朝、玄関を開けると驚いて可成りの数の野鳥が一斉に飛び立つ。

元々妻は野鳥に興味が無く、餌は僕がやっていたが、マルを飼いだしてから、廊下からマルが鳥を眺めるのを楽しみにしているので、”マル命”故せっせと自分で餌をやり出したのだ。
去年の6月1日にマルは死んだが、庭にマルの墓があり、そこへ毎日線香を供え、花を切らしたことも無い。
そして、墓の周りに餌を撒いて好きな鳥が来るようにしている。

もっとも最初の頃は、マルは鳥を捕ろうとして大騒ぎした。
だが、ガラス窓と網戸に遮られ捕獲不能なことが分かってから、ソファーに横になり目を細めて穏やかに鳥を眺めるようになった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和初期には個性的な歌手がいた

2024年01月24日 | Weblog
昨夜は寝酒のようにバザルマニャックを啜り飲んだが、やっぱり最初の一杯が、如何にもアルマニャックの馥郁たる香りがして美味かった。
2杯目になるとその感動も薄らいで当たり前のアルコールになってしまった。
これによっても如何に禁酒が禁酒明けの酒の味を格別のモノにするかが分かる。
昨日のバザルマニャックはビオディナミの繊細の良く出来たもので、これ以上となると個性の違いによる好き嫌いの話しになる。

「青年歌年鑑昭和3年~8年」を聴いたが、佐藤千夜子や藤山一郎は既に知っていたが、名前だけは知っていた藤原義江と二村定一について、初めてどんな人か分かった。
藤原は大音量で雄叫びのように歌い、二村はボードビリアンだけあって破天荒で愉快な歌だ。
この何十年か個性的という単語をよく耳にしたが、今の歌手と比べて突拍子もなく個性的であり、掛け声だけで無個性の人間を大量生産する教育を改めて、このような人が出た教育の背景を良く見て個性教育とやらを推し進めたほうがいい。

この「青春歌年鑑」は終戦までの期間に他に3巻があり、巻というより枚というべきなのかな、兎に角3種類あるので予約を入れた。
朝引き取りが出来るものなら借りてきて早々に聴いてみたい、もっと個性的な歌い手がいるのかもしれない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6日ぶりのアルコール摂取

2024年01月24日 | Weblog
昭和3年から8年前の歌謡曲を聴きながら2種類の本を読み、11時を過ぎたところでアルマニャックに手を出した。
「いい酒いい友いい人生」が読了した。
といっても途中から読んだので最初のほうに読んでないところがある。

加東康一という作者は、なんとなく芸能レポーターとしてTVに出ていたのを記憶しているが、この人1989年に59歳の若さで舌癌で亡くなっている。
この本は亡くなった年に出ている、加東康一は1930年生まれだから母より一つ下で、母は一昨年亡くなったが、加東が生きていれば母のように年老いていったのか。
舌癌でなくても、きっと一時代前に生を全うしていたんだ。

それで急に気になったのがその下の世代の人たちで、そういや最近新著も見ないなと気になって、村松友視と嵐山光太郎はどうしているのかと調べてみた。
ご両人とも生きているようだが、村松友視はこの5年くらい新著が無い、嵐山光太郎は俳句の本を一昨年出していた。
毎年複数新刊が出るのを楽しみにして読んでたので、新刊が出ないのが寂しいが、この後訃報を聞くことになるんだと思うと暗鬱だ。

どんなに元気な人でも80の声を聴くとめっきり衰えてしまうが、はた目からもそう遠くないところに終わりがあることが分かる。
僕自身この1年で急に衰えたのを感じる、足腰の衰えと共に脳の衰えも感じるようになった。

暗い話になったが、本の内容は面白かった。
女優や歌手などとの酒の付き合いが多く、酒を飲むと全裸になって踊るのもいれば、服を剥いで真っ裸で寝ちゃうのもいて、男編歴の実情も分かって書いてるから、そういったところで仕事が出来て羨ましくも思い、美男美女が集まっていれば、簡単に関係が出来ちゃうことも分かったね。
実名で書いてあるから、野次馬根性を満たしてくれ、それでなお面白いんだろうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする