3時前に散歩がてら図書館へ本とCDの引き取りに出かけた。
昼頃曇ったがこのころ又日が出て暖かだった。
先に果樹公園のベンチでストレッチなどの運動をして、町内のオバアチャンからの電話の対応をして、図書館へ寄った。
帰りにオバアチャンの家に寄って用事を済まし、帰って来たら4時で、さっそく相撲を観た。
照ノ富士実に強かったな、膝のけがでもういけないかと思ったが、いざとなったときの地力はぴか一だね。
晩飯は鮪の刺身、湯豆腐、茹でスティックブロッコリー、筋鉾、里芋煮、鮪煮つけなどで、ついこの間までならストーブで酒を燗するところだが、呑まないのが習いとなると吞まずにいられるもので、30分で飯が終わり、風呂吹き大根にするために大根をトリミングして鍋をストーブに載せた。
煮あがるまで待っているわけにはいかず、お茶をもって8畳へ移動してPCをチェックしたら、昨日頼んだ色川武大「街はきまぐれヘソまがり」小学館P+D BOOKSが配達完了になっていたので郵便受けに取りに行った。
単行本で770円とやけに安いので、いったいどんなものかと思って興味津々だったが、デジタル本をペイパーバックにした体裁で、ざらざらした紙に大きな字で印刷してあって年寄りには有難い仕様だ。
もう先が無いから20年も30年もたなくてもいいわけで、若い人向けにはデジタルブックで供給し、ジジイに対する配慮に抜かりなく、大きな活字で廉価で提供してくれるから、マーケッティングも含め、これを考えたやつは大したもんだなと感心している。
確かこれ見たことあるとおもい、調べてみると2015年から始めたらしく、この本は昨年10月に出ていて100回配本達成とあるが、奥付は暮れの12月19日となっている。
初回配本16冊、二回目8冊で、その後も最低毎月2冊ずつ出していて、今年の1月の配本が103回なので10年近くになるから250冊以上出したようだ。
リストを全部当たってみたが、川崎長太郎や小沼丹など何冊か読みたいのがある。
一般的なものからマイナーな作家の本にかじを取ってくれる時期に掛かっているようなので今後に大いに期待したい。