五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

熊野古道

2013年12月11日 | 第2章 五感と体感
熊野古道の地図を見ただけでは、その険しさは解りません。
新宮や本宮、那智の滝の三角地点は、案外離れているので、熊野三山を巡るだけでも時間を要します。
今回は、ほんの少しでも熊野古道に足を踏み入れることがでいれば良しとしよう、という思いで熊野を巡りました。

本宮を中心に高野山に続く道や田辺に行く道等、多くの道があるのです。

藤原定家が書いた「熊野御幸記」によると、石清水八幡から始まり紀伊半島を海沿いに南下し、天王寺を過ぎ、田辺から山に入ります。本宮までに九十九の王子(手を合わせる場所という意味らしいのですが、いまようの言葉で言えばポイント地点)があり、往復27日間の後鳥羽上皇に同行した旅日記は、これからゆっくり読もうと思っています。

この田辺から本宮までの道のりが「中辺路(なかへじ)」です。

中辺路を歩くことを目標に、来年か再来年には実現したいものです。私が実現できそうな道は、中辺路がせいぜいだと思います。リタイアしたければ、山を降り、日中一時間に一本は走っている新宮~田辺間のバスに乗れば良いのですから。
他の道はリタイアするということは、=遭難ということになりそうなので、これは無謀な夢です。
行者であれば、この道を歩き、天河や吉野、高野山へと走るように山道を駆け登っていくのでしょうが。。。

せめて、二泊三日の中辺路の行程をゆっくりと踏みしめて歩くことができれば、自分が旅して巡った場所の結願と言えるかもしれないし、、、まだ何かが見えてくるかもしれないし、ともかく歩いてみないことには見えてこないように思います。

きっと達成したら、次はフランスのルルドからスペインのコンポステーラのサンジャックの道を夢見る様な気がしますが、とりあえず歩ける身体を整えたいものです。



クりック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大震災から千日 | トップ | 横浜中華街 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

第2章 五感と体感」カテゴリの最新記事