五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

海っ子

2016年05月27日 | 第2章 五感と体感
海っ子2016年5月27日

「横浜市歌、歌える?」と唐突に質問されました。
歌詞は怪しいものの旋律は覚えているようです。
茅ケ崎で小学生時代を過ごし、中学になってから横浜市民となり、初めて校歌と君が代以外の公の歌を覚えました。
確か、何かある毎に横浜市歌を歌わされた記憶があります。
そんなこともあり旋律はきちんと記憶に残っているのでありましょう。
人生の中で山の中に住んだ二年間を除き、あとは海に近いところに住んでいた事もあり、ハマッ子ならぬ、自称海っ子である私は、改めて森鴎外の歌詞である横浜市歌を読み、「おお、、、凄い歌詞だ~」と、感嘆しました。

我が日の本は島国よ
朝日輝よう海に
連なりそば立つ島々なれば
あらゆる国より舟こそ通へ
されば港の数多かれど
この横浜に優るあらめや
むかし思へば苫屋のけむり
ちらりほらりと立てりしところ
今は百舟百千舟(いまはももふねももちふね)
泊まるところぞ見よや
果てなく栄えて行くらん御代を
飾る宝も入り来る港

1909年7月1日 採用時期
歌詞:森鴎外

歴史的な価値のある言葉を諳んじるには、旋律が大事です。
解りやすいシンプルな旋律であったため、歌うときは、やたらと語尾が強まったような、そんなふざけた歌い方を男子達がしていたのを思い出しました。

とうに百年を越えた歌詞を今一度歌ってみると、きりりと引き締まる思いがします。



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