五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ひとりでいることの不安

2013年07月15日 | 第2章 五感と体感
理想と現実のギャップをどのように詰めてゆけばいいのでしょう。

毎日毎日不安感に苛まれ、一歩も進めないと解釈している自分をどうすればよいのでしょう。

大人と云われるようになって随分経ってから、自分は世界中の中で一人で自分自身のの身体と心を自分自身が管理していることにハタと気付いたことがあります。

「こんなこと、当たり前のことじゃないか。」
こう思う事が出来ていても、誰かのために何かをして、そして誰かに対し期待し、自分の理想に叶わないと怒りや不安の感情が湧き出してきたり…。つまり、誰かとの関係において「あなたと私」が混同していることに気付かないでいるかもしれません。

宇宙の中にぽつんと一人で居て、自分の身体と心をひとりの自分が管理していることをイメージすると、私はなんだかとても寂しい気分になります。
家族がいて、友達がいても、個人と個人は別々の身体と心を持ち備えています。

自分の孤独感を意識し、自らの孤独を受容している人ほど、他者との関係性にバランスを保とうとする力が働いているかもしれません。

孤独感が受容できず、相手に何かを期待するあまり、相手に依存する力が強く働けば働くほど、ひとりでいることの不安感は増してくるかもしれません。

ひとりであることを知ることにより、「自分の身体と心と魂」を慈しみつつ、「他者の身体と心と魂」を受容し、配慮することに意識を向ける事ができ、そのことを実行しようと心がけることができるような気がします。

人は孤独だからこそ、「隣人を大切に」と、いうことなのだと思います。


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