五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

褒められると嬉しい「言葉の波動」

2018年12月05日 | 第2章 五感と体感

縄文展カタログから  みみずく土偶・・・

褒められると嬉しい「言葉の波動」 ・・       2018年12月5日

「褒められると嬉しい。」という感情は、きっと真っ直ぐに他者の感情を受け取ることができていれば、直球を受けるように嬉しいと感じるのでありましょうが、時には、褒められることが慇懃無礼に感ずることもあったりします。
普段から互いの気持ちを享受し合っていれば、無条件で褒められて嬉しいと感じますが、私の事をそれほど知らずに、褒められても、「言葉」の「音」に好意的な温もりは伝わってきません。
相手から伝わる言葉の波動は、「言い表す」言葉以上の体感を感じたりします。

慇懃無礼だと感ずるときは、相手から伝わる言葉の波動に氷のような冷たさとか、針を刺されるような痛さを感じたりします。時には、言葉だけを聴いても体感として受け取れない場合もあったりします。

縄文の時代には文字がありませんでした。
言葉はあっても、書き綴り、それを後世に残す記録することをしてこなかったことが、日本人の感受性の原型を作りあげているようにも思います。

書き綴ることは感情を外した記録ともなります。
でも、口から表す言葉は、
同じ言葉であっても、相手によって受け取る感覚が違います。
相手が好きであるか、嫌いであるか、という概念も、基準の一つかもしれませんが、全く知らない相手から伝わる言葉の「音(オン)」の波動は、思わぬ体感を得たりするのです。

日本人の言葉に対する重さは「思い」の「重さ」とも繋がり、「言霊」という概念が背景にあるからではないかしらとも思います。

真の心のこもった温かい言葉は頂きたいけれど、
温もりの感じない冷たい言葉は頂きたいとは思いません。
却って黙っていてくれていた方が良いかな、とも思います。

縄文の血を受け継いでいる日本人であるからこその、もののあはれや侘びと寂を改めて、誇りに思う今日この頃です。



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