五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

源氏物語~その参

2009年05月04日 | 第2章 五感と体感
源氏物語に登場する女性は、ことごとく出家していきます。
男性優位の時代、女性が唯一、自らの意思で自己実現できる身の振り方です。

でも、

よくよく考えてみると、出家するには、庵が必要ですし、それだけの後ろ盾がなくては実現しません。

後ろ盾がないと、源氏物語に登場する末摘花(すえつむはな)のように、侘びしい暮らしを余儀なくされます。

さて、

出家は、逃避であるか?はたまた、昇華であるか?

これも防衛機制に繋がっていきますが、読み手の解釈次第です。

源氏物語を防衛機制の観点から読んでいくのも、面白いと思います。

抑圧・抑制・昇華・逃避・退行・知性化・投影・感情転移・摂取・合理化・置き換え・補償・同一化・反動形成(14の防衛機制)

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