五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

幸福感について

2013年06月22日 | 第2章 五感と体感
日本の場合、夏至は梅雨の季節と重なり、残念ながら雨の一日でした。二十四節気を意識した生活をし始めて十数年経ちますが、私の記憶では関東はほとんど夏至=雨であるように思います。

例外にもれず昨日も雨でした。

丁度、雪谷の講座と重なったので、夏至について参加者の皆様と語り合うことで勉強会が始まりました。

特に北欧では夏至の祭は冬至と同じように大切にされています。

日本は古来から夏至や冬至よりも、春分、秋分のほうが意識に上がりやすいように思います。

光と影の強さよりも昼と夜の長さが変わらない横軸的な体感を感じるのが秋分や春分です。

私自身も、光と影の強さの中に居るよりも、横に広がるファジーな体感のほうがストレスを感じにくく安心感を得る様な感覚を覚えます。

昨日の勉強会は「幸福感の体感や記憶から自分の生き延び方を考察してみる」ことを試みました。

自分の持っているストレスや理想と現実のギャップによる不安感は、幸福感を知らずして生まれるものではありません。

幸福感を知っているからこそ、不安感を感じることを意識してみると、自分の幸福感とストレス感が表裏一体であることが見えてくるように思います。

不安感ばかりに囚われていても、自分の中に巡るグルグルとした解決できないものは永遠に廻りっぱなしかもしれません。

自分の幸福感を得た事象を思い起こしてみると自分の折り合いの付け方が自分の中に備わっていることにふと気付くこともあるようです。

答えを出すことを色に例えると、白か黒のほかにグレーという色があっても良いのです。

自分の好みのグレーを探しだすと、黒と白も、グレーに含まれていることに気付きます。漆黒、純白には辿りつかない自分に観念してもよいことを赦すのも自分自身の器の大きさ次第かもしれません。修行は続くのであります。

縄文から今日に至るまで、大陸からもたらされたものと合い交じり合いながら無限の神様に裏打ちされているのですから、グレーも一つの確信であるかもしれません。

葛城山の一言主は、良いこと、悪いことを一言づつしか言わないそうです。解釈は自分次第、ということなのでしょう。

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