五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分を知る方法2

2010年05月06日 | 第2章 五感と体感
自己覚知

「現実の適応能力」を考えるに、私はどのくらい適応能力があるのだろう?

住む場所によって、風習が違い習慣が違い、子供ながらに適応しようと無意識の努力をしながら私は育ちました。
そんなわけで、公共の場で奇妙な行動をとっている人を見ていても、文化人類学的見地というかフィールドワーク的に観察する傾向があります。

先日の電車の中での出来事です。家で握ってきたおにぎりを食べ出した女子大生がいました。しかもおにぎりを食べながら俳句の専門書を読んでいらっしゃる。しかも私の横で。
電車の中での食物の匂いは、私にとっては悪臭です。

教養のありそうな女子と電車のおにぎりというミスマッチは、何なんだろう。。。寝坊した娘に玄関先でお母さんが渡したおにぎりを食べているのかしら、、、お弁当を食べてもOKな電車に乗る環境で育った人なのかしら、、、しばし、考えました。
しかし、
ミスマッチだと感じたのは私であり、当の本人がそれを自覚していたらそんな行動は取らないでしょう。しかも、教養のありそうな人は、こんなところでおにぎりは食べない、と決めつけている私がいます。
というわけで、つまり、
適応能力を意識するのは違和感を感じている私のほうであり、見も知らずの女子の話ではないのです。

…どれだけ自分を自己覚知するか。

自分自身の「好きと嫌い」から自己覚知を意識してみるのも一つの方法かもしれません。
そこから深い深い自分のことが見えてくるかも。。。

☆☆生き甲斐の心理学テキスト第7章P77~「自分を知る方法」参照

「生き甲斐の心理学参照」
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