五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

積み重ねて学習する

2016年10月13日 | 第2章 五感と体感
積み重ねて学習する2016年10月13日

私はともかく、物覚えが悪い。物覚えが悪いので、身体が覚えるまでやり続けないと見えてこない。そんなわけだから、やめない。
左利きであったこともあり、それに拍車をかけたのかもしれませんが、上記のような図式にならざるを得なかった成育史を大人になってから受容しました。

物覚えは悪いのですが、不思議な事に人との会話と表情を詳細を時間をおいても俯瞰的に克明に覚えていることは、人前でメモを取る事の出来ないカウンセリングの仕事においてはとても便利な性質かもしれません。

身体で覚えていくと、そこからは感性の世界でもあるのでようやく自分の中で自由が得られる、というのも、私の特徴であるように思います。

好きな絵を描き出すと、ずっと自分の世界に入ってしまう。本を読むとやはりその世界に没入してしまう、というような性質も、今だから良いと思えますが、勉強しなければならない時期にそんな状態だったことは、ただの逃避にしか解釈できないかもしれません。しかし、それが私の性質であること捉え直してみると、人生のプロセスの自分のあり様の説明がつくように思います。

世間では、色々な心理学用語があったり、○○症、○○症候群という言葉が氾濫していますが、その概念に自分を括ってしまう前に、自分の性質を自分の言葉で表してみると、自分の特徴が達観的に見えてくるように思います。

自分の特徴を知るには、親や学校の先生達の協力も必要でありましょう。

積み重ねて学習する事で補える事はたくさんありそうです。

私自身が、「型」(かた)の世界が好きであることの所以は、放っておくと、どこまでも自在な世界に没入してしまうので、自分自身が無意識のうちに「型」を身に付けて世間を生き抜かせようとバランスをとっているのかもしれない、と、解釈しています。
お茶も然り。能も然り。ピアノもそう。。。
太極拳も人の何倍も時間がかかってようやく覚え。。。
自由奔放さの裏側には、それを支える型があるんや。。。と、しみじみ思うのです。


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表装展覧会のお知らせ

江戸表具を愛する会
10月15日午後3時~11月13日土曜日午前まで
銀座プロムナードギャラリー(銀座三越下~東銀座までの地下通路のショーウィンドーギャラリー)
画廊ではないので、歩きながら見る事ができます。用事ついでにご覧ください。

表導会 50展
11月14日日曜日午後~11月24日日曜日16時まで
有楽町&銀座 東京交通会館の一階ギャラリー パールルーム

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勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校
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