五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

皆が経験すること・・・宗教観3

2010年07月18日 | 第2章 五感と体感
生まれてくることと死ぬことは、今生きているすべての人が経験できることです。

「すべての人が経験する」この条件は、すごいことだと時々ふと思うことがあります。

大切な条件が揃っているにも関わらず、人は生きている人の数だけの個性があり、家族であろうが、それぞれ全く違う人生をおくっていくのです。

他者と違う人生、個性を意識しようとすると、何故か孤独感に陥ることがあります。

でもなぜ、多くの人が孤独感を悲しいと思うのでしょう。

DNAに組まれたこの感情の経緯には、人が生き抜くために意味があるから孤独感を悲しいものにしてくれているのだと思うのです。
そうでなければ、人は集団で生活するどころか種の保存にも至らないわけですから。

孤独感に追い込まれていく人生を歩んでいるのか?
孤独感を意識することでそれを尊いものだと解釈してる人生を歩んでいるのか?

孤独感を尊い感情だと感じてみると、街を歩く知らない人までも愛おしく感じる瞬間を経験します。

人と人が繋がることに意味を感じることは孤独感に追い込まれている状態では見えてこないように思うのです。

人の本質は不安感です。そして自分の孤独感を受容すると「何のために生きているのか?」という問いが、生きていく道しるべになるはずです。

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