五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

どれも自分だよ、という人生(宗教観4)

2010年07月19日 | 第2章 五感と体感
最近の服の流行はチュニジア風らしい・・・エスニックな雰囲気がフェミニンさを際立たせるのでしょうか?
そういえば、学生時代、私は独特な服を着ていました。今がチュニジア風ならば、その頃着ていたのはインド風です。でも、時代は聖子ちゃんとトラッド。。。浮いていたといえば浮いていたかもしれませんが、類は友を呼ぶ場所が私の学び場でしたので、さほど違和感を感じることなく過ごしていました。

仕事をしていくうちに、いつしか服装も静かになり、数年前までは黒い色ばかり着ていました。
ここ2,3年は、黒い色の生活から渇望感が生まれてきたらしく、20代の人たちに紛れてチュニジア風の色合い選択が復活してきました。

過去の自分の服装については、「うわー、あの頃の服、こんな服着てたんだ!」という恥ずかしさもあります。数年前の自分にしても「なんだか、黒ばっかりでストイックだったよね~」とか、、、今から考えると、今の自分とは違う選択をし、行動している自分に違和感を覚えたりします。

でも、それらはどれも自分なのです。
その時その時に自分にとって必要なものを選択していただけの話です。

華厳の思想を借りるならば、その時代時代に生きてきた「私」は、「私」という「個」を繋ぎながら今に至っているのです。人と人だけではありません。自分自身と向き合っても、それぞれの時期の自分の「思考と感情と行動」が、自分の体に記憶されているのです。
その記憶があるからこそ、それぞれの感情が湧き出てくるのでしょう。

悲しい私、怒っている私、喜んでいる私、楽しんでいる私。。。

どれも私です。「どれも私」を繋げていくと「私の個性」が益々見えてくるはずです。

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