五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

五感と成育史 3

2009年11月19日 | 第3章 無意識の世界
意識されず、無意識の世界が自分の行動を支配している場合もあります。

特別な人がそうだ、というのではありません。

私自身も同じく、自己の意識を超えた無意識の世界を持っています。

たとえば、成育史もその一つです。

赤ちゃんのころの体験は、覚えているものではありません。でも、そのとき意識していたものが体感として残り、自分の知覚と解釈の仕方に関係していることもあるようです。

「遺伝と環境と老化」という概念を思い浮かべると、成育史と今の自分のモヤモヤが、何かと繋がるかもしれません。

無意識の世界…

ユングは、それに着目しました。
チベット死者の書には、その無意識の世界が表現されており、それがいくつもの「感情」として、具体的に書かれていることに驚き、気づいたわけです。。。

ロジャーズの理論にも通じるものがあります。

ぼちぼちと何度も何度も繰り返し勉強しながら、自己の成育史の理論武装・自己分析をやっていこうではありませんか。。。

カウンセリングの学びは、他者分析や他者事例を学んでも、あんまり意味がないようです。まずは、自分のことから始めたいものです。他人の悩みに関わることは、そんなに簡単なことではありません。


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