photo:Montmartre Paris
14の防衛機制
生き甲斐の心理学のテキスト86ページ
第8章 心をのびやかにする方法
大テーマ 14の防衛機制(フロイト)
このテーマの冒頭には、
「いうまでもなく人は生涯、幸福に
生きるべき存在です。」
人はできれば、誕生から昨日までの
過去の自分に囚われることなく、
将来の不安におびえることなく生きるために、
個の14の防衛機制を学習しましょう。」
と、書かれてあります。
「防衛する」ための自分の心と身体の動きは、
自分をよりよい方向に生き延びるための
知恵と行動に繋がります。
ここで、14の防衛機制を一つ一つ
考えていきたいと思います。
『抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・
置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・
摂取・投影・反動形成・補償』
今日は、補償をテーマにします。
防衛機制「補償」
テキスト99ページ引用
補償:
「劣等感を克服する方法」
例としては、技術や資格を取ることで劣等感を乗り越えたり、
自分よりも華やかな人と付き合うことで、自分の劣等感を補償したり、
弱い自分を克服するために、ボクシングをしたり、
武道を身に付けたりすることも、補償でありましょう。
色々な形で、自分を克服しようと
「補償」しているように思います。
私は、死ぬほど勉強した~!という
満足感を得ない若き日を送っていたので、
今になって、能楽の仕舞や謡いで稽古を積んで、
満たされない感覚をひたすら埋め続けておりますが、
お稽古を始めてかれこれ12年経っても、未達成のままです。
自分のセルフイメージが一度定着してしまうと
怠け者の自分というイメージから脱却できず、
たぶん、気力がある限り、この趣味を
続けていくのだろうと思っています。
・・・
14の防衛機制は、これでお終いです。
自分は何のために生きているのか?
そして、自分は今に至るまで、どうやって
生き延びてきか?
というような、問いに、明確な答えがあるかどうかは解りませんが、
これらの問いを自問自答することに意味があるのだと
私達は学びの中で教えられました。
もし明快な答えがあるとしたら、
この世を去る時の瞬間に
自分が何か明快な答えがでれば、それでよいと私は思っています。
そのための自問自答が平素成されていれば、
それなりの答が導き出されるのでは?
という確信めいたものは持ちながら日々を暮らしています。
8月もそろそろ終盤です。
9月から夏休みにしていた講座も再開です。
9月3日の腰越勉強会は、養生中の師匠に代わり、
私が代行予定でおります。
腰越での今年のテーマ、
「ギリシャ神話」の本を
そろそろ再読すると致します。
・・・・・・・・・・
「生き甲斐の心理学」
公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所 講座
2019年 9月3日 鎌倉腰越勉強会
お知らせ:
ユースフルライフ研究所主宰者植村高雄先生が
体調不良のため、9月の鎌倉腰越勉強会は、私が担当致します。
現在各講座は、私が代行しています。代行する講座に関しましては、
各講座関係者と打ち合わせしながら行っている状況です。
2019年9月11日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です
4月5日~7日 二泊三日
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会 終了
7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会 終了
10月11日(金)~13日(日)
東京 町田勉強会 会場:マリア会修道院
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NPOキュール「 ♯生き甲斐の心理学 」講座
東急セミナーBE講座
2019年 9月20日 13:30~15:30雪谷校
2019年 8月23日 10:30~12:30たまプラーザ校
2019年 9月27日 10:30~12:30たまプラーザ校