五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

手を動かす

2013年04月16日 | 第2章 五感と体感
手を動かすと脳みそが働きます。
パソコンのキーボードを打っているほうが想像力が湧いてきて、ペンを持つよりもなめらかに言葉が浮かんできます。
勿論、手書きの手紙好きでもあるので、お気に入りのペンを持つと、気持が引き締まり情感が引き立つようにも思います。

最近女性が大工道具を持つ物作りが流行っているようです。

ペンを持つだけでなく表装制作をしている私も、いまどきの女性の流行の先端をいっているようで、道具といえば、包丁、のこぎり、カンナに定規、キリに目打ち、、、どうみても表装の世界は大工や指物師と変わりありません。

8月に行う展覧会のために、そろそろ制作をスタートしなくてはなりません。昨日は仕事が落ち着いた夕方からごぞごぞと材料の裂地を取りだし、あれこれと思案しました。

裂地を手に取り見入っているうちに、出来上がりの作品が見えてくるのです。

「手を動かす」行為は、宇宙の果てまで連れて行ってくれる想像を生み出すと思っても過言では無いのです。

今日も手を動かして、同時に口も動かして、自分を活かして過ごしたいものです。

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