五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の役割

2012年07月26日 | 第2章 五感と体感
[自己主張]の仕方について、日本人のアイデンティティには根付きにくいように思います。

「相手に言いたい事をハッキリ言おう。
自分が思った事は行動に出そう。」

等と、呼びかけても、果たして、「それがはいそうですね、明日からやります!」というふうになるとはそうは上手く事は運ばないのが現状です。

自己主張と行動が思うようにいくことが出来れば、悩むことなんてないはずです。

できないから悩むのです。

私達がこの地球に生まれてきたことだけでも奇跡ですが、生き延びていくことも大変なことです。

自分の湧き出す感情を上手く表出できない…
自分の考えや思いを自己主張できない…
自分のイメージしたことを行動に移すことができない…

一人の人間が出来ることは限られています。

「人の身体は神の神殿」という聖書の言葉があります。自分の心身をどうにかするのは自分自身です。
答えは自分の内にあります。

自分の身体の中に宿る「尊い何か」を守るのも捨てるのも自分自身なのです。

でも、小さな子供はそのやり方がわかりません。中学生くらいになると、どうやったら自分が生き延びることができるか、必ず自分自身に答えを持っています。何が危険で何が安全かも判別が充分に付くはずです。

もし、自分の中にある答えを自分で導き出すことができなければ、きちんと聴くことのできる大人を見つけなくてはなりません。

大人がこのような子供に出会ったら、真摯に、そして謙遜に対応し、そして倫理道徳に関係なく、組織云々に関係なく誠実に関わることがとても大事なことなのです。そのためにある法律であって欲しいし…。

私自身も自分自身の役割をもっとシンプルにしたいな....。
「自分の身体さえあれば、自分を生かしていくことができる」という根本的なことを時々は意識に上げたいものです。

クリック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 幸福感を求め続ける人 | トップ | かみさまほとけさま »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

第2章 五感と体感」カテゴリの最新記事