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五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

防衛機制を考えてみる 其の六

2019年07月31日 | 第3章 無意識の世界

photo Wien

14の防衛機制

感情転移

生き甲斐の心理学のテキスト86ページ
第8章 心をのびやかにする方法
大テーマ 14の防衛機制(フロイト)

このテーマの冒頭には、
「いうまでもなく人は生涯、幸福に
生きるべき存在です。」
人はできれば、誕生から昨日までの
過去の自分に囚われることなく、
将来の不安におびえることなく生きるために、
個の14の防衛機制を学習しましょう。」
と、書かれてあります。

「防衛する」ための自分の心と身体の動きは、
自分をよりよい方向に生き延びるための
知恵と行動に繋がります。

ここで、14の防衛機制を一つ一つ
考えていきたいと思います。
『抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・
置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・
摂取・投影・反動形成・補償』

今日は、感情転移をテーマにします。
防衛機制「感情転移」


テキスト92ページ引用
感情転移:
「ある徳敵の人に向けるべき愛情を類似の人に向ける事」

例には、「父に甘えられない娘が年上の男性に甘える事」と
テキスト92ページには書かれてあります。

感情転移は、案外日常で、一番使っている防衛機制の一つでも
あるように思います。
自分に愛情を向けてほしいのに、解って欲しいのに、
それが叶わないと、違う人に愛情を過度に注いでしまったり、

家族の関係が上手くいかないので、
違う環境で愛を求めたり、

本当は子供と本音で向き合わなくてはならないのに、
心配してくれる他者に気が向いたり、
お医者さんの梯子をしてみたり。。。

家族はさっぱり自分に向いてくれないけれど、
うちのワンコだけは、愛想を振りまいてくれる~
と笑いながら仰る人も多いけれど、
こういったことも感情転移に当てはまるかもしれません。

でも、このような防衛機制が働いていないと、
自分のバランスを健やかに保つのは難しいように思います。
適度な感情転移で、楽しく笑って過ごしたいものです。


・・・・・・・・・・

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