五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

やわらかな黄緑

2017年02月14日 | 第2章 五感と体感
やわらかな黄緑2017年2月14日

足柄の山で「くーまにまーたがりおーうまの稽古♪」と鼻歌歌いながら、草刈り機の練習をしながら、みかん畑の土からは出たてほやほやの柔らかい雑草達を刈り取りました。刈り取ってしまうにはもったいないのですが、来月からは段々と本格的に草刈り作業が始まるので仕様がありません。
里山は、自然のままにまかせたら里山ではなくなってしまいます。人の手が入ってこそ里山となることを改めて思い知らされながら、定住しながら実りの世話をする効率性を考えてきた縄文人の知恵を身体で感じるのは、私ならではのあまりにも悠長な考えかもしれません。多分、畑仕事に慣れればなれるほど、こんな悠長な事は云っていられないでしょう。
夏になったら汗だくで作業する事を想像すると、呑気な気分も今のうちだと思います。

春の始まりに芽生えた黄緑色のほわほわした草の感触は、小学生の時の外遊びを思い出します。
あの頃は、ほんとうに飽きることなく外で遊んだものです。

完成度の高いテーマパークや整備された商業施設を歩いていては、黄緑色のほわほわした草の存在には気付きません。

自分がフレキシブルになる処は、人によって違います。
ほんとうに心身が解れると、身体の芯がどこにあるか体感できるようになります。
身心が緩まる体感を感ずるには、身体の芯が体感できていなくては感ずることはできません。
私自身、「なぁるほどなぁ~」と、合点がいくのです。
きっと身体の芯を無視して動けば、身体を痛める事でしょう。

やわらかな黄緑の草を愛で如月の足柄山から遥か先に望む相模湾がキラリと光を放っていたのが印象的でした。
海の先には三浦半島があり城ヶ崎まで確認でき、真正面には大島を見る事の出来ます。
お日様を浴びながら自然の中で人と喋らず黙々と作業する事にも意味がありそうです。何事もバランスです。

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