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五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安の取り扱い

2012年10月27日 | 第2章 五感と体感
不安で不安で不安なときは、不安の重圧に押し潰されそうになります。

不安という形が見えないので尚更です。形に見えないと、見えないだけに一層不安になります。

では、どんなふうに今の自分の不安を取り扱っていけばよいのでしょう?



自分の抱えている不安は、自分の問題なのでしょうか?それとも他者の問題なのでしょうか?



他者の問題であれば、他者の問題と自分の問題を分けることができているでしょうか?



他者は、伴侶であっても、親子の関係であっても、他者は他者です。

自分と他者

それが分けられなければ、自分は、その他者にとってどんな存在で、どんな役割を自分自身に課しているのでしょうか?

その自分の役割の中に持っている他者への理想と現実のギャップはどうでしょうか?

ギャップは、理想と現実のギャップから湧き出してくる感情と捉えていただけるとよいかと思います。



自分と他者が分けられていれば、自分のことだけに焦点をあててみることはできるでしょうか?



自分の中に焦点を当てようとした場合、自分を押しつぶそうとしている不安なことはいくつあるでしょうか?



不安なことを数えることはできるでしょうか?



では、不安をなことを数えることができたら、その中から一つだけ選んでみてください。



一つだけ選ぶことに意味があるようです。

そして、その一つだけ選んだ不安なことに感じる「感情」は、どんな感情でしょうか?

… … …

これはフォーカシングの技法の一部を含んだ設問なのですが、
私自身、感情を整理する必要があるとき、この自問自答を繰り返していきます。

感情を明確化することは、簡単なことではないかもしれませんが、自分の身体の中から自分の感情を聴くことは、今の自分を意識化することに繋がってゆくと思います。

すると、今の自分を受容しているのか、受容していないのか。。。にも、繋がってゆくはずです。

受容している自分であろうが、受容していない自分も自分なのです。私は私なのです・・・

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