五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

心の予防

2008年01月19日 | 第1章 意識と知覚
私たちが活動しているNPO法人CULLカリタス カウンセリング学会は、小さな小さな団体です。

任意団体(ユースフルライフ研究所)で勉強した私たちが、なぜ、NPOを立ち上げたか、と言いますと、「暮らしの中のカウンセラー」がいかに大切な存在か、ということに着目したからです。

「何かヘン!」に気づくのは、まず身近に暮らしている人、または関わっている人です。その人が、少しでも、カウンセリングの理論を知っていたら、結果は大きく違ってくるかもしれません。

私たちは、お医者さんではありませんので、「治療」とか「直す」ことが目的ではありません。大学の研究機関でもありませんので、臨床学的なデーターに基づく見地での対応もしていません。もちろん、占いや霊視でもありません。

何をするかというと、
「自己の内にある答え」を「カウンセリングの理論(テキスト)」に基づいて共に見出していくことを時間をかけてゆっくりゆっくり勉強していきます。

「人の身体は神殿」という言葉があります。

悩んでいる時、何かにとらわれている時は、本当に苦しいものです。
でも、「答えは必ず自分の内」にあるのです。

他人の考えや意見は、あんまり当てにならないってよいでしょう。
お説教されても、説得されても、本人は悲しみが増すばかりです。

私たちは、自殺を水際で防ぐことはできませんが、「家族や友達が何かヘンだな」と気づいた人が、どう対応しようか、悩んだ時に、勉強していただけるとお役に立てると思います。

まずは、自分の不安を意識にあげ、言語化することから、私たちの勉強会は始まります。
「自分の不安」を言語化する。
意外と、言語化しにくいものです。

二月から鎌倉でユースフルライフ研究所主催の勉強会が始まります。
ご興味のおありの方は右横に記載されているHPをご覧ください。

NPO主催の勉強会も、各地で広がりつつあります。それにつきましてもHPをご覧ください。

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