Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

世界バスケ開幕 日本代表は.....

2006-08-27 | バスケ ハンド
対ニュージーランド まさかの逆転負け。でもこれで終わらないでくれぃ
8月23日いや日付は24日になっていた。深夜、Tall Blacks ことニュージーランド代表、PF キャメロンが3ポイントシュートを決めて同点ついに最大18ポイントあった点差を埋められてしまった。そして残り時間は1分17秒。 Tall Blacks は押せ押せ、日本選手達はどうだったのだろう?そして残り29秒、SGカーク=ケニーの3ポイントが決まりこの試合初めて Tall Blacks がリードを奪った。でもまだ時間はある。しかし残り2秒、日本PG五十嵐がファールを取られてこれで5ファールで退場。そして Tall Blacks にはフリースローが与えられる。これを二本とも外してくれたが、そのままタイムアップ。日本はまさかの逆転負けを喫して悲願であった決勝トーナメント進出の夢はこの時点で霧散してしまったと言えよう。 この試合はもっと早い午後7時に行なわれていた。この試合の放映開始時刻まで結果を知るまいと全てのスポーツニュースをキャンセルし、愛するジャイアンツと京都パープルサンガの試合経過はIモードでチェックしていた。残念だった。残念で残念で仕方が無かった。サッカーの日本代表がワールドカップの1次予選敗退が決まった瞬間よりもずっと悔しかった。バスケの日本代表の試合を始めて必死で応援した数日間だった。考えてみれば、日本代表の国際試合公式戦試合のテレビ中継なんてモントリオール五輪以来だったのだ。翌日 New Zealand Herald 紙のサイトを見ると、スポーツ欄では Tri Nations に臨む All Blacks の事を大きく報道していた。そして Tall Blacks に記事は… “ NZ keep hopes alive with comeback victory “ と言うヘッドラインがあった。そこには日本代表を “身長で劣る日本は背の高い相手にどう戦うかとのレッスンを施した。”と評価し、立ち上がりの Tall Blacks を“コンクリートのシューズを履いた様に ponderous (重苦しい)” と表現。
また竹内兄弟、譲二のドライブ(Kamikaze Style と表現されていた。)とARIMO ( 網野でしょ?)のロングシュートが効果的と評されていた。第1Q 26-13 前半終わって 38-20 第3Q終了時でも 46-33 だった。そして第4Q開始前にはTall Blacks は5名の選手が既にファールを3つ貰っていた。 それでも日本は逃げ切れなかった。Tall Blacks が24点取ったのに日本は9点しか挙げられなかった。 前回は衝撃の4位に入ったTall Blacks の世界ランクは16位(日本は25位) ショーン=マークス エド=ムックが出場辞退していた。しかしNCAA でプレーするブラッドショーを始めイタリア、ロシア、トルコ、イスラエルでプレーする選手もいる。またマーク=ディッケルがこの試合から薬物使用での出場停止が解禁される。(もう1試合休めよ。) 彼らもアンゴラに敗れて背水の陣でこの試合に臨んでいた事だろう。日本は歴史に名を残すチャンスを逸してしまった。しかし試合後、ニュージーランドのコーチ、タブ・ボールドウィンは日本代表を賞賛し、日本のプレイぶりを「勇ましい奮闘、彼らに同情する。私たちが救われたのは同じぐらいに勇敢だったからにすぎない」と評した。 選手達のショックは直ぐには拭いきれないだろう。しかし、頭を上げてくれ。年末にはアジア大会がカタールで、来年8月には徳島で五輪予選がある。前を向いてくれ。そして協会はバスケを取り巻く環境をもっと改善してくれ。サッカーの様にアジアでもトップクラスになれる世界を築いてくれ。それほどバスケを見続けてきた訳ではない自分がそう思うのだ。バスケファンはもっと願っていることだろう。 

対ドイツ 世界選手権ついに開幕 11点差負けは大会の展開を勇気付けた….
いよいよ開幕したバスケットの世界選手権。サッカーで言えばワールドカップ。それが日本で開催されているのに何故か盛り上がりと話題性に欠けるなぁ。 大会が始まる数日前に月間バスケットボール誌を購入した。バスケは“専門外”なので?こういう副読本を読んで予習しないと試合について行けない。だがこの月刊誌が実に簡潔にしかもこちらの知りたい事を載せてくれている。PG五十嵐は“小柄”に見えるが180cmもある。竹内兄弟は京都洛南高校出身。頑張れ同郷の星達。折茂、節政、古田は8年前の世界選手権経験者。2mを越える選手が4名いる。昔日本代表には岡山と言う228cmの選手がいたが、200cm選手が4人も揃うようになったのはいつ頃からだろう? サッカーのワールドカップ前に大会展望号がわんさと出版されたが、参考になるものは3冊も無かった。海外の WEB SITE で収集した情報の方がよっぽど。サッカーに関るマスコミはもう少しバスケを見習うべきだろう。
初戦の相手ドイツは世界ランク13位。欧州選手権は2位。東西ドイツ統一前は共にバスケットは列強ではなかった。五輪では西ドイツが地元開催のミュンヘン五輪で12位になり、東側諸国ボイコットのおかげで繰り上げ出場となったロス五輪で8位になっただけ。東ドイツは上背のある人材をバレーボールに集中させる為にバスケット国家代表は組まなかった。だからドイツがバスケと言ってもぴんと来なかった。しかし欧州でもプロ化が急激に進みバスケの Bundesliga や Champions League が興隆することにより前回大会では銅メダルを。その中心選手ダーク・ノビツキーは身長213cm ( Seven Footer と言うらしい。また勉強になった。)はNBAのDallas Mavericks 所属。日本も五十嵐のスピードで対抗したが、序盤、折茂武彦の3ポイントシュートで11-10まで迫ったが、ノビツキーの3ポイントシュートを皮切りに連続得点を重ね第1クォーター終了時点で34-20とドイツがリード。
ダーク・ノビツキーは第1クォーターにこの日の27得点のうち、20得点をあげた。 そして第2クォーター、アデモラ・オクラヤの2連続ゴールでドイツが38-20と日本を引き離す。残り55秒、46-32とリードしたところで、ノビツキーが交錯してベンチにさがると日本も挽回を始める圧巻は第3クォーターの残り34秒での竹内公輔のドライビング・ダンクで64-56の8点差に迫った瞬間。テレビ放映が始まり中継をするアナウンサーの開口一番 “日本中のバスケファンが広島に集まりました”と言う“名セリフ”を思い出し胸が熱くなる。そして解説者もしきりに“折茂があいています”と連呼し3ポイントを促す。 最終的に70-81 と11点差まで迫ったところで試合終了。第2Q 3Qだけを取れば日本がリードしたんだけどなぁ…強豪相手の11点差は今後に繋がったかもしれない。 続く


最新の画像もっと見る

コメントを投稿