Mr.コンティのRising JAPAN

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スキージャンプ 団体戦に向けて 大和魂を

2006-02-20 | 冬季五輪
現地時間の18日に行われたスキージャンプ Large hill、日本人選手は 岡部が8位、葛西が15位とNormal Hill よりかは好成績を見せてくれた。前回の個人では船木が Normal, Large 共に9位が最高だったので前回よりは成績が上回ったといえよう。しかし結果を出したのはベテランの二人。来年以降のこの種目に向けての世代交代そしてジュニアクラスの強化が急務だ。岡部は3位 Normal Hill の覇者Norway の Lars=Bystoel とは14点差。距離にして5.5m空けられた。岡部、葛西共に2回目128.5mの大飛行は2回目の5位。それだけに1回目の試技が悔やまれる。圧巻だったのは オーストリア 勢。優勝した モルゲンシュテルン は1回目2位ながら2回目 140m で逆転。 2位の コフラー も139.5m で応戦するが、着地でテレマークが入らなかった分、飛型点で差が付き モルゲンシュルテン に追いつけなかった。 両者の差は僅かに 0.1 。そればかりか、3位の ビストル とは16.1点の差がつき、飛距離では 15m の差がつくほど オーストリア 勢の圧勝であった。オーストリア勢 の優勝は 1992 年の アルベールビル 大会 ノーマルヒル の ベットーリ, ヘルバルト のワンツーフィニッシュ 以来。2年後 リレハンメル では ゴールドベルガー が Large Hill で、長野では ヴィドヘルツェル が Normal Hill で、それぞれ銅メダルを取ったが、 ソルトレイク では Large Hill で ホルンガッヒャー が5位に入ったのが最高で団体も4位に終わり メダル に手が届かなかった。 優勝した モルゲンシュテルン は五輪直前の Willingen 大会( Large Hill ) で2位に入ったが今季のワールドカップでは優勝は無かった。2位の コフラー はその Willingen 大会で優勝をしたが、それ以外では Engelber 大会で3位に入ったのが目に付くくらい。昨シーズン、表彰台はおろか20位以上の成績が1度あるくらいで昨年世界選手権では、Normal, Large 共に団体優勝した メンバー には入っていなかった。今五輪の Normal Hill は11位だった。この勢いで今日の団体でも金メダルをと狙っているだろう。Large Hill の成績がそのまま団体でだせれば オーストリア の金メダルは確実だがそうはかないかも。Large Hill では上位20位までに全選手が入ったドイツ、TOP10 に3名が入った ノルウェー にもチャンスは十分にある。特に前回はわずか 0.1 で Finland を抑え優勝を収め、今大会はメダルが無いドイツは相当な意欲で臨んでくるだろう。その Finland , Normal Hill 銀メダルの ハウタマキ は5位、優勝候補 アホネン は 9位、最後の種目にかけてくるだろう。Austria , Norway, Germany , Finland の4強に次ぐのがスイスと日本だ。スイスは前回の王者 サイモン=アマン の様な大砲はいないが 6位の キュッテル 以下 TOP15 に3人が入っている。キュッテル は Normal Hill でも 5位に入った。全員が特に、3番手、4番手の選手がもう一ランク上の飛行をすればメダルも夢ではない。 そして日本であるが、 Large Hill での結果を引用すれば上位2位の選手だけを比較すれば、 Austria, Norway, Finalnd についで4位になる。従ってスイス同様3番手、4番手、伊東、一戸に結果を出してもらいたい。特に Large Hill が得意なはずの伊東は1回目で TOP30に入れない失敗ジャンプで2回目に進めなかった。その雪辱を期待する。そして岡部、葛西が2回目に見せた様な大飛行を2回揃え、伊東が本来の力を発揮すれば十分に メダル が見えてくると思う。ここで大和魂を見せて欲しいものだ。さもなければ、メダルの期待はいよいよ女子フィギュアしか無くなってくる。日本男児よ女の子に重圧をかけたまま終わるのかい?? 欧州勢にもう一度ルール変更打合せの場を作ってやろうではないか?


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