出張から帰国して1週間が過ぎた。帰国直後は春をすっ飛ばして初夏の到来と思わせられたが、仕事の始まる月曜あたりは寒の戻りがもろに堪えて、しまいには氷雨まで降る始末。週末になりようやく春らしい気候になって来た。
オセアニアは南に離れているが、経度は差がないので時差に身体が順応しづらいと言う事は殆どない。それでも10時間以上飛行機に乗るというのは身体には良いものではなく最近はさらに疲れが取れなくてなかなか仕事にならない(その前に勤労意欲がさっぱり上がらない)期間がだんだんと長くなるなぁ。
Philip Cocu Sydney FC の Marquee Player に?
ワールトカップ1998,2006 年大会にオランダ代表の中心選手として参加した元 PSV Eindhoven の MF Phillip Cocu が今秋(南半球のオーストラリアでは今春)からの新シーズン開幕に向け Sydney FC が物色に動いているらしい。しかしそれは現監督のBranko Culina がチームに残るかどうかによるらしい。Sydney FC と Cocu の接点はどこにあったのだろう? Branko Culina は オーストラリア代表選手Jason Culina の実父。Jason は昨年のワールトカップでは日本戦を含めて4試合すべてにフル出場。大会前には当時の代表監督であった Hiddink 氏に見いだされて PSV Eindhoven に渡りそのままレギュラーとして定着した。Jason Culina とCocu はPSVではチームメイトであったことがその接点だったのか?Sydney FCは昨シーズン初め看板選手Dwight Yorke がRobbie Keane 率いる Sounderland に移られてしまい戦力的にも、興行的にも穴埋めが出来ずシーズンを終えたが、新シーズンはCocu の他にもPierre van Hooijdonk (Feyenoord) Patrick Kluivert (PSV), Andy Cole (Portsmouth), Robbie Fowler (Liverpool) Kevin Phillips (West Bromwich Albion) にも触手を伸ばしているとか。
Cocu については Branko Culina 監督が新シーズンも指揮を執る事になれば契約締結は現実を帯びてくるらしい。
それは今行われている Asia Champions League の結果次第という事になるらしいが。
しかしそれ以上にネックとなるのは“サラリーキャップ制度”。これについては世論も肯定的で、昨シーズン Sydney FC がこの制度に抵触したと事がシーズン終盤で発覚し勝点3が差し引かれてしまい、その結果 Final Series ではMinor Semifinal からの登場となってしまった。Sydney も退屈な街ではないので、そこでも生活を楽しむ事を視野に入れれば帯同する家族も気に入ってくれてサラリーの額が満足でなくてもプレーに集中出来るのでは無いかな??
4月25日 ホームでのPersik Kediri 戦に向けて
その ACL 、4月12日に悪夢の逆転負けを喫した Sydney FC は水曜日の Persik Kediri戦は絶対に負けられない試合となる。4月18日に New South Wales 州 Premier Ship 所属の Bankstown City と練習試合を行いAlex BrosqueとDavid Carney のゴールで 2-1 と勝利を納めた。Mark Rudan , Mark Milligan を負傷で欠きNikolai Topor-Stanley とRuben Zadkovich が五輪チーム合流でいない中Bonnyrigg White Eagles に所属するJason Kencevski と Englnad からやって来た David Swanick をトライアルとして起用。来シーズンに向けて Sydney FCとの契約に至れるだろうか?またGKにはClint Bolton ではなく第二GKのDean Bouzanis が起用され怪我で離脱していたRobbie MiddlebyとJacob Timpano の二人が復活しを果たした。 Middleby は3月20日の浦和戦で途中負傷退場していた。
4月25日、Anzac Day にParramatta Stadium で行われるこの試合にはZadkovich とDavid Carney が累積警告で出場出来ないのでこの二人の復帰と長く離脱していたTerry McFlynn の回復は明るいニュースだ。
北京五輪に黄信号?
4月19日にサウジアラビアのPrince Mohammad bin Fahad Stadium で行われた五輪予選、オーストラリアは.サウジアラビアに 2-1 で敗れ、同日アウェーでヨルダンを 3-0 で降したイランに次いで Group D 3位に落ちてしまった。
オーストラリア五輪チームは A-League に所属するメンバー中心で組まれたが FW には English Premier のNewcastle United に所属する James Toroisi が初起用された。前半ロスタイムに Newcastle Jets のストライカー Mark Bridge のゴールでオーストラリアが先制。しかし58分に Melbourne Victory の Adrian Leijer がペナルティーエリア内でサウジ選手に後方から入れたタックルが反則を取られ、PKを献上した上に8分に続いて2枚目の警告を受けて退場となる最悪の判定を受け、そのPKをJaffin Al-Bishiに決められ同点とされると後は守勢一方に回り64分にYoussef al-Salemの鮮やかな逆点ゴールを喫し、その後Melbourne Victory のKristien Sarkies ヘディングシュートがゴールを割り同点ゴールと思われたがオフサイドの判定でノーゴールとされる不運もあり、そのまま挽回できずに五輪予選初黒星を喫した。次節は5月16日、Adelaide Hindmarsh Stadium にイランを迎えるがこれも絶対に負けられない試合となってしまった。2月28日はテヘランで 0-0 と引き分けたがこの試合にはBen Griffin ( Queensland Roar ) Ruben Zadkovich ( Sydney FC ) そしてAdrian Leijer の3人の中心選手が出場停止となる。Zadkovich よ君はここでも出場停止かい? サウジアラビア戦での Olyroo のメンバーは下記の通り
Saudi Arabia 2
Australia 1 (Mark Bridge 46'+)
Australian line-up: GK : Danny Vukovic ( Central Coast Mariners ), Ruben Zadkovich ( Sydney FC ) , Adrian Leijer ( Melbourne Victory ) , Ben Griffin ( Queensland Roar ) (Peter Eleftherakis 60' : Adelaide Institute Sport ), Nikolai Topor-Stanley ( Sydney FC ) , Stuart Musialik ( Newcastle Jets ) , Kristian Sarkies ( Melbourne Victory ) Leigh Broxham ( Melbourne Victory ) (Adam D'Apuzzo 63' : Newcastle Jets ) , Bruce Djite ( Adelaide United ) (Nathan Burns 80' : Adelaide United ), Mark Bridge ( Newcastle Jets ) , James Troisi ( Newcastle United : English Premier).
Subs nots used: Dario Vidosic ( Queensland Roar ) , Troy Hearfield ( Newcastle Jets ) , Vince Lia ( Melbourne Victory ) , Tando Velaphi (GK : Queensland Roar )
警告: Leijer 8'/58', Griffin 40', Zadkovich 56', Musialik 70', Vukovic 84' 退場: Leijer 58'
アルゼンチン戦中止か??
6月6日 Melbourne Cricket Ground で開催予定のアルゼンチン代表とのゲームは“延期”されるとの事。この試合は6月2日のTelestra Stadium でのウルグアイ戦に続いて7月のアジアカップに向けてのテストマッチとされていたが、アルゼンチン側が欧州でプレーする選手達の招集が難しく Best Member を保証できないと通達があったので延期を決めたとの事。 FFA 側も Best Member なら意味が無いと6月の試合の見送りを決めたらしい。その替わりに年末にオーストラリアにアルゼンチンが遠征する事を示唆されたらしい。この FFA の決定、そして事前交渉はどこかの協会も見習うべきだ。この際キリンカップが終わったら大会前に日本はメルボルン遠征を行ってはどうだろう??
Socceroo 達のその後…..
Socceroos での中心選手として期待されているSpase Dilevski が翌シーズンも続いてQueensland Roarと契約更新の交渉が行われているがかつてのSocceroos の守備を支えたTony Popovic が Roar のcoaching staff 入りするという話もある。Popovic はワールトカップではブラジル戦のみ出場し左サイドバックとしてスタメン出場し41分に Bresciano と交替でベンチに下がった。こうして Socceroos を支えてきたベテランたちは故郷に戻ってくるのかなぁ……….
オセアニアは南に離れているが、経度は差がないので時差に身体が順応しづらいと言う事は殆どない。それでも10時間以上飛行機に乗るというのは身体には良いものではなく最近はさらに疲れが取れなくてなかなか仕事にならない(その前に勤労意欲がさっぱり上がらない)期間がだんだんと長くなるなぁ。
Philip Cocu Sydney FC の Marquee Player に?
ワールトカップ1998,2006 年大会にオランダ代表の中心選手として参加した元 PSV Eindhoven の MF Phillip Cocu が今秋(南半球のオーストラリアでは今春)からの新シーズン開幕に向け Sydney FC が物色に動いているらしい。しかしそれは現監督のBranko Culina がチームに残るかどうかによるらしい。Sydney FC と Cocu の接点はどこにあったのだろう? Branko Culina は オーストラリア代表選手Jason Culina の実父。Jason は昨年のワールトカップでは日本戦を含めて4試合すべてにフル出場。大会前には当時の代表監督であった Hiddink 氏に見いだされて PSV Eindhoven に渡りそのままレギュラーとして定着した。Jason Culina とCocu はPSVではチームメイトであったことがその接点だったのか?Sydney FCは昨シーズン初め看板選手Dwight Yorke がRobbie Keane 率いる Sounderland に移られてしまい戦力的にも、興行的にも穴埋めが出来ずシーズンを終えたが、新シーズンはCocu の他にもPierre van Hooijdonk (Feyenoord) Patrick Kluivert (PSV), Andy Cole (Portsmouth), Robbie Fowler (Liverpool) Kevin Phillips (West Bromwich Albion) にも触手を伸ばしているとか。
Cocu については Branko Culina 監督が新シーズンも指揮を執る事になれば契約締結は現実を帯びてくるらしい。
それは今行われている Asia Champions League の結果次第という事になるらしいが。
しかしそれ以上にネックとなるのは“サラリーキャップ制度”。これについては世論も肯定的で、昨シーズン Sydney FC がこの制度に抵触したと事がシーズン終盤で発覚し勝点3が差し引かれてしまい、その結果 Final Series ではMinor Semifinal からの登場となってしまった。Sydney も退屈な街ではないので、そこでも生活を楽しむ事を視野に入れれば帯同する家族も気に入ってくれてサラリーの額が満足でなくてもプレーに集中出来るのでは無いかな??
4月25日 ホームでのPersik Kediri 戦に向けて
その ACL 、4月12日に悪夢の逆転負けを喫した Sydney FC は水曜日の Persik Kediri戦は絶対に負けられない試合となる。4月18日に New South Wales 州 Premier Ship 所属の Bankstown City と練習試合を行いAlex BrosqueとDavid Carney のゴールで 2-1 と勝利を納めた。Mark Rudan , Mark Milligan を負傷で欠きNikolai Topor-Stanley とRuben Zadkovich が五輪チーム合流でいない中Bonnyrigg White Eagles に所属するJason Kencevski と Englnad からやって来た David Swanick をトライアルとして起用。来シーズンに向けて Sydney FCとの契約に至れるだろうか?またGKにはClint Bolton ではなく第二GKのDean Bouzanis が起用され怪我で離脱していたRobbie MiddlebyとJacob Timpano の二人が復活しを果たした。 Middleby は3月20日の浦和戦で途中負傷退場していた。
4月25日、Anzac Day にParramatta Stadium で行われるこの試合にはZadkovich とDavid Carney が累積警告で出場出来ないのでこの二人の復帰と長く離脱していたTerry McFlynn の回復は明るいニュースだ。
北京五輪に黄信号?
4月19日にサウジアラビアのPrince Mohammad bin Fahad Stadium で行われた五輪予選、オーストラリアは.サウジアラビアに 2-1 で敗れ、同日アウェーでヨルダンを 3-0 で降したイランに次いで Group D 3位に落ちてしまった。
オーストラリア五輪チームは A-League に所属するメンバー中心で組まれたが FW には English Premier のNewcastle United に所属する James Toroisi が初起用された。前半ロスタイムに Newcastle Jets のストライカー Mark Bridge のゴールでオーストラリアが先制。しかし58分に Melbourne Victory の Adrian Leijer がペナルティーエリア内でサウジ選手に後方から入れたタックルが反則を取られ、PKを献上した上に8分に続いて2枚目の警告を受けて退場となる最悪の判定を受け、そのPKをJaffin Al-Bishiに決められ同点とされると後は守勢一方に回り64分にYoussef al-Salemの鮮やかな逆点ゴールを喫し、その後Melbourne Victory のKristien Sarkies ヘディングシュートがゴールを割り同点ゴールと思われたがオフサイドの判定でノーゴールとされる不運もあり、そのまま挽回できずに五輪予選初黒星を喫した。次節は5月16日、Adelaide Hindmarsh Stadium にイランを迎えるがこれも絶対に負けられない試合となってしまった。2月28日はテヘランで 0-0 と引き分けたがこの試合にはBen Griffin ( Queensland Roar ) Ruben Zadkovich ( Sydney FC ) そしてAdrian Leijer の3人の中心選手が出場停止となる。Zadkovich よ君はここでも出場停止かい? サウジアラビア戦での Olyroo のメンバーは下記の通り
Saudi Arabia 2
Australia 1 (Mark Bridge 46'+)
Australian line-up: GK : Danny Vukovic ( Central Coast Mariners ), Ruben Zadkovich ( Sydney FC ) , Adrian Leijer ( Melbourne Victory ) , Ben Griffin ( Queensland Roar ) (Peter Eleftherakis 60' : Adelaide Institute Sport ), Nikolai Topor-Stanley ( Sydney FC ) , Stuart Musialik ( Newcastle Jets ) , Kristian Sarkies ( Melbourne Victory ) Leigh Broxham ( Melbourne Victory ) (Adam D'Apuzzo 63' : Newcastle Jets ) , Bruce Djite ( Adelaide United ) (Nathan Burns 80' : Adelaide United ), Mark Bridge ( Newcastle Jets ) , James Troisi ( Newcastle United : English Premier).
Subs nots used: Dario Vidosic ( Queensland Roar ) , Troy Hearfield ( Newcastle Jets ) , Vince Lia ( Melbourne Victory ) , Tando Velaphi (GK : Queensland Roar )
警告: Leijer 8'/58', Griffin 40', Zadkovich 56', Musialik 70', Vukovic 84' 退場: Leijer 58'
アルゼンチン戦中止か??
6月6日 Melbourne Cricket Ground で開催予定のアルゼンチン代表とのゲームは“延期”されるとの事。この試合は6月2日のTelestra Stadium でのウルグアイ戦に続いて7月のアジアカップに向けてのテストマッチとされていたが、アルゼンチン側が欧州でプレーする選手達の招集が難しく Best Member を保証できないと通達があったので延期を決めたとの事。 FFA 側も Best Member なら意味が無いと6月の試合の見送りを決めたらしい。その替わりに年末にオーストラリアにアルゼンチンが遠征する事を示唆されたらしい。この FFA の決定、そして事前交渉はどこかの協会も見習うべきだ。この際キリンカップが終わったら大会前に日本はメルボルン遠征を行ってはどうだろう??
Socceroo 達のその後…..
Socceroos での中心選手として期待されているSpase Dilevski が翌シーズンも続いてQueensland Roarと契約更新の交渉が行われているがかつてのSocceroos の守備を支えたTony Popovic が Roar のcoaching staff 入りするという話もある。Popovic はワールトカップではブラジル戦のみ出場し左サイドバックとしてスタメン出場し41分に Bresciano と交替でベンチに下がった。こうして Socceroos を支えてきたベテランたちは故郷に戻ってくるのかなぁ……….