Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

高温多湿の中 Sydney FC は....

2007-04-14 | Football Asia
気温30度の Adelaide 営業は楽じゃない??

朝6時前に目が醒めた。もう少し早く起きれば UEFA Champions League の Bayern Munchen vs AC Milan がもっと看れたのにそろそろタイムアップかな?とテレビを点けて SBS に合わせると、あれれ天気予報が??そこで気がついたのだが Adelaide は Sydney よりも西に位置しているので半時間マイナスせねばならなかった、と言う事は試合も終了後のダイジェストも終わっているという事だった。
あぁ何と勿体ない事を… まず結果を知ろうとラップトップの電源を入れて uefa.com にアクセスすると、あらまぁインザーギが両手を広げている写真が、ホームのバイエルンが 0-2 で敗れたではないか。この敗戦、地元のサポーターはショックではないかな?昨シーズンも Champions League でバイエルンはAC ミランに完敗している。もう一つの試合は Liverpool が PSV を降して準決勝進出は AC Milan 以外は全て England 勢 ( Liverpool, Manchester United, Chelsea )となった。 Arsenal サポーターだけ肩身が狭い思いをしているかな??
一方の Asia Champions League の方は浦和レッズはホームで上海申花を 1-0 で破り、川崎フロンターレは全南をアウェーで 3-1 と下す快挙。浦和、川崎共に3試合を終わってグループのトップを占めている。今年こそJリーグ勢は準々決勝進出を果たして頂きたい。
また浦和の所属する Group E のもう一つの試合、Persik Kediri vs Sydney FC 戦は集中豪雨(オーストラリアのニュースではモンスーンと言っていたが)の為に延期となり12日の現地時間午前10時半(アデレード時間の午後1時)キックオフとなった。  
午前10時半は特にアウェーの Sydney FC の選手にはきつくないかな?よく AFC が認めたなぁ。午後キックオフだとまたスコールの心配があるからだろうが、そんなのは試合日程が組まれるときから解っていなかったのかな?

いつもはそれからジョギングに出掛けるのだが、この日はアポイントの時間も遅いので“朝寝”を頂くことにし、ベッドに入った。そして1時間半程度寝た。 再び目を醒ますと窓の外は強い日差しが、外に出るとこれは暑くなりそうだ、Tシャツだけでジョギングをしてもたっぷりと汗が絞れた….

午前中のアポイントを終えていったんホテルへ、別に胸算用をしていたわけでは無いがレストランのスクリーンには FOX Sports の中継する ACL の一戦 Persik Kediri vs Sydney FC を映している。 ピッチ上は蒸し暑そうだ。午前10時半のキックオフの公式戦だなんて日本では高校生以下の大会くらいではないかな?
Sydney FC は チームの要 DF Mark Milligan が累積警告で、五輪代表の MF Robbie Middley が怪我でスタメンから外れたが、その穴埋めは五輪代表の Ruben Zadkovich そして Terry McFlynn の MF が起用される。 Zadkovich は浦和戦は途中から出場している。McFlynn は昨シーズンの Minor Semi Final の 1st Leg 前半で負傷退場して以来のプレー。この McFlynn の負傷が 2nd Leg での敗北につながったと言われていた。一方前節はホームで強豪、上海申花を 1-0 で破った Persik Kediri はスタメンを3人入れ替え、ウルグアイ人FW Gonzalez のワントップにフォーメーションを替えてこの試合に臨んだ。
試合は開始早々ホームの Persik Kediri が Gonzalez のヘッドがSyndey ゴールを襲い、危うく先制点を喫するところであった。すると凄い歓声が。 バックスタンドには観客が皆無だったがメインスタンドには結構な人が詰めかけている。しかし、その後はアウェーの Sydney FC が攻め込むシーンが続く。前半8分にDavid Zdrilic 、David Carneyが右サイドを崩し最後は Steve Corica のシュートがネットを揺さぶり、アウェーの Sydney があっさり先制を決めた。 その後も Sydney が何度もPersik Kediri ゴール迫るが追加点があげられない。20分過ぎからホームの Perdik Kediri がブラジル人Danillo Fernando, ウルグアイ人Ronald Fagundez の中盤助っ人のボールキープ力から中盤を支配し始め主導権を握りだす。そしてホームの Perdik Kediri の選手が前線でボールを受けると大歓声が後押しをする。わざわざ Sydney から当地に駆けつけた人達は何人いたのかなぁ? Sydney FC イレブンからすれば完全なアウェーだっただろうに。時間が経つに通れてアウェーの Sydney イレブンの動きが鈍ってくるのがわかる。気温31度 湿度78%のコンディションはアウェーチームには厳しすぎたか?25分FKの速いリスタートから左サイドのErol Iba に渡りそこからのクロスにAris Budi Prasetiya が頭で合わせて同点ゴールを許した。その後もホームの Peredik Kediri が公式発表 15.000 人の地元観衆の声援に乗って攻勢を繰り返すかな、Sydney は何とか2失点目を防ぎ 1-1 のまま前半を終えた。

ここでアポイントの時間が来たので腰を上げた。そして最後のアポイントを終えて空港に送ってもらい、午後3時半ごろにシドニー行きの飛行機のチェックインを終えた。
Adelaide 空港は改装され素晴らしくきれいな空港になった。しかも国際線の発着が“少なく”全体的に利用客もそう多くないせいかチェックインやらすべての手続きがスムースに進んだ。 Business Class ラウンジは Free のWireless サービスがあり、そこでSydney FC が1-2 で逆転されて敗れた試合結果を知った。

これで Perdik Kedik はホームで上海申花、Syndey FC を破ったことになる。この時点で浦和 REDS が勝ち点7で首位に立ったが
4月25日は上海申花、5月9日は Perdik Kedik とアウェーでの連戦が続く。これは予想以上に厳しい戦いとなるに違いない。
また Sydney FC は次節ホームに Perdik Kedik を迎える。 Perth にはインドネシア系の移民が多いけど Sydney はどうだったかなぁ? 

4月13日、私を乗せた(他にも沢山乗せていたけど、当り前か?? ) カンタス機は成田空港に到着した。
あぁ来週から会社に…. 行きたくないなぁ・・・・・