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本・大崎梢 「背表紙は歌う」

2012-11-11 07:16:08 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

            背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)

 内容(「BOOK」データベースより)
「とある地方の小さな書店が経営の危機にあるらしい」よくある悲しい噂のひとつだと思っていたが、書店営業仲間の女性がそのことを妙に気にしていて…。個性的な面々に囲まれつつ奮闘する井辻くんは、東に西に今日も大忙し!出版社の新人営業マンの活躍を描いた、本と書店を愛する全ての人に捧げるハートフル・ミステリ。出版社営業・井辻智紀の業務日誌シリーズ第二弾。

 目次 ビターな挑戦者 / 新刊ナイト / 背表紙は歌う / 君とぼくの待機会 / プロモーション・クイズ

出版社の新人営業マンのひつじくん、基、井辻くんのお仕事話

その営業マンって、ライバルと思いきや、案外横のつながりがあって楽しそう。
出版物が多すぎて営業も書店も四苦八苦している様子が書かれている。
ブログから本に・・・っていうのもあるでしょ。そういうのはちょこっと並んでなくなっちゃうみたい。プロじゃないからあとも続かないし、1冊きり。そういう本だって並べなくてはならないからね。だからその本はどこにありますか?って聞くと、お取り寄せ。大きな本屋さんでもそうでした。
そう、だから小さい本屋さんだとなおさら本がない!?だから大きいところに行ってしまいます。とは言うものの、どの道お取り寄せだったら近所の小さい本屋さんでもいいのよね。

「ビターな挑戦者」 どでかい態度の暴言男 取次店の大越のお話

「新刊ナイト」 とても言いお話 すべてがわかって・・・最後は  
サイン会の仕組みがわかりましたね。

この二つがとてもよかった。

「背表紙は歌う」 リニューアルされて再び書店に・・・そういうことでしたか。

「君とぼくの待機会」 なんとか賞ってそうなっているの?で、そうやって待っているの?

「プロモーション・クイズ」 謎解きを一生懸命にやっているのよ。

 
ってことで、最近本好き本屋好きになった者としては、とても面白く楽しく読めました。
書店に行っても本だけじゃなくどらどらと見渡してしまいます。それもまた楽しっ!


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