千葉県でやっている女子プロゴルフ大会伊藤園レディースの最終日を観ました。最終日は首位が西郷真央で2位グループに鈴木愛が入っていました。16番で西郷が16アンダー、鈴木が13アンダーで3打差ありました。次の17番(PER4)は左側が池でピンは池から4~5mの処にある難しいホールです。2打目をピンを狙ってバーディーを狙うか安全にグリーン中央を狙ってパーで納めるか、ピンを狙うと池が待ち受けています。バーディーで上がればまだ優勝の可能性が残ります。池に落ちると3位以下に落ちる可能性が出てきます。
賞金額が大きく違ってくるので「安全」をとるか、勇気をもって「チャレンジ」してくるか、どちらを取るか見応えがありました。鈴木選手は2打目を果敢にピンを狙い、左の池に落ちてしまいました。この打ち方で2位に甘んじるのではなく優勝を狙ったという事が判りました。次に打つ西郷は3打差あるので、当然グリーン真ん中に打ってきて狙い通りでした。解説者は「勇気をもって打ちましたね。結果は上手くいかなかったが、流石に鈴木選手で立派ですね」と解説していました。安全を取らなかった鈴木選手の心意気に感動しました。結局、西郷選手が3打差のまま久しぶりの涙の優勝を勝ち取りました。
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