船橋市の市民ギャラリーでの写真展にクラスから3人が応募していたところ、クラスのメンバーが聞きつけて10人ほどが見に来てくれました。わざわざ見に来てもらうほどの写真では無かったのに有難い事でした。僕の「手賀沼夕景」は入選していませんでした。写真展が終わり、最終日に『入選作品の審査員による講評』があるので聞きに行ってきました。入選写真のどこが良かったのかは重要な事なので知っておきたかったのです。
審査員の講評が2時間ほどあり、講評を聞いて判ったのは、審査員がどういう写真を良い写真とみているかは、ごく当たり前のことですが、その審査員の「写真に対する考え方」により違ってくるという事です。綺麗な風景写真や芸術的な写真は1枚も入選していませんでした。ただ綺麗なだけの写真は良い写真とは見ていないようでした。どんな写真が良いかというと想像力を掻き立てられるような写真が良いという話をしていました。友人が主人が脱いだズボンをそのまま干した「抜け殻」という題名の写真が「優秀賞」を受賞していましたが、そういえばそのズボンから想像されるものが出てきます。僕なら日常的な写真より非日常的なものを撮りたいので、やはり考え方によるものですね。趣味で撮る自分が好きな写真と入賞を狙った写真とは別なものになるようです。
(手賀沼夕景)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます