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元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

「香港国際警察 NEW POLICE STORY」

2005-11-18 18:50:34 | 映画の感想(は行)
 (原題:新警察故事)いくら腕の立つジャッキー・チェン警部とはいえ、完全武装した犯人グループのアジトに10人足らずで乗り込んで行けば返り討ちに遭うのは当たり前。さらに、彼の勤務する警察署はニセ警官だの凶悪犯だのがノーチェックで出入り自由ときては、爆弾を仕掛けられるのも当然だ。この映画はかくもディテールが甘い。でも、そこが香港映画らしい“愛嬌”とも言えるのだ(笑)。

 ハリウッドで“便利屋”扱いされていたジャッキーは、久々ホームグラウンドに帰って水を得た魚のように大暴れしている。

 強盗団に部下を殺された警部の苦悩とか、犯人グループの屈折ぶりとか、そういう暗いモチーフも何のその。一度始まると留まる事を知らないアクションの釣瓶打ちに見とれるしかない。

 特にバスの暴走を阻止する場面は、数ある彼のフィルモグラフィの中ではベスト5に入るパフォーマンスだと思う(彼の年齢を考えると、驚くべきことだ)。

 決して彼のワンマン映画ではなく、ニコラス・ツェーやダニエル・ウー、シャーリーン・チョイといった若手にも花を持たせているのが嬉しい。チャーリー・ヤン扮する婚約者とのやり取りも良く、ラストなんか泣かせてくれる。上映時間をあと20分ほど削れば言うことなかった。
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「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」

2005-11-17 20:09:14 | 映画の感想(は行)
 マーベル社が61年に発表したコミックの映画化だが、ある年代より上の層には「宇宙忍者ゴームズ」と言った方が分かりやすい(私もその一人 ^^;)。

 「バットマン」や「スパイダーマン」などとは違い、ダークさやマニアックさは皆無。ティム・ストーリー監督は誰が観ても納得できる明朗娯楽編に仕上げている。展開はコンパクトかつスピーティで、事故で強力な宇宙嵐の放射線を浴びた4人(および悪役)が大した努力もせずに特殊能力を存分に使いこなし、すぐさま全面対決へと繋がる都合の良さも、笑って済まされる。これならいくらでも続編を作れるだろう。

 当然の事ながらSFXは良くできていて、特に橋の上での大事故を防ぐために4人が初めて活躍する場面は手に汗握らされる。まあ、このシーンがあまりに出来が良いので、終盤のクライマックスである悪役とのバトルが見劣りしてしまうのは痛し痒しであるが(笑)。

 キャスト面では“インヴィジブル・ウーマン”役のジェシカ・アルバに尽きる。それ以外はどうでもいい(爆)。ハイライトは“見えざるストリップ・シーン”だろうが、次作ではさらなる露出度アップを期待したいものである(やっぱり無理かな・・・・笑)。
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本日よりブログ始めます。

2005-11-17 18:57:25 | その他
 以前はあっちこっちのサイトの掲示板に文章をアップしていましたが、今回一念発起して(・・・・というほどでもないけど ^^;)ブログを作成して一元的に情報発信していくことにしました。

 内容はタイトル通りに映画の感想文が中心ですが、あと読んだ本の書評や時事ネタなども織り込む予定です。

 なお、私はネットワーカー歴はけっこう長いですが(パソコン通信の時代からやってます)、プログはド素人なのでいろいろお見苦しいところもお見せすると思います。そのへん、どうか御容赦を。

 それでは、どうぞよろしく。
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