2000年作品。不法滞在中の日系ブラジル人とその恋人の中国人が、密航費用を稼ぐため仲間とつるんでチャイニーズマフィアと広域暴力団との取引現場を襲撃。見事に現金を奪ったつもりだったが、中を確かめてみるとそれは麻薬だった。警察からもヤクザからも追われる立場になった主人公達は、必死の反撃を試みる。
馳星周のベストセラーを三池崇史監督が映画化したものだが、作品の質にムラがありすぎるこの監督の、出来の悪い仕事に属するシャシンだ。妙にコメディ・タッチで“ハジけよう、ハチャメチャで行こう”という掛け声だけは伝わってくるが、画面自体が何ともサムい。本作は封切り当時に観たが、少なくはなかった観客の間からは、笑い声のひとつも聞こえてこなかった。
主役のTEAHとかいうのが顔が濃いだけで、演技面は何も見るべきものがない大根。吉川晃司と及川光博の悪役も貫禄不足。柄本明や大杉漣、麿赤兒、田中要次といった面々もすることがなく手持ちぶさたの様子だ。ただしミッシェル・リーが見られたから、それだけはヨシとしよう(笑)。
馳星周のベストセラーを三池崇史監督が映画化したものだが、作品の質にムラがありすぎるこの監督の、出来の悪い仕事に属するシャシンだ。妙にコメディ・タッチで“ハジけよう、ハチャメチャで行こう”という掛け声だけは伝わってくるが、画面自体が何ともサムい。本作は封切り当時に観たが、少なくはなかった観客の間からは、笑い声のひとつも聞こえてこなかった。
主役のTEAHとかいうのが顔が濃いだけで、演技面は何も見るべきものがない大根。吉川晃司と及川光博の悪役も貫禄不足。柄本明や大杉漣、麿赤兒、田中要次といった面々もすることがなく手持ちぶさたの様子だ。ただしミッシェル・リーが見られたから、それだけはヨシとしよう(笑)。