斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

傍若無人に走っても

2006年08月26日 | クルマ
24時間テレビが始まり、高校生ぐらいまでの夏休みがそろそろ終わりを告げようとしている今日この頃。

先ほどの帰宅途中に夏休みらしい(?)出来事に遭遇してしまいました。

それはタイトルにあるように傍若無人に走る若葉マークのクルマです。

休日の国道を前走車を煽るだけ煽り、信号が赤になっていると右折レーンに車線変更し、青になると同時に急発進をして直進車線に戻るという危険な運転をしておりました。

当方は巻き込まれるのが嫌なので、交差点待ちでパスさせ一定の距離を保っておりましたが、その後も片側1車線だというのに煽り倒しておりました。
意外と根性がないのかただ煽りたいだけなのか知りませんが、対向車線がクリアになってもパスしていかないし・・・(いまさら追い越し禁止を守るような運転者だとは思えない)

もうひとつこのクルマに関わりたくなかった理由があります。
去年デビューした某軽自動車(ホンダの四角い奴ね)なんですけど、ナンバーが土浦50だったんですよ。
乗っている人間よりもクルマの素性のほうに難(テンプラとか偽プレとか)がありそうなので・・・普通は土浦580か土浦583だと思います。(クルマよりナンバーのほうが古い!)

今日はたまたま無事にに済んだかもしれないけど、中には切符を切る白黒ツートンのクルマに乗る方よりもある意味怖い方もいるわけですからね。
いろいろな意味で、制裁を受けたりケガをしたりする前にやめたほうがいいですよ。
若さゆえのシャレで済むうちにね。

補足
何でこんなに長い間目撃していたかって?
別に追っかけていたわけではありませんよ。
実際こんなことしてもたいして変わらないから見続けることができただけです。

最近の日産のジンクス

2006年08月26日 | クルマ
実質最後の型になってしまったブルーバード(U14型)の話を少々。
バブルが完全にはじけた後に開発が始まり、プリメーラの台頭により同一メーカーでもライバルが出来てしまった型です。
先代のU13型ブルーバードはNDIによる尻下がりなデザインが不評だったSSSシリーズと4ドアピラードハードトップのARXシリーズとのキャラクター分けが失敗におわ手しまいました。

ブルーバードとしては起死回生をはかる型がU14型だったのです。
ただ、そのころの厳しい日産の台所事情を反映したように同サイズのプリメーラとかなりの部分を共通化し、ほぼ同じ時期に登場しました。

結果として2代目プリメーラは初代ほど尖がったスポーツセダンの印象はなくなってしまいましたが、ブルーバードは久々に“スーパースポーツセダン(SSS)”にふさわしいモデルになりました。

しかし、市場はもとより評論家の反応は冷たいものでした。

中にはこんな酷評も書かれていました。

「いまどき“SSS”を“スーパースポーツセダン”だと思って購入するユーザーはいない。もしいるとしたら惰性でブルーバードを買い続けている、時代遅れのユーザーのみ」

実はこの型のブルーバードって結構好きなんですよ。
凝ったメカニズムではなく、バランスの良さを身上にしたモデルは510や910に通じるものを感じたんですけどね。
この懐の深さを感じ切れなかったのかなぁ。

その後のブルーバードに関しては言わなくても良いでしょう。

シルフィのサブネームとともに車名は残っていますが、あれは何の後継者なのだか良くわからないし・・・

SSSを愛したユーザーには逃げられていったし・・・

3車種ぐらい減らした結果があの販売台数じゃ、成功を収めてるとは言いがたいし。。

日産のジンクスとして古くからある、“2代続けて人気モデルを作れない”につづいて“起死回生をはかるモデルがトドメを刺す”という悪いジンクスを結果として作ってしまったようです。

補足
クルマとしてはまじめに作られています。
50万円程度の予算でまともなクルマが欲しいという方には最適な1台です。
探すと意外とタマはあります。