斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

定期点検の準備

2013年07月31日 | カリーナ1.6GTの話題
2月と8月は当方所有車両の点検時期です。
今年は車検年ではないので、大物整備をする年です。

そんな理由で、12ヵ月点検の予定調整を栃木トヨペットに勤める同級生I氏にお願いしました。

お盆前は納車と車検で忙しいとのことで、当方の車はお盆明けに面倒を見てもらう事に。
ひょっとしたら、カリーナは社外品を使っての整備のほうがメリットがあるようであれば、お盆休み中にI氏実家整備工場で12ヵ月点検を済ませてしまうかもしれません。

カリーナをスチーム洗浄用の外リフトに掛けて、取り敢えず下廻りを見てみましたが…
ステアリングラックブーツに結構なヒビが入っています。
グリス漏れしないように、カリーナの使用は少し控えた方がいいのか?

今度の点検でカリーナは98,000kmで実施したタイミングベルト他交換の際には、手を付けなかったウォーターポンプの交換をします。
13万kmを超えたのでちょうどいい時期だと思います。
4A-GEはタイベルを外さなくてもウォーターポンプを交換することが出来るので、クランクシャフトとカムシャフトのオイルシールの交換を優先しました。
クランクシャフトはタイベル交換に合わせて作業するフロント側だけでなく、ミッションを降ろさないと交換できないリヤ側も交換しました。

その時はクラッチのディスク&カバー類は状態が良かった(あと5万kmぐらいは乗れると言われた)ので、交換していません。
そして、新車時から手付かずですが、13万kmを超えた現在もまだ大丈夫なようです。

コロナは前回の車検から5,000kmは走っておりませんが、年数の経っている車なので、点検項目を省略することなく、やってもらう予定です。
珍しく、交換ネタがなく過ごせそうです。(ひと通り手を入れたし、手に入らない部品もあるので。。)

当方は、コロナ入手以降はディーラー任せというか友達任せで見ております。
近年ではあまり良く言われることの無い、ディーラー頼りです。(そもそも、この年代のコロナを専門にやるところなんて知らない。)
26年前の車が、一線級の実用車として使えるコンディションを保てているので、あながち間違えな対応じゃないんですよね。

まぁ、使い方と懐事情をよく知る、16歳のころから知っている友達に頼むことの出来る環境は感謝しております。

補足
このぐらいのペースで、変にケチらず適度に手を入れていれば、車って長持ちするよね。
正直、8年落ち7万kmぐらいでもげしょちゃんのカリーナより、はるかに程度の悪い車は山ほど見るよ。
車検10万円少々、6ヶ月点検8千円(オイル交換・タイヤローテション込み)、12ヵ月点検1.4万円(オイル交換+下回り洗浄&防錆塗装含む)ととても高いものではないともいます。

キロ100円を切った中古車(今度はイタリア車)

2013年07月29日 | クルマ
久々に見つけた1kgあたり100円を切った車です。

最初は、新車価格の100分の1になった中古車を探していたのですが、やましいことのある高級車でもない限りなかなかお目にかかることが出来ないので、新たな基準として、キロ100円未満という価格の付いた中古車に着目してみることにしました。

新車時の価格はさておき、1,500kgの車両であれば149,999円からがその対象になります。

個人的には、ある意味如何にもな車種だったのですが。。
この個体の前オーナーを知っている個体です。

平成12年式のアルファロメオ156の2.0ツインスパークセレスピードです。
ディーラー車で、GF-から始まる型式を持っています。

前オーナーは当方の知り合いで、当方がカリーナを購入した頃にこの156を購入しました。
7年落ち、5万kmに届いていない個体をディーラー保証付きで購入し、魅力的な走りを失わないよう、それなりに手を入れている個体です。

お約束通り(?)、セレスピードのリコール対策以外のトラブルも経験しております。

この頃から、イタリア車もだいぶ壊れなくなったと言われたのですが。。
「消耗品の範囲が広いんだよ。」と「リコールだから仕方がない。」と割り切れる可能性もあるのでしょうが…
同じころに同じような状態で購入した当方の車と比較するとかなり整備とリフレッシュにお金を掛けていました。

ガラスランが駄目になって窓が落ちたとか、ワイパーリンクの不調でアーム同士が衝突するという、四半世紀前の車でも味わったことの無いトラブルを目の当たりにした個体です。

クリア剥げ剥げでピンク色になってしまったので、結構なお金を掛けて(ドア&ガラス外し)アルファレッドに全塗装をしているし、膨らんで剥がれたドアトリムとダッシボードは張り替えているので、内外装は同年式の156と比較すると綺麗かもしれませんが、これがこの個体の罠です。

この手の車のお約束で、検切れ(一時抹消すみ)の現状渡しで10万円(税別)です。

失礼な言い方かもしれませんが、ディーラー車で2オーナー、電装系の不具合によりオドメーターはリセットされてしまったのですが、概算で10万km程度、メーター読み3,1万km、中古車店での表記は「メーター改ざん車」となっています。
全塗装時に傷さらいの板金歴やパネルの取り外しはありますが、修復歴はありません。

Goo-Netの車両情報によれば、1280kg前後なので、78.13円/kgとなっています。
1.5トン以下の車としてはかなり安価になっていると思います。

前オーナーさんに聞いたところ…
13年目の車検を今後も乗ることを前提に通すならば、点火系の修理、水回りの全交換、フロントサスペンションブッシュの交換、ブレーキローター交換、キャリパーOH、エアコンの修理、ヘッドライトの照度問題等々、金食い虫になったので、車検切れ前を機に手放したらしいです。(修理に上った項目は1順目ではなく、数順目とのことです。)

通すだけの車検で次のオーナーに渡ったら悲惨なことになるのでしょうね。

もしくは、機関の悪さの半分程度を説明し、内外装の状態の良さから、直す価値のある車として売るのかが気になるところです。

補足
元オーナーさんを知っている個体だったので、ちょっと連絡を取って状態や手放した経緯を聞いてみました。
そうしたら、「引き取り手数料を払って、解体に出したはずなのになんで?」と帰ってきました。

勉強の環境を変えるために

2013年07月28日 | カリーナ1.6GTの話題
来週に控えた論文祭り(今年からは択一問題も復活!)の勉強からの現実逃避に、中禅寺湖の湖畔に食事に行くことにしました。

往復100km少々のドライブは、思いつきで行っても苦にならない割には気晴らし度も高いです。

目的は、牛タンカレーを食べに行くことです。

帰り道には、水ようかんでもお土産に買って帰りましょうか。

もうひとつの目的は、カリーナ(4A-GE+6速MT)でいろは坂の上り下りもあります。

ローリングするのではなく、エアコンを切って程よく窓を開け涼しくなっていくのを楽しむ。
登坂区間では、低いギヤを中心に使う事で、普段はあまり使えない高回転を使っての走りを楽しむ。

何かあった時に対処しやすいように、基本的には左側車線をキープして走ります。

馬返のパーキングスペースで、リヤシートに置いてある荷物が飛び出さないようにシートベルトで固定したら、オーディオを切り、右ウインカーを挙げて本線に合流します。

アイドリング回転数ぐらいでクラッチをつなぎ、相良建設の詰所あたりでは3速に入るぐらい、あくまでマナーよく登って行きます。

1コーナー明けの橋梁区間では5速に入るぐらいに回すことなく登って行き、「速度を落とせ」の表示を目安にブレーキの効き具合等をきっちり確認しながら、車と体を慣らしていきます。

一つ目の波状路舗装の右コーナー明けから明智平までの完全な登り区間はエンジンを回し気味に元気に登っていきます。

バイクの走り屋さんがいなくなり、観光で上がる方が少ない時間帯を選んで登ったのですが、2車線使いまくって、アウトインアウトで登る同じ車種の列に呆れました。

補足
いろは坂の運転を覚えた車といえば、入社当時に会社にあったオドメーターの壊れたマーク2バン1.8GLの5MT車。
ちょっと派手なな荷重移動やラフなアクセルワークをすると、キャブレターのガソリンが偏って息つきし、失速する車でした。

おススメの仕様の提案に思う

2013年07月25日 | 車選びの考察
結構な数のディーラーをまわって共通して気になったことなんですが。。

買い替えを検討しに来たお客さんのあまり車を見ないような気がします。

全く見ないといことではないのですが、車検証の確認だけで済ますことがあまりにも多かったような。
査定を依頼しない限り、あまり細かく見る事は出来ないのかもしれませんが、あまりにも現在乗っている車に関して無関心すぎる。

佇まいを確認するだけ、どういったホイールを履いているか外装のアクセサリー類、車検証を預かるときに内装のアクセサリー類やオーディオに付いて何が付いてるかなど、そのオーナーさんの嗜好を推測できるヒントがあふれていると思います。
このような装備の中には、車種やカテゴリーが変わっても共通するものも多いことでしょう。

そういう事を踏まえてお勧め仕様というのを提案するのが、セールスの重要なお仕事だと思います。
なのに、テンプレのような見積もりの作成です。

まぁ最初にテンプレで作成するのはまだいいとして…

これを提示した際に、「足りないものがあったら、お申し付けください。」という流れになるのですが…

こういったご時世なので、当方が好むような、紳士・淑女の7点セットの大半は漏れた状態です。
なので、お願いすると、ひとつひとつに対して聞き返されます。

だんだん、イライラが募ります。

最後には、「なんでこっちが金払う事の理由をいちいちお前に説明しなくちゃいけないんだよ。黙って見積もりを作り直せ。」と声を荒げるようなことになります。

ひとつのディーラーではなく、数箇所でありました。

数種類あるトランクマットの違いを説明できないセールスもいたし。。

コーナーポール、ドアエッジガード、ハーフカバーは数か所で聞き返されました。

2セットとお願いしたハーフカバーが、見積もりのグレードやオプションを見直す度、消えていたり、1セットに減っていたんじゃ不信感を抱かざる負えない。

逆はよくありますよね。

ドアバイザーやナンバーフレームを付けない、好まない方が、見積もり作成時に何度もそれらのものが、金額計上されているディーラー(セールス)に不信感を抱く流れ。

本質的にはこれと同じことです。

補足
車検証を見せて、車両も担当の方が駐車スペースに移動させたにもかかわらず。。
商談メモには所有者と主たる使用者が同じにもかかわらず“所有権解除手数料”が計上されており、レースのハーフカバーを追加するように頼んだら。。
「げしょさんぐらいで付けているお客様はまず見たことがありませんが、本当に必要なんですか?」と聞き返してきた時は何を見たのが、逆に気になりました。(深く関わりたくないので、その場でお断りしてしまいましたが)

衝撃の燃費

2013年07月22日 | クルマ
N-BOXに乗り替えたら、燃費が良くなりましたよ。

この方が乗っているN-BOXは、FFのターボモデル。
その前に乗っていたのは、バモスターボ4WDモデルでした。

バモスターボは、宇都宮市の中心部をメインに使うとヒト桁の燃費を記録するという、軽自動車の常識を覆すような衝撃的な記録をマークしていました。

で、バモスの頃と住居が変わり宇都宮の中心を抜けないで通勤可能な方向の郊外になりました。
通勤距離は、2倍ぐらいになったでしょうか?
バモスのタービンブローを機にN-BOXに入れ替えたそうですが、さすが最新の軽自動車は力不足もそこまでなくて、燃費もいいしね。

というお話だったので、良くなったという燃費を聞いてみました。
タンクの位置の都合上満タン法で測るのは難しいそうなので、燃費計で測ると14.5km/lを下回ったことはないという事です。

で、1.3Lの現行フィットに乗っている方が、似たような経路を通っているらしいのですが…
フィットの燃費計は16km/l代をキープしているようです。

そこで、当方の車の燃費が効かれましたので…
エアコンを使う今の時期で、コロナが14km/l前後、カリーナが12.5~13km/l
と答えました。

こっちに驚いたようです。

燃費の秘訣的な事を聞かれたので、皮肉たっぷりに普段の使い方を披露。
・重量バランスをよくする為にトランクに荷物を積み、燃料は常に満タン近く。
・ドライバーが的確な判断が出来るように、エアコンは適温設定で常時オン。
・走りを楽しむためのスポーツタイヤを指定空気圧で。
・距離を走ったエンジンを保護する粘度の高いエンジンオイルを使う。
・セルが痛むのでアイドリングストップはしない。

燃費スペシャルな設定をしていない、カリーナGTが皮肉にもカタログ値近くの燃費をコンスタントに記録するあたりに不条理さを。。

補足
最近は、何のジャンルの車でも燃費ばかり聞かれて世知辛いという向きもあります。
個人的な考えになりますが、その手のジャンルの車の大まかな魅力は多くの方が把握しており、「そういったジャンルの車も旧来の燃費のままなのか?」とか「燃費をトレードオフできるほど魅力的なのか?」という方向に関心が湧いているのではないかと。
GTRやFJクルーザーを購入しても真っ先に燃費を聞かれるのも、こんな時代ならではなんではないでしょうか?
「あれで街乗りリッター6kmぐらい走るのなら魅力的だな。」とか「昔だとリッター4kmぐらいだったのに、今は6kmちかく走るんだ。」という感想につなげていくのではないでしょうか。。