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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

キャラバンとハイエースの違い

2015年06月01日 | クルマ
現行型では…
「雨どい(ドリップチャンネル)がないのがキャラバン。雨どいがあるのがハイエース。」あたりが有名ですかね。

まぁこんな事を話題にしていくので、緩い内容ですし、どうでもいいことが基本です。
でも、なんとなくはあるあると思えるような内容になっているといいのですが…

ディーゼルエンジンでオイルが減るのがキャラバン(ZD30DDTi)。オイルが増えるのがハイエース(1KD-FTV)。

Aピラーに頭をぶつけるのがキャラバン。ステアリングシャフトに蹴りを入れるのがハイエース。

お尻が熱くなるのがキャラバン。お尻が痛くなるのがハイエース。

盗まれないのがキャラバン。盗まれるのがハイエース。

なんていうのがあると思います。

水の音は、床から入ってくるのと屋根から入ってくる違いもあったと思いますが…
どっちがどっちだったか忘れてしまいました。

実はどっちもどっちで、程度問題のなんですがね。強いて言えば、こっちかな?というものです。
どっちが悪いとか圧倒的によいというものでもないと思っております。

プレミアムGXとスーパーGLに関する話題が出てこないのは、みんな会社で買った素のDXが基本ですから。
地域柄4WDを買うことが多いし、1円でも安く購入するために5速MTになることが多いので、こういう話題で盛り上がります。

ただ、ドリップチャンネルが有ることは絶対的な指名がありまして、無いと使い勝手が大きく下がる方もいるようです。

補足
E26型へのフルチェンジ時に話題になったり、ハイエースに対するアドバンテージになったりする装備が何ひとつない、ディーゼル4WDの5速MTなDXが一番最初に乗ったモデルでした。
日産の商用車の素晴らしいところは、ベースグレードでもキーレスが付いているところですね。

猿芝居に向けて

2015年04月07日 | クルマ
相変わらず、エンブレム剥がしをしていました。

これは、工場系の設備施工・保守をする企業に勤めている先輩の職場のを少々。

昨日のコペンローブSの納車自慢会(in黄色看板台湾料理屋)でお会いしたときもタイトルのような対応をしている車に乗ってきました。

余談ですが、栃木県内にある工場系の設備施工・保守企業ですから、大口の取引先は自動車メーカーおよびその系列・関連企業となります。
その結果、打合せ用の社用車は、ノート、フィット、トレジア、ミラージュの4車種があり、それらには猿芝居対応をされていません。
先輩はいすゞが、OEMで乗用車を扱っていた頃に入社しているので、ジェミニ(ドマーニ)に乗っていたこともあった。(客先に合わせて、メーカーを変えています。)

軽微な作業の時には4ナンバーのアトラスやキャラバンを使うことがあり、直行するときなんかには乗って帰ることもあります。

自動車メーカーの工場には、出入り業者の車に関してもいろいろなルールがあるんですよ。
「自社で取り扱っていないカテゴリーの車ならすんなり入れる。」とか「0・1・2・8・9ナンバーの車に関しては問われない。」、「エンブレムがなくて何処の車だか解らなければ入るのは止む無し。」っていうのは結構メジャーかな。
3番目の対応が、タイトルにした“猿芝居”になります。

納車自慢会で、そんなところに勤める先輩にお会いしたら…

翌日に直行で向かう先は日産系のサプライヤーさんらしいのですが、他のところにも持って行く機会があるE26型キャラバンNV350の2.0DXは…
外板に付くエンブレムはすべて剥がされていて、リヤゲートには最大積載量のステッカーしか張られていません。
それどころか、ステアリングホイールに付くNISSANのCIマークまできちんと外してあります。

こうしておくことにより、日産関連以外の自動車メーカーの客先でもだいぶ入りやすくなるそうです。

こういう話は、何故かトヨタがヒエラルキーの頂点となった場合の方が圧倒的に有名なのが不思議です。
トヨタは規模の大きさゆえに事例が多いからだと思うのですが、トヨタ以外はやっていないかのように思っている方もいるのが不思議です。

個人的には何処の自動車メーカーでもある程度やっていることだし、直接的に資本関係のない孫請けや受注先となる企業のほうが、気を使っていて、徹底しているような気がします。
先輩の勤め先はこの区分だと、後者に属するのかな。

研修期間が終わったら、会議室や社員食堂が新車商談会場になる職場なんて言うのはいっぱい知っていることに気が付いた。(もちろん、そこには国内シェアナンバー1のあのメーカーは一切出てきません。)

補足
新車のキャラバンに乗って来た先輩の勤務先は、取引のある乗用車を製造しているメーカーの車を新車購入すると、ガソリン券が貰えるとか。(職場で開催される商談会で購入しても特別値引きが大きくなるとか納車が早くなるといったようなことは無いそうで。。)

訃報 Mr.K片山豊氏逝去

2015年02月22日 | クルマ
故人の生前の偉業を語るには何から始めたらわからないぐらい。

手短に書くとすれば、北米自動車殿堂入りしている日本人4人の内のひとり、現在の東京モーターショーの初回の立ち上げに携わった、北米日産自動車の初代社長あたりを挙げておけばいいでしょうか。

個人的には、幸手クラシックカーフェスティバル(アスカル幸手で開催されていた頃)で三樹書房ブースで、サインを書いてもらう+αの時間お直接お話ししたことがあります。
当時大学生だった当方のくだらない質問にも丁寧に目線を合わせて答えていただいた記憶があります。

その後も、ニューイヤーのトークショーなどでお見かけするときも、年齢を感じさせないお姿が印象に残っております。
100歳を超えて自動車運転免許を更新さえれているエピソードを聞いた時には驚くというよりは、らしいなと思ったものです。

プロジェクトXで取り上げられる前は、“日本人が知らない偉人”のような存在でした。

氏の訃報は、まずアメリカで流れ、その半日後に日産が公式に発表したというのを聞き、不謹慎にもとてもらしいなと思ってしまいました。

Zの父親というだけでは表現しきれない、日本の自動車産業がここまで国際的なものになったのは、氏の功績によるものだと思います。

謹んでお悔やみを申し上げます。

役に立たないアドバイス

2015年02月08日 | クルマ
一週間ぶりの投稿です。

ドラレコの付け直しのお手伝いした際に従姉妹夫婦に聞いた話です。

実は、三十代にして初めての車を購入しました。

妻:栃木県と夫:茨城県出身で、ふたりの実家とも最寄りの駅は単線で通勤通学の時間帯以外は1時間に1往復しかないというところで、まぁ車社会な町出身です。

ちなみに夫婦とも車・運転に嫌いよりの興味がなく、免許を取った理由は就職に必要であったからであり、従姉妹は、転職した現在の勤め先では、運転免許が必須ではなかったので、持っていることを申告せず、出張先でのレンタカー運転を回避しているぐらいです。

マイカーを持たなくていいように、東京都23区内での生活を選ぶようにしています。

しかし…

クルマを購入するに至ったのは次女が小児性の疾患があり、昼夜を問わずに通院する必要が出てきて、カーシェアやタクシーの利用機会が増え、その費用が月平均6万円で、多い時には2桁万円に届くようなこともあり、交通費を抑えるためにマイカーを購入したに過ぎないのです。
そのことに踏み切れたのは、月2万円台後半が相場のところで、長さが足りない、軽自動車にしか車庫証明が下りない代わりに1万円台半ばの駐車場を借りることが出来たからです。

ということで、購入するのは軽自動車が絶対条件です。
あとは、オートマチック限定免許で運転可能、4ドア、4名乗車状態で小児用の車いすが載せられることあたりが要求性能になるかな。
レンタカーで借りてぶつけたことのある、N-BOX、スペーシアは嫌。

これらを満たしたうえで、予算は180万円ぐらいまで。。

で、旦那さんの職場で車を買う予定であることを世間話でしたら…
あと、数十万足してでもコンパクトカーを購入したほうがいい。
リヤシートも使うのであれば、最低でもVWのup!ぐらいを買わないと。
軽自動車を買うぐらいなら、FIAT500を買いなよ。絶対に生活が豊かになるよ。
軽自動車は、ジムニー以外に買う価値のある車がない。
今は、魅力的な軽自動車を造っていたメーカーは無くなったから、買う価値のあるのはないよ。
中古で綺麗な○○型のステラを買ったほうのが新車を買うより幸せになるよ。
駐車場代で軽自動車を選ぶと後悔するよ。月1万円未満だろ。駐車場選びから考え直しなよ。

と、自身の趣味や主張を押し付けるだけで、アドバイスにもならなかった事だそうです。
従姉妹夫婦がどうやってクルマを使うかを全く考慮していない、意見ですね。

出来ることならマイカーなんて持ちたくないけど、持たない方が家計を圧迫するようになってきたので、購入を検討しているというのが、いわゆる車好きは理解しないと駄目なんですよね。

補足
趣味にはお金を掛けるものという考えたの方なので、当方が2台車を持っていることにはさほど驚かれない。
一番役に立ったアドバイスは当方の、「ムーヴがモデルチェンジが近いから、納得のいく範疇なら、予算を抑えて好条件で買えるかも。」だったそうです。

キロ100円を切った中古車2015 その1

2015年01月31日 | クルマ
今年も、個人的に好きなシリーズのネタが見つかりました。

何時ものAさんの車屋さんの自社取り車です。

平成13年12月初度登録で、平成27年1月に車検切れに伴い、一時抹消してあります。
13年以上前のモデルですが、実質最終モデルで、車名的にはひとつ前になる型の初期型です。
生産期間が永かった型なので、そこまで古さを感じませんが、増税対象年式の旧い個体となります。

車両販売価格は15万円(税抜)となっており、車検証上で確認できる車両重量は1,770kgなので、消費税込でも、91.5円/kgとなります。

前置きで車種名を察していた方もいると思いますが、グレード等を含めて書いてみますと…

TA-GF50型の日産シーマ450XVです。
V8エンジン搭載車の中間グレードで本革パワーシート、インパネ組み込みのDVDマルチ付き。ボディカラーはパールホワイトとなっているので、この手の車の装備条件としては悪くないと思います。
2オーナー車で修復歴はありませんが、ローダウン車というところが気になるぐらいかな?
純正フォグランプって、あんな社外品を後付けしたような収まりなんだ。。

ハンドルの革にスレによる色落ち、運転席の革に若干のヒビが出ていますが、そこまで酷くはないと思います。
DVDナビがたまに考え事をするらしいですが、バックカメラ、後付けの地デジチューナーとDVDビデオプレーヤーを映し出す分には問題がないので、充分ではないでしょうか?

走行距離は不明ではなく、実メーターで16.6万kmなので、月1,000kmちょっとで13年間走ると届く走行距離数なので、そこまで多い距離では無いかと。。
月1,200km走っていると、18万kmを超えてしまいますので、年式相応の走行距離といえると思えます。

社外グリル、凝ったデザインの社外マフラーカッター付いていて、215/60R17のブリザックREVO1を組んだ純正アルミを履き、トランクにはRS★R Ti2000の箱に入ったノーマルスプリングとプチプチに包まれた純正グリルもあります。
ペダル類は、インフィニティマークの付いたドレスアップ品が付いています。

直近のオーナーは多少ヤンチャ指向にカスタムしていたようですが、純正フォグとコーナーセンサーの付いたバンパーが綺麗な状態で残った車体、外したノーマルパーツはトランクと後席の足元に残っているあたりを見ると、大切に乗られていた個体と推測されます。
リヤピースを交換したぐらいに主張したテールエンドになるマフラーカッターもいいですね。
シーマらしい、静かさも楽しめるのでしょうから。(意外と、中途半端な社外マフラーより高い品の可能性も有りますが。。)

高級車は意外と年式が低くても、それなりに引き合いがあるからこういった値段になっても、店頭に並ぶのでしょうね。。

登場時に話題になった、“シーマ・バルカン”も今やキロ100円の射程圏内に入るようになったか。。

自動車税が安くなるのと、いろいろ音を出すのに有利なんだけど、圧倒的にタマ数の少ない、3リッターターボのほうが、程度が悪くても値段が付くようです。

補足
ホイールベースの長い車種を車高を落としていたので、下回りにそれなりに擦った跡があります。
ノーマルタイヤ用に19インチアルミを用意して、程よく車高を下げた状態で2年間乗るには楽しい車かもしれません。
弄ってある感じと程度を見て、個人的にもちょっと魅かれた個体です。