斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ご当地ナンバーに思う

2014年11月17日 | 本日のニュース
本日より、世田谷や杉並をはじめとした17か所のご当地ナンバーが開始しました。
とりあえず、栃木県には新たなご当地ナンバーが始まらなかったので、栃や栃木ナンバーがいたずらに減ることが無くて、ひと安心したところです。

新たに前橋ナンバーが始まった事を聞いて、常に高崎と前橋は鍔迫り合いをしていなくてはならないかと勘繰ってみたり。。
そして群馬県という事で、わずかな期間手元にあったアリストは大叔父・現在のオーナー共、群馬ナンバー管内のままですね。

で、ニュース映像なんかでご当地ナンバーで気になった事が…

希望ナンバーの場合は、従前の#30ではなく、#10になったのでしょうか?
制度開始日に合わせて、好みの番号のご当地ナンバーを付けている方のナンバープレートが510とか310となっていたので…
それと、「ご当地500 さ・・・4」のようなナンバーを付けている映像を見かけたので、何ぞやと思い考えてみると、通常払い出しで出てくるもっとも若いナンバーが4番であることに気が付きました。
だから、公用車に個人的な思想では縁起が悪そうで回避したい番号のナンバーが多いのか!

ここからも個人的な好みの問題ですが、別にやましいことをしているわけではないけど、あんまりにも住んでいるところが特定されるようなナンバーは付けたくないというのもあります。
その市や特別区だけに適用されると異様なご当地ナンバーだと、原付のナンバーと同じような気もするし。。

ご当地ナンバーの登場により、ますます無駄なナンバー交付が増えているので、いっそのことナンバープレートのポータビリティ制度を初めてもいいような気がしますが…

登録区分、管内が変わらなければ、同じ番号を引き継げるようにすれば、無駄が減ると思うのですが…
希望ナンバーを取る方にはいつも同じナンバーを選ぶ方もいると思います。
当方の知人で抽選番号の数字を取るのですが、希望ナンバー開始後4台の車を乗り換えたら、「とちぎ500た(ただし、ハズレている間にとちぎ500さの別番号」、「とちぎ501め」、「とちぎ504ひ(はずれたため、とちぎ500なで3週間乗る)」、「とちぎ507#(はずれたため、とちぎ500みで1ヵ月乗る)」と無駄なナンバーを付けている機関が発生していることが多いです。

折角の抽選番号であれば、その使用者の次の車に引き継ぐことが出来てもいいような気もします。(世界では、ナンバープレートの売買が出来るところもあるようですからね。)

補足
ご当地ナンバーは、独自の交付先を持たないから何とも不思議な光景になるんですよね。
宇都宮の陸事に行くと、宇都宮ナンバーだけでなく那須ナンバーも交付されますから。。

意外なのか当然なのか

2014年10月08日 | 本日のニュース
ちょっと前ですが、興味深い記事があがっていました。
統計を基に起こせる記事ですから、出来れば秋の交通安全運動の実施中に出して欲しかった記事だったような気もします。

その記事のタイトルは、「<踏み間違い事故>20代の事故最多、慌ててパニック原因か」です。

個人的にこのタイトルに驚きました。
勝手な想像ですが、現役の運転者数が多く、身体的能力の衰えが顕著になってくる50代の方が多いものと思っておりました。もしくは、AT限定免許が一般に向けても始まったころに免許取得年齢に達した、40代ではないかとも想像してしまいました。

以下に記事の引用を転載しますが、その冒頭にも当方と同様な感想が枕として書かれております。

<踏み間違い事故>20代の事故最多、慌ててパニック原因か   毎日新聞 10月5日(日)15時12分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141005-00000015-mai-soci

*****以下、記事の引用*****

ブレーキとアクセルの踏み間違いによる人身事故が無くならない。昨年は全国で6448件発生し、54人の死者が出ている。9月にも佐賀県伊万里市のスーパーに車が突っ込み、男性客1人が負傷した。事故を起こすのは筋力や判断力が落ちた高齢者が多いと思われがちだが、昨年は20代が最多だった。「不注意で誰にでも起こりうる事故」(佐賀県警捜査関係者)で油断は禁物だ。

■被害ショック大きく

 「車が突っ込んでこないか、今でも怖くなる」。伊万里市の事故で負傷した井手託磨(たくま)さん(59)は時々、恐怖心に襲われる。

 9月10日午後7時50分ごろ、妻と買い物を終え出口へ向かっていて突然はねられた。衝撃や音は全く記憶にない。「気が付いたら、救急車の中だった」

 全身を打撲しガラス片で顔を切った。今は庭園管理の仕事を休業し自宅で静養中だ。「事故後、暮らしががらっと変わってしまった」と話す。

■免許ゴールドでも

 県警によると、運転手の会社員の男性(55)に持病はなく、ゴールド免許(5年以上無事故無違反)だった。「駐車しようと減速していた。気が付いたら店に突っ込みそうになり、ブレーキを踏むはずが慌ててアクセルを踏んでしまった」と釈明しているという。捜査関係者は「運転に集中していなかったのが原因」と指摘する。

 この男性も中高年だが高齢になるほど多い事故というわけではない。公益財団法人・交通事故総合分析センター(東京)によると、昨年、踏み間違いで人身事故を起こした運転手(6448人)は20代が22%と最多で、運転人口の多さなどのためとみられるという。70代17%、60代15%、80代と30~50代は各10%前後で、世代による大きな偏りはない。原因は調査に答えた28人の約4割が「慌て、パニック」で最多だったが、事故の解明は進んでいない。

*****ここまで引用*****

記事はこの先も続くのですが、とあるブレーキペダル宣伝にもなるような内容だったので、割愛します。
どちらかと言えば、ブレーキオーバーライドシステムについてでも触れればいいのに。。
記事に突っ込みを入れるとしたら、「免許ゴールドでも」の章で取材しているかたが、最多の20代の事故経験者で無いところも不自然な気もします。

20代が多い原因は何なんでしょうね。
年代別人口構成でも、免許所有率から見ても決してドライバーの数が多い年齢層には思えないのですが、操作ミスから来る事故は、やはり慢心や衰えよりも経験不足の方が判断ミスを犯しやすいという事なのかな?

アクセルとブレーキを踏み間違えた時の対処は難しいような気もしますが、何らかの原因でアクセルペダルが戻らなくなってしまったときは…
取り敢えず、運転席の一番左にあるペダルを左足で思い切り踏み込むというのはどうでしょうか?
3ペダル式マニュアル車なら、クラッチペダルになるので動力が伝わらなくなり、被害を軽減できると思います。
自動変速機車なら、ブレーキペダルかパーキングブレーキになるので、止める方向に力が働くと思います。

左足で、ペダルを踏み込めたら、ギヤをニュートラルにすることを忘れないでください。

補足
何時だったか忘れましたが、警察官がマニュアル車の覆面パトカーを急発進させるという事故があったような。

いよいよ明日までです。

2014年09月29日 | 本日のニュース
タイトルは、秋の全国交通安全運動についてになります。

そして、最終日の9月30日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっております。

運転される方に限らず、いつも以上に安全に配慮して道路を安全に利用することを心がける必要があると思います。

そういえば、ここ最近取り締まりが多かったり著名人が一日警察署長なんかをやっていたりしたのはここに理由があったのですね。

運動期間に限らず、交通安全を心掛けるのは当然のことですが…
原二スクーターを利用して、エコ(ノミー)通勤をするようになってから、道路上でより危険性を感じるのは自転車です。

原二スクーターは、小さいので意外と遠くにいるように誤認される、30km/hではないので想像より速く追いつく、というデメリットがあるので、斜行や手抜きな後方確認の自転車の為に急制動をすることになった事が少なからずあります。
また、一時停止無視、逆走、小回り右折、大回り左折などの交通違反行為が一番多いのも自転車だと思います。

そこで、自転車を利用するする際に常に意識していただきたいことがあるので、ちょっと紹介してみたいと思います。

それは、「自転車安全利用五則」です。

自転車安全利用五則とは?~警視庁のサイトです~
見出しを紹介しますと…
壱:自転車は、車道が原則、歩道は例外
弐:車道は左側を通行
参:歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
四:安全ルールを守る
  ○飲酒運転・二人乗り・並走の禁止
  ○夜間はライトを点灯
  ○交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
伍:子どもはヘルメットを着用

最後は、子供に限らなくてもいいと思いますがねぇ。。

付帯項目に時代要請に応じた重要問題項目を記載しているので、埼玉県富士見市のポスターを紹介したいと思います。
http://www.city.fujimi.saitama.jp/40shisei/19chikatu/files/5soku.pdf
※リンク先はPDFファイルになるので、閲覧するのに必要なアプリケーションがインストールされていることをご確認の上、クリックを願います。

このポスター右下の「こんな運転もやめましょう」に掛かれていることがとても重要な事だと思っています。
ざっと、紹介しますと。
◆視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある運転
◆携帯電話を使用しながらの運転

これが、自転車安全利用五則から漏れているのは…
自転車に限らないからではないでしょうか?
内容は自転車に限らず、自動車・オートバイの運転者や歩行者にもかかわることですからね。

珍しく、リンクのURLが貼ってあるエントリーになりました。

最後に、自転車は車のなかまです。

補足
原付一種だと二段階右折が必要になる交差点をリード110で右折したところで、警察官に停められた瞬間に、「いい年して交通ルールは守りなさいよ。若者の見本になる年齢でしょ。」といわれたのが、今年の秋の交通安全運動期間のいい思い出です。
「中免持ってて、甲種登録している車種でも二段階右折しなくては駄目ですか?」と当方が訪ねた後、ひと言も謝らず、名乗らず、回答せずに免許証の提示を求めたのは、大物だとは思った。

マニュアル車の急発進

2014年05月20日 | 本日のニュース
オートマチック車ほど話題になりませんが、ゼロではありません。
しかも、現在市販されているマニュアル車にはオートマチック車よりも厳しいような気がする、クラッチを踏み込まないとセルが回らない、「クラッチスタートシステム」という安全装置が付いております。

YOMIURI ONLINEにこんなニュースが載っていましたので引用します。

ギア入ったままでも始動する旧車種…急発進事故

福岡県田川市で18日夜、軽ワゴン車が歩行者を次々とはねた事故で、ワゴン車は所有者の露天商男性(77)が車外からギアが入った状態でエンジンキーを回して急発進していたことが、県警田川署の調べで分かった。

 この事故で、男性や女子中学生ら3人が重傷、ワゴン車の助手席に乗っていた女性(79)ら8人が軽傷を負い、同署は自動車運転過失傷害容疑で男性から事情を聞く方針。

 同署によると、ワゴン車は1995年式のマニュアル車。ワゴン車のメーカー広報部によると、当時はギアが入ったままでもエンジンがかかる構造だった。事故防止のため、同車種は99年式以降、クラッチを踏まないとエンジンがかからない仕組みに改良されたという。

http://news.livedoor.com/article/detail/8847438/
上記URLより引用

クラッチスタートが付いたことにより、マニュアル車でも押し掛けや引っ張り掛けは出来なくなっております。

それだけでなく、ひと昔前なら教習所で教えていた、「エンジントラブルがあった時はセルモーターを使って強引に脱出する。」というのは出来なくなりつつあります。
でも、これが出来るぐらいなので、この事故のように急発進する可能性は十分にあると思います。

個人的な経験からすると、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)を掛けてあれば、動くけど、急発進して数十メートルも走るようなこともないような気がします。

今回の事故は、クラッチスタートシステムが付いていなかったことよりも。。

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)を掛けずに、ローギアかリバースギアに入れて停車していた車を社外からエンジンを掛けようとした行為が、急発進につながったのではないでしょうか。

補足
個人的には、勤め先のサクシードバンのクラッチスタートシステムが壊れまして…
山奥に入る現場だったので、3時間以上待って、30km近く離れたディーラー(その場所なら、最寄りの栃木トヨペットです。)引き上げてもらいました。

追悼 小林彰太郎氏

2013年10月30日 | 本日のニュース
去る、平成25年10月28日にカーグラフィックに立ち上げから携わり、初代編集長であり、名誉編集長である自動車ジャーナリストの小林彰太郎氏が逝去されました。
83歳だったそうです。

当方は氏が還暦を迎えたあたりの頃からは記憶があるのですが、年齢よりお年を召されているように感じたのは、若き日の大病の影響があったのかもしれません。

盟友であり親交の深い三本和彦氏とは2歳しか年上で無かったことに改めて驚いてみたり。。

氏は学生時代に自動車ジャーナリストを生涯の職業に決めた事が公式プロフィールに等に記載がありました。
亡くなる前日も、トヨタ博物館において自身の企画展のトークショーやサイン会に臨まれたとの情報があるので、高い志を全うされた人生であったと思われます。

日本の自動車評論業界や自動車雑誌業界に黎明期から携わり、今日のように育て上げることに大きく貢献されました。
現在の自動車雑誌では基本フォーマットとなっている、ロードインプレッションや各種走行テストを海外から持ち込んだり考案したりしたのも、市の偉業を語るうえで欠かせないエピソードであると思います。
評論方法や様々な主張の中には、個人的には賛同しかねるものも多かったのですが、ひとつの意見としてはブレが少なかったように思えます。
氏の理想とした自動車文化が欧州にあったため、最大の自動車市場の国や自国には手厳しかった印象があります。
のびしろを期待しての叱咤もあったような気もしますが、比較相手を持ち上げるための穴掘り作業も結構多かったような気もします。

謹んで氏のご冥福をお祈りいたします。

補足
周りの誤解されている方が多くて驚いたのですが、当方はカーグラフィックは嫌いじゃないですよ。
嫌いなライターの記事は、主張の平常運転を確認するぐらいに読み飛ばし、「こんなのが日本にあったんだ!」、という個体の中古車広告を見て驚く雑誌ですから。あれは。。
NAVI(特に二代目編集長以降)、ENGINE、GQ JAPNE(発行元が変わってから)が嫌いなんですから。